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人気著者の新刊は、悩み多き「大人女性」向けのヘアアレンジ本

これまで5冊のヘアアレンジ本を発売し、累計発売部数は17万部を超える人気著者の工藤さん。都内のヘアサロンに勤務し、毎日のようにセルフヘアアレンジをインスタグラムに投稿、その可愛さとわかりやすい解説で注目を集めています。

この新刊は、「大人の女性」にフォーカス。髪質や、似合うアレンジの変化が気になる年代です。工藤さん自身も30代後半になることから、以前よりシンプルなアレンジになってきたこと、また、インスタグラムのフォロワーからの質問や、ヘアサロンのお客様からのリアルな声を元に、大人女性に必要なケアや、似合うアレンジ、気をつけるべきポイントを丁寧に解説しています。

“ふつうのおばさん”にならない、ひとつ結びのコツとは?

簡単でサマになる、何かと便利なひとつ結び。けれど、髪がエイジングしてくる大人世代だと、疲れた印象になったり、若作りに見えたり、一歩間違うと「ただ結んだだけのおばさんヘア」になる危険も…。気をつけたいのは、結ぶ位置、くずし方、髪のツヤ感です。この本では、まずマスターしたい3つのひとつ結びを、丁寧に解説しています。

万能なミドルポニーは、高すぎず低すぎない旬の高さ。後頭部はふっくら立体感を出し、サイドの毛流れを上げれば、きゅっとリフトアップした表情に見せることができます。これは、おくれ毛を出したり、巻いたりすることで幅広いアレンジが可能なのも嬉しいスタイルです。

大人のヘアアレンジのコツは、 “老け見えするポイントをいかに隠すか"

たとえば、ボリュームが減ってぺたんとしがちな部分をふんわりさせる、クセが出やすく、白髪の気になる生えぎわは隠す、目立ってきた分け目をカバーするなど、ひと手間加えて気になるところをカバーすれば、シンプルなアレンジもあかぬけた雰囲気に見違えます。

髪の分け目が気になる場合は、写真のように、ひとつ結びにしたあとに、分け目の根元を左右それぞれつまみ、中央に寄せます。また、後ろの髪は、前に倒すようにつまんで寄せて。すると根元の立ち上がりが強調され、分け目部分に立体感が出て、ボリュームアップして見えます。こんな簡単なひと工夫で、印象が変わるのです

マスク姿だって、おしゃれに見せるアレンジとのバランスがある

外出時は必需品のマスク。顔の面積のほとんどを占めるので、前髪が多いと顔が暗く見えがちです。前髪をすっきり上げてしまうか、前髪を下ろすときは、すき間を作り、おでこを見せて顔を明るく見せましょう。気になる生えぎわは、前髪と、前髪横のおくれ毛でカバー。指先にバームをのばし、前髪とおくれ毛をつまんで束感を出すのがコツです。

今、生活が変わり、在宅時間が増えている女性も多いのではないでしょうか。このひとつ結び&おだんごヘアなら、頑張りすぎず、リラックスしすぎず、在宅での仕事や、家事育児、通勤や外での仕事などどんなシーンでも使えます。大人の女性の毎日に寄り添う、ちょうどいいヘアアレンジです。