母親の60%が荷物を「邪魔だ」と思っているのに、子供には言い出しづらい現状…。活用されていない子供部屋、親のために片付けませんか?

1箱250円〜のスマホ収納サービス「サマリーポケット」では大掃除・帰省シーズンに合わせ「実家に置きっ放しになっている荷物」について、現在子供が独立して同居していない親(男女333人)にアンケート調査を実施しました。

【調査サマリー】
・73%の方が、自宅に子供が置きっ放しにしている荷物があると回答
・子供が独立後の子供部屋を活用できていないと回答した方も約60%存在
・母親の60%が置きっ放しの荷物を「邪魔だ」と思っているのに、約30%の方はまだ子供に伝えられていない
・「あなたのご自宅にお子様が置きっ放しにしている荷物はありますか」という質問に 73%の方が「はい」と回答。「置きっ放しにしている荷物の量」は半数が押入れ1個分以上。1部屋以上荷物があるという人も12%いました。

お父さんよりお母さんが、子供の荷物をより「邪魔」に感じている。でも子供には言い出しづらい
全体としては45%の親が子供の荷物を「邪魔だ」と回答していますが、母親に絞ってみると60%もの方が「邪魔だ」と感じている結果になりました。また母親の半数以上が「引き取って欲しい」と思っていますが、それを伝えて行動に移した子供はわずか7%でした。さらに、置きっぱなしにしている荷物の出し入れ頻度を聞いたところ、約7割の人が、「1年に1回以下」と回答。1年に1度も使わないモノのために、親御さんが毎日長い時間を過ごす家の1部屋が無駄になってしまっているのです。子供は家を出た時から今までずっと荷物を置きっ放しにして、片付けをしていないことが分かります。

一方で、子供に荷物を引き取ってほしいと考えている母親のうち、約3割は「まだ子供にはそのことを伝えられていない」という状況があることも分かりました。直接伝えられなかった母親の理由として、半数以上が「子供が狭い家に住んでいてかわいそうだから」と回答しています。その結果、子供が独立する前に生活していた子供部屋については約60%がまだ「活用できていない」という状況です。また実家に置きっ放しになっているアイテムで一番多かったモノは「本」、次いで「洋服」「思い出の品」という結果になりました。

【実家置きっ放しアイテムランキング】​
1位:本
2位:洋服
3位:思い出の品
4位:コレクション品
5位:スポーツ用品
6位:家具
7位:布団
その他:化粧品、仕事道具、楽器など

「古くて臭いスニーカーを捨てたら怒られた…」置きっ放しの荷物にまつわる多数のトラブル報告
置きっぱなしにしている荷物をお子さんの許可なく親御さんが触り、トラブルに発展した経験について自由回答で応募したところ、数多くの報告を頂きました。以下、アンケート原文から抜粋して、子供の荷物に対する親世代の意見・エピソードをご紹介します。

「古くてかなり匂いのするスニーカーがあり、もう履かないものだと思って捨てたら数か月後に捨てたのかと聞かれて、捨てたと言ったら『勝手に捨てないでくれ』と文句を言われました」(61才男性)
「化粧品などをいろんな場所に置きっぱなしにしてあるので、空だと思って捨ててしまった化粧品があり、なぜ確かめずに捨てたのかと怒られました」(60才女性)
「漫画本をもう読まないと思って処分したらとても怒られた」(69才女性)
「要らなそうな物を片付けるというと、今度自分でするから触らないで欲しいと言う。片付けを手伝いたいがなかなか進まない」(57才女性)
「ゴミ箱のそばに冬用のコートを無造作に置いていたのでゴミ処理して欲しいと思いゴミと一緒に捨てた」(70才男性)
「高校生の制服はもう着ないので捨てた。思い出としてとっておいて、いつかネットで売ろうと思っていたそうです。あきれてしまいました。」(62才女性)

など、悲しみ・怒りの声が続々と…。中には「部屋を勝手に使って文句を言われた(69才男性)」という意見もあり、せっかく親御さんが第二の人生を楽しむ場所である自宅がお子さんの荷物によって自由に使えないという、悲しい実態が分かりました。

【もっと活用したい親世代の意見】
梅雨時に洗濯を干したい・リフォームをしたい
間取りを変えたい・お昼寝用の部屋として活用したい
自分の書斎として使いたい・オーディオルームとして使いたい
【特に活用しなくて良いと思う親世代の意見】
このご時世だから、離婚して帰ってくるかもしれない
子供が預かってほしいというのを断って、他に頼られるのは寂しい

【調査概要】
調査名:お子様の荷物に関する調査
調査実施日:2019年7月
調査手法:インターネット調査
調査対象者:年齢不問、男女、子供あり(子供が独立しており同居していない・配偶者とは同居を続けている)333人
対象者居住地域:全国
※本リリースの調査結果・グラフをご利用いただく際は、必ず【サマリーポケット 調べ】とご明記ください。

整理収納アドバイザー 米田まりな コメント

「綺麗な部屋を維持するコツは、「押入れの稼働率を上げること」です。押入れの中のモノが、直近1ヶ月でどの程度使われているかによって、居住スペースのスッキリ度合いが大きく変わります。押入れの荷物を片付ける中で、年代を問わず扱いに困ってしまうのは、「人からの預かり物」。他人の持ち物なので、捨てることも粗末に扱うことも出来ず、収納にデッドスペースを生んでしまいます。住宅リフォーム推進協議会の調査によると、50代の約6割が、家をリフォームしたいと考えているそうです。経済的な理由から、よりコンパクトな家に住み替えたいと考える方も多くいます。人生100年時代、ご両親の第二の人生を、あなたの荷物が邪魔していませんか?年末の帰省は、親孝行のチャンスです。まずは置きっ放しの荷物を、一通り触るところから始めましょう。
① 帰省の際に、実家で使いたいモノ
② 実家でも自宅でも使わないが、愛着があるモノ
③ 使わないし愛着もないが、ただ残しているモノ
この3つのグループに分け、③を手放します。その上で①と②を、コンパクトにまとめて押入れの枕棚へ。入りきらなかった思い出は、サマリーポケットに移しましょう。あなたの年末のちょっとした心遣いが、親御さんの晴れやかな新年を作ります。ぜひ忙しい年末は、まずは洋服、漫画など1ジャンルずつでも手にとってお片づけを始めてみませんか?」

実家の片付けに役立つ スマホ収納サービス「サマリーポケット」

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