九州南部の「新燃岳(しんもえだけ)」が6年ぶりに噴火し、関心を引いている。 6年ぶりに「新燃岳」が噴火 気象庁は10月11日、同日午前5時34分頃に宮崎と鹿児島の県境にある霧島山の「新燃岳」が噴火がしたと発表した。噴煙が火口300メートルまで上昇したが、噴火による噴石の飛散はなかったという。 新燃岳の噴火は2011年9月7日以来、およそ6年ぶり。同庁は、火口から概ね1キロメートルの範囲では大きな噴石に警戒することと、風下側に火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降る恐れがあるとして注意を呼びかけている。 2011年の噴火では熊本まで降灰 新燃岳は2011年1月の小規模噴火を始まりに、噴火を繰り返した。2月の爆発的噴火では火口から南 [...]