かわいくなりたい女子を応援する情報メディア「ローリエプレス-LAURIER PRESS-」では、ユーザー226名を対象に第3回「10代、20代に聞くInstagramに関する調査」を実施しました。
インスタグラムに投稿するための撮影・画像加工関して
つい写真を撮りたくなる場所・モノ
「写真を撮りたくなる場所・モノ」という質問では、1位に「かわいい」(77.9%)、次いで「おしゃれ」(75.2%)、「きれい」(45.6%)、「おいしそう」(43.8%)という結果になりました。「話題」や「新商品」といった内容に関する付加価値よりも、「かわいい」や「おしゃれ」といった見た目や外観の雰囲気が、写真を撮りたくなる重要な指標となるようです。
インスタグラムにアップする写真を撮るときの平均枚数、一枚の画像加工にかかる時間
「インスタグラムにアップする、写真を撮る時の平均枚数」という質問では、「2~5枚」が53.3%で1位でした。次いで「10枚以上」(28.0%)、「1枚だけ」(16.9%)、「100枚以上」(2.2%)という結果になりました。また、「一枚の画像加工にかかる時間」という質問では、「~5分」が65.3%で1位でした。
2位は「~30分以内」(26.2%)、次いで「~0分」(4.9%)となりました。
昨年に同社が実施した「10代、20代女子に聞くInstagramに関する実態調査(2017.7)」では、同質問において、平均枚数は「2~5枚」(50.4%)が1位、画像加工時間は「5分」(63.8%)が1位であり、昨年対比で、ほぼ変化が見られない結果となっています。
撮影するときと、加工するときに、よく使用するアプリ
「スマホで写真撮影するときに使うアプリ」と「スマホで写真加工するときに使うアプリ」という質問をしてみたところ、用途によって使用するアプリを使い分けていることがよく分かる結果となりました。撮影時に使うアプリは、1位「端末標準カメラ」、2位「Foodie」、3位「B612」という順位になりました。ランキング外では、6位「LINE Camera」、7位「Beayty Plus」、8位「カメラ360」と続きます。加工時に使うアプリは、1位「Instagram」、2位「Snapseed」、3位「LINE Camera」というランキングでした。ランキング外では、6位「Analog Film」、7位「端末の標準編集機能」、8位「SNOW」が入りました。
以上の結果から、主流は「標準カメラで撮影したものを、インスタグラムで加工したのちに、インスタグラムに投稿する」ことのようです。インスタグラム映えスポットに注目が集まり、多くの投稿が見られました。
自分の好きな画像加工の雰囲気
「好きな画像加工の雰囲気」という質問をしてみたところ、「ピンクふわふわ系」が48.9%で1位でした。2位は「白っぽいヴィンテージ系」(27.1%)、次いで「彩度高めPOP系」(20.0%)、「クール大人系」(9.0%)となりました。昨年、同社が実施した「10代、20代女子に聞くInstagramに関する実態調査(2017.7)」では、同質問に対して、45.3%が「ピンクふわふわ系」の加工が好きと回答し1位になっています。昨年2位は「ナチュラル系」(35.8%)、次いで「クール大人系」(11.2%)、「元気POP系」(7.8%)でした。
昨年と比べ変化が見られたのは、「白っぽいヴィンテージ系」加工です。じわじわと人気が高まってきている加工の雰囲気で、彩度を押さえた白っぽいベージュ感が特徴です。
インスタグラムへの投稿・ストーリーズ・DM機能について
インスタグラムにアップするときに困った経験
「インスタグラムにアップするときに困った経験」という質問では、「撮影はしたものの、仕上がりに納得せず、投稿しなかった」が61.0%で1位でした。次いで、「被写体自体は良かったものの、撮影時の明るさが足りず、写真映えしない」(49.3%)、「人や気になるモノが映り込んでしまった」(39.0%)と続きます。映り込みや加工の納得感に悩んでいる女子は多いようで、当媒体の「余計なものを消す加工アプリのテクニック」(https://laurier.press/i/E1525841167692)や、「曇り空を明るくする方法」(https://laurier.press/i/E1510200824224)、「周りに差をつける画像加工術」(https://laurier.press/i/E1508231761860)などの加工ハウツー記事が人気なことからもうかがえます。また、背景紙や撮影小物を持ち歩いている女子もおり、特に、華やかな印象を与えるドライフラワーや造花、暗い色のテーブルやテイストの異なる壁などを隠すための白い布などの所有率が高いようです。
