マネックス証券は、全国の20~30代の有職者の男女を対象に、社会を応援する投資についての意識調査を行いました。
■調査概要と回答者の属性
調査方式:インターネット調査
調査対象:20歳~39歳の有職者の男女
回答数: 824
調査期間:2020年5月20日~5月21日
調査委託先:株式会社マクロミル
現在なんらかの社会貢献活動を行っているか?
全国の20~30代の男女で現在「なんらかの社会貢献活動」を行っている人は、21%。このうち、この半年くらいの間で「コロナの流行を機に始めた」という人は5%でした(社会貢献活動している人の4人に1人)。今後もコロナの影響は続くと見られ、経済に対する新たなスタンダードへの見直しが求められる中、社会貢献活動に対する関心の高まりは継続して増えると予想されます。
現在の資産運用状況について
さらに、全国の20~30代の男女で「すでに投資や資産運用を行っている」人は、34%。「投資や資産運用に興味・関心があり、金融商品の購入を検討している」人を含めると回答者の5割近くが資産運用に積極的であることが分かります。一方「投資や資産運用に全く関心がない」人は24.4%にのぼります。
前述の「なんらかの社会貢献活動」を行っている人・行っていない人に分けて、集計すると「なんらかの社会貢献活動を行っている」人で「すでに投資・運用している」は、60%。これは「現在、社会貢献活動は行っていない」人、27%の2倍以上にのぼります。また「投資や資産運用に全く関心がない」人の割合は、「なんらかの社会貢献活動を行っている」人で人は少なく、8%。これは「現在は、社会貢献活動を行っていない」人の29%の1/4程度となり、「なんらかの社会貢献活動」をしている人は投資や運用に対して積極的であることがわかりました。
企業や団体への投資が応援につながると聞いて抱く印象は?
投資なのでリスクが伴うという考えはもちろんありますが、応援投資をしてみたいと思う人は7割近くに上りました。自分が応援したい先に投資をする、という考え方に興味をっ持った人は多いという結果となりました。
社会に良いことをしている印象の企業に投資(=応援)したいか?
社会貢献企業への投資を既に行っている人を含め、投資意向者は5割以上という結果になりました。これまで投資といえば、リターンとリスクのみで語られることが多くありました。しかしこのデータによると、企業に社会的な取組みが求められ評価される時代は、個人も「なんらかの社会貢献活動」を行う人が増え、応援投資という考え方が受け容れられるといえる、と考えます。
社会貢献に使ってもいい支出額/月は?
調査対象である20~30代が社会貢献に回せる支出は月に2万以下という回答が約60%となりました。しかし応援投資派に限ってみると、80%近くが支出することに肯定的であり、社会貢献となる投資に自身の資産を使いたいと考える人が多くいるということが分かります。
投資に使ってもいい支出額/月は?
20~30代の67%が金額にかかわらず投資を行ってもいいと考えていることが分かりました。特に応援投資派は88%が投資への支出に対して肯定的であるという結果になっています。
社会貢献活動に積極的な企業などを応援するような新しい目線での投資のあり方が、次の、新しい《投資》スタイルとして定着する。そんな土壌が固まりつつあるのではないでしょうか。この流れは今後さらに加速していくと考えられ、企業を「応援する」という目線で投資を捉えていく、新しい投資スタイルが生まれる可能性を示唆していると言えるのではないでしょうか。
■マネックス証券の「#ため活」について
「投資」=「お金を儲けるためにすること」、「なんとなく怖い別世界のこと」……、そんなイメージを持つ人は多いかもしれません。しかし「投資」は、お金そのもの以外にも得られるもの、目には見えない豊かさや楽しさが存在します。それは「応援する投資」にあると、私たちマネックス証券は考えています。環境問題・ダイバーシティ・地域貢献・金融リテラシーなどの社会的な問題に対して、積極的に活動する企業に投資をし、世の中を応援することを「#ため活」と名付けました。企業は、皆さんの投資から得た資本をもとに、さらに「世の中のため」に活動をします。それはいずれあなたの投資に対するリターンとして、めぐりめぐって還ってくるでしょう。世の中の“ため”になるような投資/活動、それが「#ため活」なのです。
特設サイト
https://info.monex.co.jp/lp/tamekatsu.html
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