三井住友カードが運営するメディア「Like U」では、投資をしている20代から30代までの働く女性500人にインターネットを利用したアンケート調査を行いました。
働く女性のうち、今投資している人は48.6%
20代~30代の働く女性に「今投資をしていますか?」という質問をすると、約半数にあたる48.6%が「投資をしている」と回答しました。その中でも20代で投資をしている人は44.2%だったのに対し、30代になると56.0%の人が「投資をしている」と答えています。つまり年齢が上がるにつれ資産運用への興味が高まり、実際に投資を始める人が増えているようです。
今行なっている投資1位は「株式投資」
20代~30代の働く女性500人は今、どのような投資を行なっているのでしょうか?実際の投資経験者が取り組んでいる投資の種類について500人にアンケート調査を行なうと、今取り組んでいる人が最も多かったのは「株式投資」で、50.8%の人が行なっていることがわかりました。続いて多いのは「投資信託」で43.8%。そのあとに仮想通貨やFXなどの通貨投資が続きました。「株式投資」を行なっている人が最も多く利用しているのは、証券会社の専用口座でした。その次に多かったのは銀行の専用口座、一般NISAの口座、iDeCoの口座…という回答が続きました。
また「投資信託」を行なう人が最も多く利用しているのは、積み立てNISAの口座でした。
一方、株のアプリやインターネット上で、投資診断や投資アドバイス、運用(売買や最適化等)などを代行してくれる「ロボアドバイザーサービス」を利用している人はまだ少数派であることがわかりました。
投資に充てている資金はどのくらい?貯金用資金とのバランスは?
20代~30代の働く女性は、投資にどのくらいの金額を充てているのでしょうか。手取り収入との比率で見てみると、投資に充てている金額で最も多いのが「手取り収入の5%未満」というもので半数以上を占めました。一方で貯金に関しては「手取り収入の5%未満」は35.8%とやや少なめ。逆に「手取り収入の5%以上」と答えている層を全て合計すると64.2%となり、多数派となっています。このことより貯金と投資を比べると、やや貯金の方に重きを置いている人が多いということがわかりました。
今回は何かと心配事の多いはじめての「投資」について、実際に投資経験者がどのようなスタイルで行動しているかを紹介しました。ネットで調べたり、SNSで情報収集をしたり、実際にやっている人に聞いてみたり。最初のきっかけは、実はいろいろな所にありそうです。
少しでも「投資」に興味があるならば、無理のない範囲でまずトライしてしまうというのもおすすめ。実際にやってみると、世の中のニュースや社会情勢など、興味の対象がぐんと広がり、新たな世界を見渡す自分に出会えるかもしれませんね!
■調査概要
調査タイトル:投資・資産運用についてのアンケート
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年11月16日〜11月17日
調査対象:20代~30代で投資をしている働く女性
有効回答:500サンプル