ホテル雅叙園東京は12月に創業90周年を迎えました。11月29日(木)~12月24日まで、創業90周年を記念した特別企画「百段階段展 〜 荘厳なる日本美術の空間へ〜」を東京都指定有形文化財「百段階段」にて開催いたします。
展示会や企画展として利用されることが多い「百段階段」を、展示物を一切なしの状態で百段階段そのものの魅力を存分に楽しむことができるようになっています。

百段階段とは?

「百段階段」は1935年(昭和10年)に建てられた同ホテルに現存する木造建築。
高級料亭として使われ「昭和の竜宮城」と呼ばれていました。99段の長い階段廊下があり、豪華絢爛という言葉にぴったりな芸術的な部屋があります。

日本画の大家である鏑木清方や荒木十畝など芸術家たちの彫刻・建築・工芸などが部屋中に施され『美術の殿堂』となっています。歴史とともに色褪せているものもありますが、芸術品に囲まれる空間は昔のきらびやかさが伝わってきます。

百段階段なのに99段しかない

実は百段階段は99段しかありません。これは「縁起担ぎ」のためと言われ、奇数は縁起がいい数字だから、キリのいい100ではなくまだ続きのある99にしたなど諸説あります。

いつもより近くで観覧できる!

展示物がないので、いつもより近くで芸術品を観覧したり撮影することが可能に。
細部をしっかり観たり、部屋全体を眺めてみたり。百段階段本来の魅力を堪能できます。

歴史を知れば身近な人が関わっているかも!

百段階段があった高級料亭は、元々はとても大きな建物でした。今は百段階段しか残っていませんが、豪華な建物に珍しい料理をそろえていました。そのため建築や芸術品には多くの人が関わり、ときどき“作った方”がいらっしゃるそうです。
また、戦時中は周囲に軍事施設が多くあり軍人さんの利用も多くありました。なんと筆者の祖父がこちらで宴会をしたことがありました!「竜宮城のようだった」と言っていましたよ。

見所がたくさんある雅叙園東京

ホテル雅叙園東京には、百段階段の他にもたくさんの芸術や歴史があります。雅叙園の創始者が考案した現存最古の中華料理の回転テーブルや約1億円で製作された豪華なトイレをはじめ、ホテルはいたるところに装飾があるのできらきらと輝いています。今も昔も「竜宮城」ですね。
百段階段とともに、ぜひホテル雅叙園東京をじっくりと楽しんでください。

展覧会名 : 創業 90 周年特別企画 「百段階段展 ~荘厳なる日本美術の空間へ~」
開催期間 : 2018 年 11 月 29 日(木)~12 月 24 日(月・祝) ※会期中無休
開催時間 :
日~木曜日 10:00~17:00(最終入館 16:15)
金・土曜日 10:00~20:00(最終入館 19:15)
※全時間帯写真撮影可能(三脚・フラッシュ撮影・商業撮影 NG)
入 場 料 :
当日 1,500 円、前売 1,200 円、館内前売 1,000 円(11/28 迄)、学生 800 円※要学生証呈示、 小学生以下無料、 ナイトミュージアム限定 1 ドリンク付きチケット 1,500 円 ※ディナー利用で使用可能。カフェラウンジ パンドラとステーキハウス ハマを除く
会 場 : ホテル雅叙園東京
お問合せ : 03-5434-3140 (イベント企画 10:00~18:00)
販売窓口 :
【店頭】ホテル雅叙園東京
ローソンチケット(L コード:32752)、セブンチケット(セブンコード:069624) 、 JTB レジャーチケット (セブン・イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークル K サンクス)【インターネット】イープラス、楽天チケット