開幕まで500日を切り、日本人選手らへの期待が高まる「東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会」。大会のオフィシャルパートナーである三菱電機株式会社では、俳優の鈴木亮平さんと、同社社員であり、パラアーチェリー・上山友裕選手による特別対談の様子を収録したWEB ムービーを公開しました。その中で語られた男同士の熱い約束と、上山選手が東京2020大会に向け、金メダルのほかに掲げるもうひとつ目標とは?
迫り来る東京2020パラリンピック! 上山選手の思いは?
「三菱電機東京 2020 オリンピック・パラリンピック イメージキャラクター」を務める俳優の鈴木亮平さん。上山選手とは、過去にもラジオ番組や競技体験などで共演したことがあるそうで、和やかなムードの中、対談が始まりました。はじめに鈴木さんが「東京 2020 パラリンピックまで、あと約 500 日ですよ」と投げかけると、上山選手は「リオ2016 から東京 2020 まで半分過ぎたんだなって。そう考えると、あと 約500日って、あっという間じゃないかなという気持ちです」と、大会に対する今の気持ちを語りました。
アーチェリーを始めた意外なきっかけと、アーチェリーの魅力
上山選手とアーチェリーとの出会いは、大学時代のこと。鈴木さんから、アーチェリーを始めたきっかけについて聞かれた上山選手は、体験入部で風船割りを成功して、美人な先輩に「絶対センスあるわ、上山くん」とおだてられたことに気を良くし、そのまま入部したという意外なエピソードを明かしました。それを聞いた鈴木さんが「動機が不純! 」と笑顔でつっこみを入れる一幕も。そんなユニークなきっかけからアーチェリーを始めたという上山選手ですが、アーチェリーは「(観客が)選手の気持ちに一番近づけるスポーツだと思う」と、自身が感じるアーチェリーならではの魅力について語ってくれました。「パン! と矢が放たれて、実況が得点を読み上げる。その瞬間、会場に一体感が生まれるんです」その言葉に、鈴木さんも「一緒になって緊張して、的の中心に当たったら一緒に喜んで、外れたら一緒に悔しがるということですね」と深く頷き、納得の表情を浮かべていました。
互いに「金メダル」を目指して! 男と男の熱い約束
トークが盛り上がる中、いよいよ話題は「東京 2020 大会」での目標に。上山選手が掲げる目標は、「満員の会場の中、金メダル。自国でやるからには、試合に勝つだけでなく、大会を盛り上げるというのも選手としての責任だと思う」と熱い想いを語りました。一方、上山選手からも鈴木さんに「東京 2020 パラリンピックをどういうふうに楽しみたいと思いますか?」との質問が。鈴木さんが、「見に行けるものは全部見てみたい。のちのち何十年自慢になりますからね、俺は東京 2020パラリンピックを生で見た男だと」と答えると、すかさず「そして、目の前で上山が金メダルを獲った瞬間を見たと? 」と自ら切り込む上山選手。優勝に自信をのぞかせる上山選手に対して、鈴木さんは「言うね~! 」と満面の笑顔。その後、表情を一転、真剣なまなざしで「上山選手はアーチェリーで金メダルを獲っていただいて、僕は応援で金メダルを獲りますよ! 」と語り、最後はふたりで固い握手とともに熱い約束を交わしました。
今回公開された動画には、このほかにも鈴木さんが上山選手とアーチェリーの対戦をした際の感想など、様々な内容が盛りだくさん。時には冗談を交えつつも「東京 2020 大会」に向け、真剣な表情で熱く語り合うふたりの姿に注目です。