いざ出発!
春、夏、秋、冬、四季がある日本ならではの体験できる京都の初夏を体験!ということで今回はJR東海主催の「そうだ 京都、行こう。」苔と新緑&京の涼めぐりプレスツアーに参加してきました!そう、今回の旅のテーマは「苔と新緑&京の涼めぐり」。1日目は『京の涼めぐり』初夏の京都だけでしか楽しめない特別を少し早く体験してきましたのでレポートします!
まずは「光照山 蓮久寺(れんきゅうじ)」へ
まず京都に着いて向かったのは特徴的な赤門を持つ「光照山 蓮久寺(れんきゅうじ)」へ。
なぜこの門が赤なのか…?実は島原の二代目吉野太夫が日乾上人という方に帰依(きえ)し、法華経信仰の道に入った時に寄進された門の2つの内の1つだからなんだそうです。
不思議と怖い怪談説法…
人には怖いけれど見たい!聞きたい!なんて言う「好奇心」が捨てられないですよね?京都 光照山 蓮久寺の住職を務める三木大雲(ミキダイウン)氏は、お寺に実際にあった相談に基づく自身の不思議な体験などを説法としてお話ししていたら、いつの間にか怖くてありがたい「怪談説法」が人気になったそうです。不思議な巡り合わせで世襲制ではない「蓮久寺」の和尚になった自身のお話は、ネタバレちゃうのでここでは詳しく書けないのですが、不思議な出来事が続く日常のお話の中に少し怖さが入っていてドキドキしちゃいました。
さあ、次は食べて涼を楽しみましょう!
京都で一番古い老舗氷屋さん「祇園下河原 page one」のかき氷!
今回のツアーには、3枚のクーポンが付いてくるのですが、そのうち2枚を使って楽しんで来たのが八坂神社に近い人気カフェ&バー「祇園下河原 page one」さん。48時間以上かけて凍らせた氷で作られる、こだわりのかき氷を提供しています。
今回いただいたのは『かき氷 宇治金時』。お店の隣にある京都で一番古い創業明治16年の老舗氷屋さん「森田氷室本店」がプロデュースした京都で大人気のカフェ&バーです。
抹茶の美味しさに悶絶!かき氷
『宇治金時』に使われている氷は、祇園の料亭でも使われている純水を48時間かけてじっくり、ゆっくりと凍らせた氷。とても大きなかき氷なのですが、氷の器に入っているので食べていても、写真を撮影していても全然溶けない〜!
この器も1つ1つ手作業で氷塊から削っているので同じ形の物は無いんです。一口食べると口の中ですっと氷が消えちゃいます…。氷の上にかかっている抹茶はこだわり京都の宇治抹茶を使用。すっきりとした苦味と甘みのある抹茶シロップは大人の味♪ 夏場は2時間待ちと言うのも納得の美味しさです。なるべく早めに伺いたいお店ですね。
「祇園下河原 page one」周辺は観光名所もいっぱいです!
京都で人気の"SNS映えスポット"がいっぱい!
ポップな「くくり猿」がInstagramで人気の「八坂庚申堂(やさかこうしんどう)」や
悪縁を切って、良縁を願うパワースポット!「安井金比羅宮」も徒歩圏内なので、気軽に回遊できるのが嬉しいですよね〜。
秋だけでなく初夏もオススメな「高台寺」
1606年に、豊臣秀吉の正妻ねね(北政所)が秀吉の菩提を弔うために建てられた寺院です。小堀遠州の作と伝わる庭園は国の史跡、名勝に指定されていて、観月台、開山堂、霊屋、傘亭、時雨亭、表門はいずれも重要文化財に指定されている名刹。秋の紅葉が美しいことでとても有名な寺院なんですが、実は『青もみじ』もとても素敵なんですよ!
屋根の反りが龍の背中のように見える「臥龍廊」。そこから見える、美しく輝く『青もみじ』は緑がとても瑞々しく、この季節ならではの景色です。
目で見て楽しむだけでなく、空に向かってまっすぐと勢いよく伸びている竹林の竹風と重なり合った音の心地よさに、この場所から動けなくなるかも...。
壮観な絵をたくさん所蔵している高台寺ではの夏の恒例のイベントとして、新旧2本の百鬼夜行絵巻や地獄図等を公開。初公開の藤井湧泉氏の襖絵「妖女赤夜行進図」が展示されています。中国出身の画家である藤井湧泉氏の描く女性は日本と中国の特徴を併せ持つ美しい女性の妖怪が描かれています。
高台寺でこのような妖怪や、地獄画を展示するのですかとお聞きしたら『この絵に出てくる妖怪たちが仏法の力で逃げて行く様子や、生前の行いによって死後に進む世界が異なる事を描く事で、仏教の教えをわかり易く伝えている』との事でした。納得…。
また、夜の特別拝観では、境内がライトアップされ波心庭では幻想的なプロジェクションマッピングが楽しめるそうですよ。こちらもぜひチェックしてみてください!
京都ならではのおもてなしのホテルに宿泊!
今回の宿泊は「ホテルリソルトリニティ京都 御池麩屋町」に宿泊しました。
ロケーションが良く大きな通りから1本入った場所にありとても静か。靴を脱いでくつろげるスタイルの室内は畳で快適でした。
抹茶を点てる茶筅まで用意されていて、ホテル内でも「京都感」が楽しめちゃいます。
お部屋のお風呂も良いですがホテル1Fには、宿泊者専用の大浴場があって、観光で歩き疲れた身体を大きなお風呂でリフレッシュすることができます。怪談話しで1人でお風呂に入りたくない!?そんな人にも大浴場はおススメです。
いかがでしたか?
初夏の京都に興味が出たら是非お出かけしてみましょう。
京都の6月は苔ともみじが青々と、7月は新緑が眩しく美しい時期。ぜひみどり美しい初夏の京都をお楽しみください。
文中にある写真は取材の為に特別に撮影させて頂いています。
https://souda-kyoto.jp/travel/early-summer/koke2019/index.html