『悪魔英語』『ダンベル何キロ持てる?』等…今年はマンガでスキルアップも?楽しみながら知識やノウハウが身につく、自分磨きにおすすめのマンガを紹介

総合電子書籍ストア「ブックライブ」はマンガ好きの会員(※)の男女2,392名を対象に「”習い事・スキルアップ”に関する意識調査」を実施しました。
※過去半年以内にマンガジャンルの作品を購入したブックライブ会員

今やスマートフォンやタブレット端末ひとつあれば自宅で習い事をできる時代。新たにトライしたい習い事を楽しみながら学べるような書店員選りすぐりの「自分みがき」におすすめのマンガも併せて紹介します

【1】7割以上の人が、新たに習い事やスキルアップを「したい」と回答!1位は語学、2位はパソコン・ネット関連、3位は美容・ダイエット

「2021年、新たにトライしたい習い事・スキルアップしたい事はありますか?」という質問をしたところ、73.5%の人が「ある」と答えました。動機として、「コロナ禍で増えた在宅時間を有効に使いたい」「健康が気になる」、そして「仕事に必要なスキルアップをこの機会にしたい」という声が多く寄せられました。

・せっかく自宅にいる時間が増えたので、この機会に新しい趣味を始めて、生活を充実させたい。(20代・女性)
・在宅時間が増え、オンライン学習ができるサービスが最近は色々あると知ったので。(40代・女性)
・ずっと家にいて、体力・筋力の衰えを感じるので、このままだとマズイなと…。(30代・男性)
・コロナ禍でできた時間を有効に使って、仕事で役立つ資格を今のうちにとっておきたい。(30代・女性)

では、どのような習い事にトライしたいか、スキルアップをしたいかについて、「2021年、新たにトライしたい習い事・スキルアップしたい事を教えて下さい。(3つまで複数回答可)」という質問で尋ねたところ、得票数1位は「語学」でした。「仕事に役立てたい」という理由に加えて、「あらためてちゃんと勉強したい」という声や、「次に海外旅行に行くまでに上達したい」という新型コロナ終息後を見据えた声も寄せられました。

2位は「パソコン・ネット関連」でした。趣味やコミュニケーションツールとして活用したいという人のほか、「仕事で必要」「仕事のためにスキルアップしたい」という声が半数以上にのぼりました。4位にランクインした「簿記・宅建などビジネス系の資格」も、今後のキャリアアップや収入増につなげたいという意欲がうかがえます。
3位には「美容・ダイエット」が、5位には「筋トレ」がランクインしました。「コロナ禍で太ってしまった」「在宅勤務になって運動不足」といった声が多数寄せられ、新年をきっかけに一念発起する方はとても多いようです。8位の「スポーツ」でも健康を意識する声や、ランニングやヨガといった手軽に始められる方法を選ぶ人が目立ちました。
6位は「料理」でした。必要にかられて自炊を始めた人、この機会にレパートリーを増やそうという人のほか、ここでも健康を気遣うコメントが寄せられました。7位以下には、楽器・ペン習字・書道・イラスト・絵画といった、日々の充実につながる趣味がランクインしました。

・仕事でもプライベートでも役立てるために、英会話をちゃんと勉強したい。(30代・男性)
・コロナ禍が収束したら、また海外に旅行に行きたい!その時までに、ある程度英語が話せるようになっていたい。(40代・女性)
・直接人と会うことが難しくなったので、パソコンやネットをもっと使いこなせるようになりたい。(50代・女性)
・パソコンは仕事で元々使ってましたが、今後さらに在宅で様々な事をしなければならず、プログラミング等の知識も身につけたい。(30代・女性)
・キャリアアップにつながる資格をとりたい。勉強する時間もできたし、この先も収入で不安になる事がないように。(20代・男性)
・「脱・コロナ太り」を決意しました。ダイエットのためのレシピや、ストレッチの方法をネットで調べています。(30代・女性)
・在宅勤務になって以降、さすがに運動不足で健康面が不安。筋肉をつけながら痩せたいです。(40代・男性)
・体力アップのため、家の周辺をランニング。オンラインでヨガも習いたい。(20代・女性)
・美味しい物を食べるのが好きなので、料理のレパートリーを増やして、健康的な食生活を目指したい。(30代・女性)
・ギターを弾けるようになりたい。前からやってみたかった事に、この機会にチャレンジしたい。(30代・男性)

【2】習い事・スキルアップをしたい理由は?1位は「教養・知識を身につけたい」、2位は「ストレス解消・気分転換」、3位は「美容・健康のため」

「習い事・スキルアップをしたいと思った理由を教えてください。(3つまで複数回答可)」という質問で、得票数1位は「教養・知識を身につけたいから」でした。その内訳は、語学を学びたい人が4割、パソコン・ネット関連を学びたい人が3割を占め、在宅時間が増えたこの機会に、今後も役に立ちそうな知識を吸収したい、と考えている人が多いようです。
2位は「ストレス解消・気分転換」、3位は「美容・健康のため」でした。コロナ禍になって約1年が経過しようとしている今、在宅時間の増加による肥満やストレスといったマイナス面をあらためて実感し、具体的な改善策を講じようとする人が増えているようです。