インスタグラムのストーリーズの使い方
「インスタグラムのストーリーズの使い方」について聞いてみたところ、圧倒的1位は、「通常のポストよりも気軽に、日常のできごとを投稿」(70.4%)となりました。2位は「Twitterでつぶやく感覚で、その場の感情や考えを投稿」(29.2%)でした。
また、ストーリーズは「通常のポストよりも気合を入れてオシャレに投稿」(9.3%)は、現状の割合は少ないものの、「インスタストーリーズのおしゃれな加工術」(https://laurier.press/i/E1523626155834)などの当媒体の記事反響傾向から見るに、加工術を気にしている女子は増えてきているようです。
インスタグラムのDM機能の利用頻度について
インスタグラムのDM(ダイレクトメッセージ)機能は、1対1だけではなく、特定グループ間で、クローズドにやり取りができます。テキストメッセージ以外にも、インスタグラム上の画像やストーリーズのシェアをしたり、端末から画像や動画のシェアも可能です。DM機能について「インスタグラムのDM(ダイレクトメッセージ)はよく使う?」に対する回答は、「よく使う」が65.5%、一方、「あまり使わない」は34.5%となりました。
インスタグラムのDM機能の使い方
6割以上が「よく使う」と回答したDM機能に関して、「インスタグラムのDMの使い方」という質問をしました。結果は、「ストーリーズでリアクションをしたり、コメントをしたりした流れで会話」が75.5%で1位でした。2位には「普段のメッセージのやり取りのツールとして利用(LINE等の他メッセージアプリも併用)」(45.3%)、3位は「気になったカフェやかわいいものを友人にシェアするために利用」(8.8%)です。「普段のメッセージのやり取りのツールとして利用(LINE等の他メッセージアプリも併用)」の割合が高いものの、一方で「普段のメッセージのやり取りのツールとして利用(他のメッセージアプリは併用していない」(1.9%)も、割合は少ないながら、一定数存在していることも分かりました。
日常生活実態:女子会に関して
女子会をする頻度について
「女子会をする頻度」という質問では、「たまにする」が66.8%で1位になりました。次いで、「よくする」(16.5%)、「しない」(13.8%)と続きます。「よくする」と「たまにする」を合わせると8割を超えており、女子のなかでは女子会は、定番のイベントとなっているようです。
女子会をする目的について
8割が「よくする/たまにする」と回答した女子会ですが、その「女子会をする目的」を聞いてみたところ、「友達との会話を楽しむ」が76.6%で1位でした。次いで、「カフェや食事を楽しむ」(70.1%)、「趣味(オフ会)を楽しむ」(18.7%)、「お酒を楽しむ」(18.2%)と続きます。最近では、アクセサリーや小物などのハンドメイドを楽しむ「DIY女子会」や、ボードゲームを楽しむ「ボドゲ女子会」、女子同士でドレスなどをレンタルして楽しむ「撮影女子会」などもトレンドのようです。
[調査概要]第3回 「10代、20代女子に聞くInstagramに関する実態調査」
調査主体: エキサイト株式会社ローリエプレス
調査方法:インターネット調査
調査期間:2018年6月23日~29日
調査対象:Instagramを利用している10?20代のローリエプレス利用者
対象人数:女性226名
対象者職業:大学・専門学校生(42.7%)、会社員(28.2%)、
高校生(10.1%)、フリーター(6.6%)、その他(12.4%)
調査結果まとめ
≪インスタグラムに投稿するための撮影・画像加工関して≫(図1~4)
1、「かわいい」「おしゃれ」「きれい」「おいしそう」なものは、つい撮りたくなる。
2、インスタグラムのために撮影する平均枚数は「2~5枚」が1位。加工時間は5分以内で、昨年と変化は見られず。
3、インスタグラムに投稿する写真は、「端末内蔵のカメラで撮影し、インスタグラムで後から加工」が主流。
4、昨年に続き「ピンクふわふわ系」の雰囲気の加工が一番人気に。
≪インスタグラムへの投稿・ストーリーズ・DM機能について≫(図5~8)
1、写真をインスタグラムに投稿するときに困った経験第1位は、「撮影はしたものの、仕上がりに納得せず、投稿しなかった」こと。
2、ストーリーズについて回答者の70.4%が「通常ポストよりも気軽に投稿」。
3、DM機能は、6割以上が「よく使う」と回答。ストーリーズへのリアクションやコメントから、DMでのやりとりに発展する模様。
≪日常生活実態:女子会に関して≫(図9~10)
1、女子会は「よくする」と「たまにする」が、8割を超える結果に。
2、「会話を楽しむ」「カフェや食事を楽しむ」が女子会の目的として人気に。