イプサは、全国の20~40代前半女性1,000名を対象に「現代女性が溜め込みがちな“肌に不要なもの”と“デトックス習慣”に関する調査」を実施しました。
調査では、肌に溜まった不要なものに対するデトックスケアについて、9割以上が十分にできていないという結果が明らかに。肌にとって不要なものは日常的に溜まる一方で、その溜まったものに対して、毎日のケアはできていない傾向がみられました。また、イプサ独自の「蓄積レベル測定」を実施した結果、半数以上の人が蓄積リスクが高く、3割近くの人が蓄積予備軍であることがわかりました。さらに、夏の肌は特に不要なものが溜まりやすいことを、7割以上の女性が知らないという事実も判明。さらに、日々溜まりがちな“肌に不要なもの”に対する毎日の“0(ゼロ)ケア”の重要性と、清らかな小顔美人に近づく秘訣を研究員が解説します。
不要なものが溜まっているサイン「むくみ」
ーむくみを感じることの多い身体の部位 1位「ふくらはぎ」 2位「顔」
ー「顔のむくみは一時的なもの」と思っている女性は約7割
まず、むくみを感じることが多い身体の部位について質問したところ、「ふくらはぎ」(57.4%)が最も多く、次いで「顔」(39.1%)に回答が集まりました。むくみを実感しやすい「ふくらはぎ」のデトックスケアは日常に取り入れて行っている方も多いと思われます。一方で、「顔」のむくみついては、「一時的なもの」か「慢性的なもの」かについて調査を行ったところ、約7割の女性が「(顔のむくみは)一時的なもの」(67.3%)と捉えていることが分かりました。その結果、日常的なデトックスケアを疎かにしがちであることが伺えます。むくみを感じやすい部位でありながら、デトックスケアが浸透しない背景は、“顔のむくみは一時的なもの”という意識からくるのかもしれませんね。現代女性は、もっと日常的な“デトックスケア”への意識を高く持つ必要があるようです。
肌測定から明らかに。実は2人に1人は蓄積リスク高
ー肌測定器で約37,785人に行った肌の蓄積レベル測定。半数以上の女性が蓄積リスク高。さらに3割近くが蓄積予備軍
(※測定期間2019年8月9日~12月1日)
35,000人以上の測定データによると、半数以上の女性が「蓄積リスク高」(54.9%)と判明。さらに、3割近くが「蓄積予備軍」(25.3%)だと分かりました。ここでの蓄積リスクは、肌測定器(IPライザー)による肌測定結果に加え、ひとりひとりの生活環境や生活スタイルなどを複合的に判断し、肌に不要なものをため込むリスク高さを判定したものを指します。蓄積予備軍を加えると、7割以上の女性が肌に不要なものを多くため込むリスクが高いという結果になりました。肌への蓄積リスクが高い現代の女性にとって、毎日の”デトックスケア“は重要であることが分かります。
顔の不要なものに対する“デトックスケア”を行っている女性は1割程度
―顔の“デトックスケア”を行う頻度、「毎日」はわずか1割
―“デトックスを意識したスキンケア”を行っている女性は1割程度
次に、顔の不要なものに対するケアについて調査しました。顔のむくみケアを行う頻度について質問したところ、「毎日」行っている人は1割程度しか居ないという結果に(11.9%)。さらに、具体的に実践しているケアについて質問したところ、むくみケアとして重要な“デトックスを意識したスキンケア”を行っている女性はわずか1割(11.6%)ほどにとどまることが明らかになりました。毎日肌の“デトックスケア”を行う重要性について、まだ多くの女性の理解は十分ではないことが伺えます。
夏は肌に“不要なもの”が溜まりやすいことを、7割以上の女性が知らないという事実も
夏はより一層肌“デトックスケア”が重要に
さらに、夏は紫外線によるダメージが大きく、特に肌に“不要なもの”が溜まりやすいシーズンであるといえます。しかし7割以上の女性は、「夏は特に肌に“不要なもの”が溜まりやすいことを知らない」(70.5%)という事実が明らかになりました。
これに対して、IPSA研究員の加治屋 健太朗氏は、「ここ10年、夏場の紫外線量は年々増加傾向にあります。紫外線に当たる機会の多い夏場は特に、毎日のデトックスケアを念入りに行うことで、むくみや肌荒れに悩まされない肌を目指せます」と、夏の肌の“デトックスケア”の重要性について語りました(※下記の「むくみと顔専用デトックスの重要性について」において、詳細をご説明しています)。1年の中でも、夏は特に毎日の肌の“デトックスケア”が重要であることがわかります。
むくみと顔専用デトックスの重要性について
夕方など、足のむくみを実感することがあるかと思いますが、そんな時、気がついていないかもしれませんが実は顔もむくんでいて、むくみを放置すると肌あれ、さまざまな肌悩みにまで発展します。この原因は、知らないうちに肌にとって不要なものが蓄積しているからかもしれません。今回の調査でもむくみは一時的だと認識している方が多いということが分かりました。肌にとって不要な水分とタンパク質が溜まると、むくみだけでなく肌あれを引き起こす可能性があります。この原因のひとつはリンパ管の機能低下にあります。むくみや肌あれのない肌を手に入れるためにはリンパ管を強化し、肌にとって不要なものを“ゼロ”にするケアが重要です。リンパ管を強化するためには、通常のスキンケアだけしていれば良いと思うのではなく、それに対応したお手入れをすることが重要。肌にとって不要な水・タンパク質をきちんと回収し、体外に排出することが必要で、自己流のデトックスでは老廃物が流れていないことも考えられます。またリンパ管のダメージを防ぐ“ゼロケア”として、紫外線の予防や適度な運動、塩分を控える、といった心がけをおすすめします。中でもここ10年、夏場の紫外線量は年々増加傾向にあります。紫外線に当たる機会の多い夏場は特に、毎日のデトックスケアを念入りに行うことで、むくみや肌荒れに悩まされない肌を目指せます。
一見無関係に思える「肌あれ」と「むくみ」には深い関係があり、不要なものを“ゼロ”にするケアこそ小顔美人への近道です。
IPSA研究員
加治屋 健太朗氏
【調査概要】
・「現代女性が溜め込みがちな“肌に不要なもの”と“デトックス習慣”に関する調査」
調査期間:2020年4月28日(火)~5月1日(金)
対象:全国の20~40代前半の女性 1000名
調査方法:インターネット調査
調査会社:株式会社ネオマーケティング
・肌測定に関する調査
調査期間:2019年8月9日(金)~12月1日(日)
対象:イプサ店頭で肌測定を受けられたお客さま 37,785名
調査方法:IPライザーによる測定
調査会社:株式会社イプサ