梅雨や夏が近付き、湿度も高くなってきた5月。お風呂やキッチン、トイレなど、最近水回りの汚れが気になるという方、増えてきているのではないでしょうか?
中でも、きちんと掃除したつもりなのにどうもきれいにならない、正しいやり方がわからないなど、掃除の仕方に悩む人が多いのがお風呂です。
お風呂掃除の際気になる代表的な汚れといえば、黒カビ、ピンク汚れ、そして石鹸カス。
それぞれの汚れの特徴は?
ぱっと見て一番気になるのはやはり色のある「黒カビ」や「ピンク汚れ」。
でもこうした汚れは、掃除をするときちんときれいになります。
それに対して、白いひび割れのように見える「石鹸カス」の汚れは、掃除をして一瞬落ちたと思っても実際には落ちていないことが多い厄介な汚れです。
掃除した後にも汚れが残る、「ぶり返し汚れ」にもなることが多いのもこの汚れの特徴です。
手強い石鹸カス汚れ
石鹸カスはお風呂のいすやドアの内側、壁などにたまりやすく、気付きにくくかつ掃除もしにくい場所につく傾向があります。
お風呂場に石鹸カスができると水や汚れが流しきれなくなってしまうため、そこに雑菌などが付着しやすくなり、これを放っておくと、雑菌などの温床になるので非常に不衛生です。
しかし石鹸カスはもともとほかの2つの汚れと比べると認知度が低いこともあり、その対処法もこれまで明確になっていませんでした。
石鹸カス汚れに悩む人続出!!
実際にお風呂掃除をした方に意見を聞くと、以下のようなコメントが。
「石鹸カス汚れは、乾かしたらまた浮んできて残念だった。」
「石鹸カスが、乾燥させてもまた出てきた事が気になった。落とす方法はないのだろうか。」
「石鹸カスは、洗剤を使用することでシャワーで流した直後は落ちたように見えていたが、乾燥後は石鹸カスが浮かびあがっていたので、掃除がムダに思えた。」
「石鹸カスについて、我が家はタイルが白なので、気づいていなかったのかと不安になりました。 」
多くの人がこの白いしつこい汚れ石鹸カスに悩んでいるようです。
石鹸カスをきれいに落とす方法は?
石鹸カスは、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムが皮脂や石鹸に含まれる脂肪酸と一緒になってできているため、通常の浴室用洗剤では落ちにくいのが現状です。
掃除した直後は落ちたように思っても、乾くとぶり返してしまうため、 石鹸カスをきちんと落とすためには石鹸カスの掃除に特化した洗剤を使うのがオススメ。
しっかりきれいなお風呂にしたいと思ったら、通常の浴室用洗剤のほかに、専用の洗剤もひとつ使ってみるといいかもしれません。