このプログラムは、島民の健康の知恵をヒントに、心も身体も温まって頂きたいという思いから企画されました。はじめにピーヤシ(島胡椒)入りのチャイで、外気で冷えた身体を温めます。その後、フーチバ(よもぎ)サウナで汗を流して日々の疲れを癒します。翌日は、ピーヤシを使った朝食とフーチバ命草玉を使ったスパトリートメントを楽しむことができます。冬の冷えた身体が温まったことを実感できる2泊3日のプログラムです。
命草として親しまれる「ピーヤシ」と「フーチバ」とは
ピーヤシは、島胡椒のことで、独特の爽やかな辛味が特徴的な沖縄料理にかかせない香辛料です。島の石垣に自生しているとても身近な植物です。フーチバは、竹富島の言葉でよもぎのことを言います。よもぎは、漢方名では、「艾葉(がいよう)」といい、これには「病を艾(と)める葉」という意味があります。各家庭の庭に生えており、炊き込みご飯や天ぷらなどにして、日常的に食べられています。
命草で身も心も温まるプログラム内容
<フーチバ命草玉のスパトリートメント>
フーチバや長命草(ちょうめいそう)などを米粉に練り込み、蒸しあげて作った「フーチバ命草玉」を身体に当てながら行うメニューです。フーチバ命草玉で身体を温めた後、グレープシードのオイルで背中と脚をトリートメントします。温かなフーチバ命草玉の柔らかい感触と、優しい香りが、寛ぎのひとときへと誘います。
<島散策>
スタッフが島の自然や文化を実際の集落を歩きながら紹介します。東集落(アイノタ)と西集落(インノタ)を中心に散策し、集落に自生するピーヤシやフーチバを見ることができます。命草が島民にとって身近なものということが実感できます。
スケジュール例
<1日目>
15:00 チェックイン
15:30 命草チャイ
17:30 フーチバサウナ
19:30 ダイニングで夕食
<2日目>
08:00 ピーヤシ粥朝食
12:00 昼食(別料金)
15:00 フーチバ命草玉のスパトリートメント
19:00 お部屋で夕食(別料金)
<3日目>
08:00 朝食
09:00 島散歩
12:00 チェックアウト
「命草温め滞在」概要
■期間 :2018年12月1日~2019年2月28日
*2月28日のチェックインまで予約可
■除外日 :2018年12月28日~2019年1月6日、1月20日~25日
■料金 :1名 50,000円(税・サ、宿泊料別)
■料金に含まれるもの:命草チャイ、フーチバサウナ、フーチバ命草玉のスパトリー
トメント朝食2回(ピーヤシ粥朝食・ダイニングでの朝食)、島散歩、
ダイニング夕食1回
■定員 :1日1名
■予約 :星のや竹富島公式ホームページ
(https://hoshinoya.com/taketomijima/)より14日前までに予約
星のや竹富島
竹富島の東に位置する琉球赤瓦の集落「星のや竹富島」。約2万坪の敷地には、島内の家々と同じように「竹富島景観形成マニュアル」に従い、伝統を尊重して建てた戸建の客室、白砂の路地、プール、見晴台などがあり、小さな集落が構成されています。