本から始まる出会いが、毎月訪れる。オンライン書店「Chapters」とは?
Chaptersは、毎月、季節性やトレンドを踏まえて設定される独自の選書テーマの元、現役書店員がセレクトした文庫本4冊のみを月替りで取り扱うオンライン書店。毎月紹介される4冊の中から1冊を選び読書をすると、同じ時期に同じ本を読んだ者同士が繋がって本の感想を共有できるビデオチャット(=アペロ)に参加することができます。一人で完結する読書の楽しさはそのままに、誰かと楽しむという新たな選択肢を提供します。
選書は、東京・丸ノ内KITTE内にある書店「マルノウチリーディングスタイル」で働く現役書店員と共同で行います。本の好みは千差万別ですが、お客様の大切な時間、読み終えた後に残念な気持ちにならぬよう、現役書店員が選書した数十冊を、更にChapters運営チームがお客様を代表して"味見"をし、最終的に毎月4冊に絞られます。今後は不定期でゲストを迎えた選書も計画されています。
Chaptersでは毎月定額のサブスクリプション制が導入されていて、文庫本1冊・送料・アペロの参加申し込みの権利1回分(※1)が月額金額内に含まれています。Chaptersのサービス内では、本を選び購入するChapter1、アペロに参加するChapter2、出会った人と連絡先を交換するChapter3、それぞれのステップをChapter1~3で呼びます。書店として物語を販売するだけでなく、毎月ご利用して下さるお客さまご自身の物語のチャプター(=章)が進むようにとサービス名に願いを込められました。
※1:アペロは、お客様が購入された本・アペロ参加希望者の日程によって、稀にご案内できない場合があります。
ビデオチャット「アペロ」で気軽に本の感想をシェア。買う、から始まる感性のマッチ
Chaptersは、オンライン書店としての一面だけでなく、毎月同じ本を読んだ者同士が感想をシェアできるビデオチャット「アペロ」を通じた、感性先行型の人同士のマッチも用意されています。アペロとは、フランス語の「アペリティフ(=食前酒)」が元となる単語で、ディナーの前にさくっと軽めのドリンクや食事を楽しむことを意味します。初対面の出会いの緊張感を和らげるのに効果的であるとChaptersは考え、ビデオチャットをアペロと総称しました。
Chaptersのアペロは毎週土曜・日曜・月曜の17:00~、17:30~の2回制で、人数は2~3名、選んだ本を元に運営が自動でマッチを行います。さらに、会話のお題はChapters運営チームがご用意、毎回20分間の制限時間を設け、冒頭10分はお互いの顔が見れない音声のみのコミュニケーションを採用、感性でのマッチを重視しています。
毎月4冊の中から1冊、自分の直感を信じて選んだ本を読んだ先には、出会いのチャンスがあります。「本を買う」という日常のさりげない行為の延長線上に存在する出会いは、未来の友達や恋人候補になるかもしれません。
2020年11月&12月の選書テーマ「本で笑う」
コロナ疲れ、SNS疲れ、リモート疲れ。体だけでなく心の疲れも多く見られた2020年の締めくく りは少し力を抜いて一休み。活字でどこまで笑えるか...くだらないテーマに一生懸命挑んだ末の4冊です。初回のゲストクリエイターには、恋人を被写体に日常を映し出した写真・動画が人気のカツヲさんを起用。今回の選書作品4冊に実際に触れて感じた、それぞれの本の持つ笑いのニュアンスの違いを表現していただきました。
自粛ムードが再び強まる師走の日本で、読書に耽る年末はいかがでしょうか?
■Chapters bookstore サービス詳細
Chapters bookstoreは、お客様ご自身のチャプター(=物語の章)が進むようにお楽しみ頂ける月額制の書店です。毎月Chapter1から3を繰り返しお楽しみいただけます。
金額(全て税別、β版特別価格は2021年2月末まで)
【1ヵ月プラン】通常 ¥1,640/月 → β版限定プライス ¥1,490/月
【3ヵ月プラン】通常¥4,480/3ヵ月 一括引き落とし → β版限定プライス ¥4.330/3ヵ月
金額に含まれるもの
文庫本1冊
送料
毎月のアペロ参加申し込みの権利(1回分)
Chapters bookstoreサービス利用料
※価格は全て税別です。β版終了後、2021年3月より現在表示している通常価格は変更の可能性がございます。
※18歳未満のお客様はご利用になれません。
※当面月額サブスクリプションサービスのみでのご提供となります。ご注意ください。
※お客様のご事情による返品・交換は受け付けておりません。ご了承ください。
※サービスメンテナンスのため、当面毎週金曜日は販売を一時停止します(10:00~19:00を目安)。ご不便をおかけしますが、ご了承ください。
【Chapters選書時の判断基準】
・フィクション・ノンフィクション問わず文庫作品であること
・エンタメ作品としての読みやすさ(目安:冒頭100ページの間に作品に入り込めるか)
・誰かと感想を話したくなる読後感
・教養としての読む価値
・(ごく稀に)上記に当てはまらずとも、選書者のうち誰か1人の強烈な推薦本
「あえて隠す」から出会いが楽しい、Chaptersの2つの隠し味
Chaptersでは、本と人、人と人、どちらの出会いもより楽しめるよう2つの要素をあえて隠します。
顔とスペックは「あえて隠す」。プロフィールは最小限に。
Chaptersは、本の購入後プロフィールの入力がございます。お客様の基本情報と合わせて伺うのは、「読書頻度」や「お気に入りの読書時間」について。オンライン起点の出会いに慣れている方にとっては少し戸惑うかもしれません。相手の情報を事前に必要以上に知りすぎてしまうことは、時に出会いの期待値を勝手に操作してしまいます。あえて情報を削ぎ落とすことが対面時の隠し味になるというChapters独自の仮説の元、プロフィールは最小限、アペロの冒頭10分は顔を隠した状態で開始します。
毎月4冊、本のタイトルや詳細は「あえて隠す」。注文した瞬間から始まる読書体験
自分で選ぶ本はジャンルに偏りが出て新しい本との出会いがなかなか出来なかったり、膨大な品揃えの書店では逆に自分の読みたい本が分からなくなってしまったりした経験、ありませんか。Chaptersでは直感や感性を大切にしたいという思いから、本のタイトルや著者の詳細は明かさずに販売します。毎月ゲストクリエーターを迎え、お客様はChapters独自のクリエーティブと推薦理由のみを手がかりに本を選びます。本を選び注文した瞬間から、どんな本が届くかあれこれ頭の片隅で考える時間もまた、読書を長く楽しむ時間の一部になれば嬉しいです。
本棚で手と手が偶然重なる出会い...。Chaptersが目指す象徴的な出会い方の他にも、レストランで偶然隣り合わせに座って会話がスタートしたり、好きなバンドのコンサートの帰り道に友達ができたり、オフライン上での日常の出会いは、いつも予期せぬタイミングに始まります。オンライン起点の出会いがスタンダードになりつつある今の時代だからこそ、出会える人やものと同じくらい「出あい方」にもこだわりたいという思いで生まれた書店が誕生しました。