株式会社ゲオは、Ponta会員の16 歳~69 歳600 名を対象に、「断捨離に関する意識調査」を実施しました。その結果”新社会人”が一番、断捨離に対して興味があることが判明!
実際に世の中の意識はどのようなものなのでしょうか。

新社会人は断捨離意識が高い!?

「断捨離(だんしゃり)」したいかを聞いたところ、「新社会人」( 21・22 歳、300名)の75.3%が興味を持っていることが分かりました。その内訳は、「(断捨離を)したことがある」が46.0%、「したことが ないが、したいと思う」が 29.3%となっています。
「その他の世代」(21・22 歳を除く16歳~69歳、300 名)に同じ質問をしたところ、「したこと がある」が43.3%、「したことがないが、したいと思う」が 35.4%で、計78.7%が断捨離に興味ありと いう結果でした。「新社会人」、「その他の世代」ともに、断捨離に対する意識が非常に高いということが分かりました。

「断捨離」のタイミングは?

断捨離のタイミングについて、「どのようなときに断捨離をしましたか、または、したいと思いま すか」と聞いたところ、「新生活※を始めるとき」という回答は、「新社会人」が66.3%、「その他の世代」 が42.0%で、「新社会人」が24.3ポイント高い結果でした。
ライフステージが変わるときは、生活環境も大きく変化します。新社会人は学生から社会人になる前に、身の回りの物を整理し、新しい気持ちで社会へ飛び立ちたいという気持ちが強いことがうかがえます。
(※「新生活」の定義は、「引っ越しの時」「一人暮らしを始める時」「社会人生活が始まる時」「結婚する時」「大学生活が始まる時」です。)

新社会人の断捨離タイミングランキング

断捨離をした、またはしたい理由は人それぞれですが、「気持ちを切り替えるため」、「新しい生活のために気持ちをリセットしたい」など前向きな意見が多いのも特徴でした。

リユースショップとフリマアプリを使い分け

新社会人に「不要になった物をどのようにしていますか」と聞いたところ(複数回答)、「リユースショ ップに持ち込む」が52.3%と最も多く、「 フリマアプリを利用する」が20.7%、で「リユースショップ、 フリマアプリのどちらも利用する」と答えた人が3人に1人(28.9%)でした。
「その他の世代」では、「どちらも利用する」が13.4%という結果で、「新社会人」は、リユースショップとフリマアプリを併用し、上手に使い分けていることが分かりました。

リユースショップやフリマアプリを使わない方法としては、「友人や親族に譲る」「オークションサイトで売る」といった方法もありました。不要なものはすぐに捨てるといった考えよりも、しっかりと再利用するリユースという考えや行動が定着しつつあることも分かります。
時間がないときすぐに現金化できるリユースショップ、時間があるとき手軽にできるアプリなど、自分のタイミングに合わせて使い分けをする人が多いようです。

断捨離したいものベスト3!

「新社会人」が断捨離をしたい物ベスト3をみると、1位「衣料」、2位「ゲーム・CD・DVD」、 3位「コ ミック・書籍」という結果で、6割を超える「新社会人」が「衣料」と回答しました。

これまで接してきた人々や環境と、これから始まる新生活において接する人々や環境の違いが、着るものに一番影響を及ぼすことが分かる結果となりました。特に新社会人になったタイミングで出勤用の服とプライベート用の服を分けている女性もいるのではないでしょうか。

「家具」「生活・調理・美容家電」「生活雑貨」「オーディオ家電」「携帯・スマートフォ ン・タブレット」「ビジュアル家電」「子供服・子供用品」「楽器・スポーツ・アウトドア用品・趣味の用品」 「デジタル家電」といったように、さまざまな物が断捨離したい物として回答されました。
不用品と思っているものでも別の人にとっては欲しいものなのかもしれません。

新生活が始まる方も、そうでない方も「断捨離」で新しい気持ちをスタートしてみてはいかがでしょうか?