自分自身も経験したからこそ伝えられること…
セミナーでは、池谷先生ご自身の経験も含め話が展開されていきました。
30代後半で体脂肪率・血管年齢ともに高く、言わゆる”メタボ体型”だったという池谷先生。50代に入った現在のスリムな姿からは想像がつきません…!
超高齢社会の現代を生き抜くには?
現代は超高齢化社会を迎え、日本人の平均寿命は男女ともに今後も延び続けていく見込みです。特に女性の平均寿命は90年を超えると予想され、100歳まで生きることが決して珍しくない時代がやってこようとしているのです。
話の中盤には、内臓脂肪があることで起こりうる重大な健康リスクについて話がありました。
太っているだけで、突然死を引き起こしやすくなることや、メタボリックシンドローム、高血圧、糖尿病などから心筋梗塞や脳卒中、慢性腎臓病、脂肪肝、がん、月経異常など様々な病状の原因となります。体の中でも重要な機能である心臓や脳などへダメージがかかり重大な病気を引き起す可能性をスライドを交えて説明していただきました。
池谷先生によると、内蔵脂肪を取ることで病気への危険性を下げることができるそうですよ。
さらには、体内影響だけではなく骨にまで負担がかかり足腰にもダメージを与え、100歳までに生きるといわれている時代に要介護が必要になってきてしまうということが分かりました。
池谷式!内臓脂肪を落とす最強メソッド
なかなか続かないのがダイエットはモチベーションが大事です。本セミナーでは日常で池谷先生自信が実践している、内臓脂肪を落とす方法についても教えていただきました。
スリムな体型維持の為に、食事は楽しみながらも管理をしっかりしているという池谷先生がスライドで普段食べている食事メニューを紹介してくれました。どれもとても美味しそう!今回出版される著書『50歳を過ぎても体脂肪率10%の名医が教える内臓脂肪を落とす最強メソッド』にも池谷先生自身が考案したオリジナルメニューが記載されていますので是非チェックしてみてください!
なかでも私が気になったのが1ヶ月「茶カテキン」チャレンジの内容です。
池谷先生はダイエット中に「茶カテキン」の内臓脂肪低減効果を知ってそれまで飲んでいたスポーツ飲料を「茶カテキン」入りの飲料に変えたそうです。すると1ヶ月で体脂肪率が11.7%から10.6%まで減ったのだとか。飲んでいるものを変えるだけならとても簡単ですし、池谷先生考案の食事メニューとあわせると更に効果が期待できそうです。
セミナー終盤には、お風呂に入る前に実践しているというトレーニング法を会場でレクチャーしていただきました。代謝が上がってお風呂上りもホカホカなのだとか…!
スリムな体型は日頃の努力から維持できていることが伝わってきました。
まとめ
今回のセミナーは、実際に池谷先生自身が体重を落とすことができたという説得力のある内容に、会場も終始話に聞き入っている様子でした。内臓脂肪が引き起す様々なリスクを知り改善をしていくことは、これからの長い人生を有意義に過ごしていく上で、最も重要なポイントと言えるのかもしれませんね。