10月6日(金)よりジャパンコンテンツとアーティストのコラボ商材を発信するECプラットフォーム『COLLAB JAPAN』がスタートしました。藤子・F・不二雄原作「ドラえもん」を題材にした「浮世絵木版画」の新作の予約受付がスタートしました。
江戸の時代、風景画において葛飾北斎と肩を並べる人気絵師であった歌川広重の最高傑作と呼ばれる全55図「東海道五十三次」。その中から今回の「ドラえもん」浮世絵木版画は歌川広重の「東海道五十三次内 蒲原 夜之雪」をモチーフに江戸時代から「彫り」「摺り」の技術を継承する職人たちによって雪の夜の静けさの中、雪明りに照らされたドラえもんたちの切磋琢磨が描かれています。最高級の和紙(越前生漉奉書)の風合いと、三十数回におよぶ摺り重ねによる豊かな色彩を楽しむことができます。12月上旬から順次発送予定です。
■商品概要
商品名 :ドラえもん浮世絵 東海道五十三次の内 蒲原
予約開始日:2017年10月6日(金)10時より
販売価格 :39,960円(税込・送料別)
販売数 :限定300部
発売元 :株式会社版三
仕様 :絵(約W:約227mm × H:約360mm)、
専用額付き
額:木材、裏版・木製合板 マット:紙製
和紙:人間国宝 岩野市兵衛 越前生漉奉書
■商品制作に携わった職人紹介
・彫師:渡辺和夫
文化庁・無形文化財選定保存技術団体、
浮世絵木版画摺彫技術保存協会理事長/経済産業省認定 江戸木版画 伝統工芸師
1945年茨城県生まれ、1960年より江戸木版彫師・大倉半兵衛に師事。
1991年 フランス・エソンヌ県で開催されたJAPAN WEEKで木版の実演を行う他
1992年 両陛下の行幸啓に際し、展覧の品として木版画を出品した。
・摺師:吉田秀男
文化庁・無形文化財選定保存技術認定職人、
経済産業省認定 江戸木版画 伝統工芸師
1954年から渡辺和夫の父。義明氏(摺師)に師事。
現在まで渡辺木版の摺師として渡辺氏と共に作品を制作している。
・和紙:九代 岩野市兵衛(人間国宝)
1978年、九代岩野市兵衛を襲名。2000年6月に国指定重要無形文化財(人間国宝)に認定。木材パルプ等を使用しない、楮だけを使用した生漉き奉書一筋に専念。
越前和紙に伝承される古来の技法で作られた強靭かつ繊細な和紙は、版画紙として多くの美術作家、浮世絵木版画に提供されている。かのゴッホも岩野家の和紙を愛したと言われている。