新しい時代の夫婦のあり方を提唱する「Rethink 夫婦の時間」プロジェクト。いい夫婦の日から12月2日(日)まで期間限定でオープンしている、夫婦のためのレストラン「TABLE898」が代々木上原にオープンしました。
店名の「898」(㎜)は、夫婦40組の実証で導き出した会話に最適な距離で、2人が窮屈すぎず、近付けるテーブルにつけば、自然と会話が始まりそうでした。
食事は「Restaurant A.T」オーナーシェフの田中淳氏が、パリから日本に滞在して振舞ってくれます。食器も世界各国から取り寄せた、この空間ならではのものです。
フルコースで
◼️結び/アミューズ
二人で歩む夫婦を二皿で一つに見えるようなお皿で表現しています。
干し草のオイルで味付けされた、鹿のタルタル。華やかな花びらと、ビーツのチップスが赤い糸をイメージしてお皿を繋いでいます。
◼️時の流れ/冷前菜
薄緑から濃緑に徐々に移りゆくコントラストが美しく、時間をかけて夫婦の愛が濃くなるイメージになっています。
サーモンのマリネにハーブでグリーンに色付けられたチップスがパリパリと美味しい食感です。
◼️夫婦/温前菜
食卓を夫婦茶碗で分かち合う喜びの時間を体現。大きさが異なる二つの夫婦茶碗で、旬の白子をムニエルしてあります。九条ねぎを焦がし、白と紫で表現しています。
◼️奇跡の出会い/メイン(魚)
生まれも育ちも違う二人(二つの食材)が出会い、一緒になり生まれる奇跡を表現。
ゆっくり加熱した鱈から溢れる旨みと、夫婦の象徴とされるオリーブの山のエキスを混ぜ、乳化(繋がり)させてソースに。
一方に、カリフラワー、一方にブロッコリー。両方のお皿にロマネスコと、かけ合わせて生まれる新しい発見の表現も盛り込まれてます。
◼️絆/メイン(肉)
夫婦の象徴とされる鳩。
つがいとなり、二人三脚で人生の旅を楽しんでゆく様子を表現した料理。
食べやすくクセのないフランス産の上質な肉質の鳩を、無花果の葉のオイルを香らせながら炭火でグリルしてあります。
不老長寿を願うチョロギや、二つのもも肉を赤い糸で繋いでいます。
鳩の足が印象的な一品ですね。
◼️豊麗/デザート
自然の恵みに感謝しながら、旬の食材を夫婦で共にいただける喜びを表現した一皿。
歳を重ねてゆく中で、食卓を過ごす楽しい時間を通じて夫婦の愛を深めてゆくことへの願いを込めたもの。ローストした花梨に、セージのアイスクリームが添えられてます。
テーブルの下にはおしゃれなプルームテックがセットしてあり、匂いや香りがほぼ無いので食事中にも楽しめますね。
12月発売のピアニシモも、店頭に販売されてます。
夫婦2人だけで向き合って食事をする機会が少ない忙しい時代に、夫婦で過ごす時間を楽しめる、2人のための会話が増える空間へ出かけてみてはいかがでしょうか?
TABLE898(渋谷区西原3-12-14)
営業:11月22日~12月2日(日) ①18:00~20:00②20:45~22:45の2部制
要予約
TEL03-6327-2267(11:00~17:00)