「大廃業時代」がやってくると報じられ、衝撃が広がっている。 中小企業で「後継者不足」が深刻 日本経済新聞は6日、後継者難が理由で黒字にも関わらず廃業する中小企業が増えていると報じた。 技術やノウハウが失われてモノづくりの基盤に打撃が及ぶだけでなく、生産性が高い黒字企業の廃業は雇用と国内総生産にも影響し、経済全体の効率が押し下げられる恐れがあるという。 2020年頃に「団塊経営者」が大量引退へ 経済産業省によると、中小企業の経営者の年齢層は年々高齢化しており、2020年頃に数十万の団塊経営者の大量引退時期が到来するという。 約3割が「後継者難」で廃業予定 60歳以上の経営者のうち50%超が廃業を予定しており、特に個人事業者では約7割が [...]