未婚男女のマーケティング研究機関『恋愛婚活ラボ』は、マッチングアプリ「バチェラーデート」に登録している20~40代の未婚男女を対象に、独自調査が行われました。
【1】ホワイトデーにもらいたいお返し第1位は「アクセサリー」!
マッチングアプリ「バチェラーデート」に登録する20〜30代の未婚女性187名を対象に、「ホワイトデーのお返しにもらいたいもの」を調査したところ、「アクセサリー」が3割近くを占め、人気No.1という結果となりました。回答者に理由を尋ねると、「比較的高額なものであるから」「どのようなアクセサリー似合うかということを男性が時間をかけて考えてくれていることがわかるから」という意見が挙がり、“お金”と“愛”を感じられることが人気の要因です。第2位の「お菓子」の内訳では、は「高級チョコレート」が人気を集めました。また、第3位の「お花」の内訳では、「バラの花束」と回答している女性が多く、定番の「チョコレートのお返し」ではなく、ロマンチックな付加価値がついたプレゼントを期待しているようです。
【2】ホワイトデーは「倍返し」「1万円以上」のお返しが理想!
マッチングアプリ「バチェラーデート」に登録する20〜30代の未婚女性187名を対象に、「ホワイトデーのお返しにかけてほしい金額」を調査したところ、40%以上が「10,000円以上」のお返しを希望していることがわかりました。2020年2月に、100人の女性を対象に「バレンタインで本命チョコにかける金額」を調査したところ、9割近く(89.0%)が「5,000円以下」と回答していたことから、女性は「倍返し」を期待しているようです。
女性は「自分に使ってくれた時間」や「自分に使ってくれたお金」で男性の気持ちを測ろうとする傾向にあります。男性は生殖本能で自分の子孫を多く増やす傾向にある一方、女性は自分と自分の子供をしっかり守ってくれる男性を好みます。男性の自分への本気度を見極めるために、時間やお金の使い方はわかりやすい尺度なのかもしれません。
【3】2020年デートで行きたい街、女性人気No.1は「横浜」と「鎌倉」!
マッチングアプリ「バチェラーデート」に登録する未婚男女423名(男性210人、女性213人)を対象に「デートで行きたい街」を調査したところ、男性は「恵比寿」が第1位、女性は「横浜」と「鎌倉」が同率1位という結果になりました。ここでも女性は男性が「時間をかけてくれるかどうか」を重視するため、横浜や鎌倉など少し遠出をするデートを希望するようです。
【4】「デート中の態度・しぐさ」で好感度No.1は、男性の「聞き上手・話し上手」、女性の「笑顔」
マッチングアプリ「バチェラーデート」に登録する未婚男女388名(男性198人、女性190人)を対象に「デート中、好感が持てる異性の態度・しぐさ」を調査したところ、37.9%の男性が「笑顔が多い女性」に、女性の31.3%が「聞き上手・話し上手な男性」に最も好感をもっていることがわかりました。男性は、圧倒的に「笑顔」が女性に好感がもてるしぐさと選ぶ一方、女性は「話し上手であること」や「笑顔」、「エスコート」、「気配りや配慮」と、評価対象は多岐にわたっています。
そのようなことから、女性は、男性の前で、可愛くニコニコ笑っていてくれたら好感度が上がりますが、男性は、基本的なマナーやお作法、エスコートのスマートさや会話の進め方が上手でないと女性の好感度を上げるのは難しく、テクニックを要するということが分かりました。
【5】「デート中、次はないなと思う異性の態度・しぐさ」はワースト1位は「興味がなさそうな態度・態度が悪い」
マッチングアプリ「バチェラーデート」に登録する未婚男女388名(男性198人、女性190人)を対象に「デート中、次はないなと思う異性の態度・しぐさ」を調査したところ、男女とも3割以上(男性:46.0%、女性:30.5%)が「興味がなさそうな態度・態度が悪い」を選択しました。好感度があがるしぐさと同じく、減点されるしぐさも女性は男性を見るポイントが多岐にわたっています。最も減点されてしまう「興味がなさそうな態度」や「会話が続かない」だけではなく、基本的な清潔感やマナー、食べ方なども注意が必要です。
『恋愛婚活ラボ』所長より
今回の調査では、ホワイトデーのお返しはバレンタインであげる金額の2倍、デートで女性が男性を評価するポイントは多岐に渡っており、恋愛をする上で女性よりも男性の方が求められるものが多いことがわかりました。つまり、恋愛の難易度は女性よりも男性の方が高いということです。日本の生涯未婚率は男性23%、女性14%と開きがあります。これは、結婚できる男性は何度でも再婚ができる一方、全く結婚できない男性が一定数いて、女性は前者の男性がいるために男性よりも生涯未婚率が低くなっているのです。彼女ができない男性は、求められるものが多くジェンダーロールを押し付けられているように感じ、結果、努力をすることををやめ、モテる男性が女性を総取りする“時間差一夫多妻制”のようになっているのが日本の現状あると分析しています。男性は、女性が求める男性像を理解し、恋愛力ボトムアップをすること、女性は減点方式で男性をみるのではなく、加点方式で評価してあげること、エスコートや経済力以外の評価軸を持ってあげることが、これからの時代大事になるかと思います。