求められたら嬉しいのはいくつになっても変わらない。 例えば、仕事場で「君は必要な人間なんだ!」と言ってもらえると純粋にやる気が出るし、何より「自分じゃなければ無理なことなんだ」という特別感は満足度が上がるものだ。 それが親となって、子供に必要とされた瞬間は言葉では表現できない喜びがある。 必要とされているかは定かではないが、「これでいいのだ...んいや、これでもいいのだ」とバカボンのパパが言い直すレベルでこれでもいいのだ。多少の悲しみや勘違いからくるちょっとした恥ずかしさはあれど、娘の役に立てたのであればこれでもいいのだ。 と、強がってみたものの心の中で「シェー!」と叫んでいるのも本当はわかってほしい。わかってくれるのは赤塚不二夫さんだ [...]