この国の21人に1人はなんらかの障がいを抱えて暮らしているーーーーーー

ご存知でしたか?

障がいと聞くと自分とは縁遠いものに感じますが、実際には身近にあるものなのです。docomoが行った33(みみ)展by For ONEs では、タイトルに33(耳)とある通り、聴覚になんらかの障がいがある方の日常に触れるイベントです。

3つの体験ブースで「聞こえる」を考える

1:耳年齢チェック〜あなたの耳は何歳の耳?〜

こちらのブースにはかわいらしくデフォルメされた数字のオブジェとともに、2対のスピーカーが設置されており、その間に頭をはめます。ピーという音が聞こえたら、あなたの耳年齢は表示されている数字の年齢、もしくはそれより下。逆にピーという音が聞こえなかったら、表示されている年齢よりもあなたの耳年齢は上ということになります。

10才〜80才まで9つのブースがありましたが、通りかかった女子高生など、多様な年齢層ブース体験をしていました。同年齢でも聞こえる音はそれぞれ異なるなようです。普段の生活では、人と異なる聞こえ方や耳について意識することはあまりないため、参加しているみなさんも友人と「聞こえ方の違い」をシェアしながら楽しんでいたようです。

2:「聞こえづらい」を聞いてみよう上映会

このエリアでは聴覚障がい者と健常者との違いを、様々なシーンで説明してくれます。例えば、電車の中で緊急点検が起こった時のアナウンスや災害時の避難所でのアナウンス。これらは緊急性を要するメッセージであるにも関わらず、聴覚に障がいがあると分かりづらく、周りから置いていかれてしまうことも多いそうです。

「聞こえる人」が「聞こえない人」の困る状況を知ることができたことで、今後もしこういった方と触れ合う機会があれば、なにかお手伝いが出来たら良いですね。

3:「みえる電話」で、「落とし物」探し

最後の展示は3月からdocomoが始めた「みえる電話アプリ」の体験です。耳になんらかの障がいを抱えていおる方は「通話相手の言葉を聞き取るのが難しい」と感じていらっしゃるそうです。そこで、“みえる電話”アプリでは、通話相手の発した言葉をチャットのようにスクリプト化してくれるため、よりスムーズに電話ができるという画期的なサービスです。

アプリは聴覚障害に問題のある方のみダウンロードすれば良いので、電話相手が聴覚障がいの有無を知らない人でもスムーズに使うことができます。

このブースでは、実際に聴覚障がいのある方になりきり、デパートで落し物をしたという設定で、カスタマーセンターに電話をかけます。そしてアプリで表示された相手が発言した言葉を読みながら、最終的に忘れ物を特定するという作業を行いました。

聴覚障がいとまではいかなくても、耳が遠くなってきた年配の方も興味を持って参加していました。

docomo33(みみ)展by For ONEs

一概に「聴覚障がい者」といっても程度に差異があるのと同時に、「健常者」と呼ばれる人たちでも各々聞こえ方には差異があります。

自分と他人は異なるのだと再認識することで、人との接し方を再考する機会になるのではないでしょうか?