カリブ海に浮かぶ船、船に絡みつく巨大なタコ......まるで映画のワンシーンのような光景。この船、コディアック・クイーン号はなんと1941年の真珠湾攻撃の際に爆撃を逃れた漁船で、2年半前に発見されたものです。 この船を活用して人工サンゴ礁や観光資源、海洋研究の場などとして活用しようと、NGO団体とアーティスト集団、海洋教育を行うNPO団体などが集まり“BVIアートリーフ”と名付けたプロジェクトのもと行われました。 現在この船はタコとともにイギリス領ヴァージン諸島の海中に沈んでいます。 プロジェクトリーダーのクライブ・ペトロヴィッチさんは現在の様子について 「船と(タコの)アート作品は、短期間で無数の海の生き物を引き付けるだろうと考えられます [...]