都会では、怪しい物音で目を覚まし、恐る恐る外をのぞいて目にするのは、泥棒くらいのモンだろうが、自然豊かなアラスカの大地ではまた違った光景が見られるようだ。 ある朝、何者かがデッキを走る この地で写真家をしているティム・ニュートンさんは、ある日の朝、何者かが自宅のデッキを走り回る音で目を覚ました。 寝床から這い出て、カーテンを開け外の様子をうかがうと、デッキで猫のようなものを目撃。 しかし、何とも言えない違和感を覚えたティムさん。普通の猫にしては足が大きく、耳には短い毛が生えている。 「オオヤマネコだ!」と気づいたティムさんが、商売道具であるカメラを手に再びデッキに戻ると、そこには複数の子供を連れたオオヤマネコの一家の姿があった。 母 [...]