4位は「資格取得・キャリアアップのため」でした。コロナ禍による経済の低迷が危惧される昨今、収入の安定性や今後のキャリアをあらためて考えた人も多いのではないでしょうか。平常時は忙しくてなかなか勉強時間がとれなかった人は、むしろチャンスと捉えて前向きな気持ちで取り組もうとしているようです。6位の「昔好きだった事をもう一度やってみたいから」と回答した人の多くは、語学や楽器を選んでいました。ある程度まで学んだ経験があるものを、再び極めてみるのも良い機会かもしれません。

・一度挫折した英語を、この機会に腰を据えて勉強したい。(30代・女性)
・パソコンのツールで、なんとなくわかっているようでわかっていなかった事を、ちゃんと学んで使えるようになりたい。(40代・男性)
・運動不足も危険だけど、ストレスを貯めるのはもっと危険だな、とこの1年で実感した。(20代・女性)
・去年の生活でどれだけ太るかがわかったので、今年は肉体改造!(40代・女性)
・時間があるうちに勉強をして資格をとりたい。普段だと仕事に追われてできないし。ピンチはチャンス。(30代・男性)
・学生の頃まで習っていたピアノを、また弾きたいと思っています。(40代・女性)

【3】習得方法およびかける金額は、「独学で低予算」が主流!動画やアプリの活用で、コロナ禍でも無理なく「自分みがき」が可能に

「習い事・スキルアップは、どのような方法でする予定ですか?」という質問をしたところ、1位は「本やテキストを買って独学で」でした。語学・パソコン関連・資格について学ぶ方法としては、昔からの王道と言えるでしょう。ブックライブストアでも、2020年5月の全国的な緊急事態宣言下では、ビジネス書・実用書の売り上げが緊急事態宣言前に比べて17%伸びていました。

2位は「ネットの情報や動画を見て独学で」でした。YouTubeにレクチャー系の動画が多数公開されており、学習・フィットネス系のアプリも豊富、さらに、人と会わなくてもできる、という昨今ならではの方法を取り入れている方は多いようです。3位は「対面の有料レッスンで」でした。ジムやスタジオなど特別な設備が必要な場合のほか、通うことで続けられる環境に身を置きたいという人にはニーズが高いようです。なお、感染症対策がきちんとされているか、も今では重要なチェックポイントのようです。
4位は「オンラインの有料レッスンで」でした。特にコロナ禍以降、様々な分野においてオンラインで学べるサービスが充実してきており、選択肢の広がりを見せています。

「習い事・スキルアップに、ひと月あたりどれぐらい予算をかける予定ですか?」という質問をしたところ、最も多かったのは3,001円~6,000円で、29.5%でした。次いで多かったのは、1円~3,000円で26.3%。習得方法で「独学」が上位を占めていた事からもわかるように、レッスン料としては低くおさえ、テキスト代やアプリの料金+必要な道具代、程度の無理のない出費でスタートしたい方が多いようです。

そしてなんと0円という方が14.8%を占めました。YouTubeの動画や無料アプリ、ネットの情報などを活用しながら、無料でも「自分みがき」ができてしまう時代です。また、「ハマるかどうかはまだわからないけど、ちょっとチャレンジしてみたい」という人は、とりあえず無料で始めてみるのも良いかもしれません。6,001円以上の予算をかけている方の内訳としては、対面の有料レッスンやスポーツジムに通う方、道具やウェアなどにお金をかけるという方が目立ちました。

・最近は語学学習ができるアプリがたくさんあって驚きました。あとは本屋さんでテキストを買ったりして、なるべく安くすませたいです。(30代・女性)
・プログラミングのテキストを数冊買いました。あとは実践するのみ!(20代・男性)
・資格取得のためのテキストを買いましたが、自分だけでできるか不安なので、オンライン講習も受けようか考え中です。(30代・女性)
・YouTubeで魚のさばき方がわかる動画や、料理のレシピ動画をよく見ています。コツがわかりやすい!(40代・女性)
・ヨガやストレッチの方法はネットで調べられるので、そのぶんウェアやマットにはこだわる。自宅でもテンションが上がるように。(20代・女性)
・自宅で自分一人で勉強、というのが続けられるか自信がないので、お金はかかるけどスクールに申し込もうと思っています。(40代・男性)
・スポーツジムに通うのをいったんやめていましたが、感染症対策が徹底されていれば、再開しようと思っています。(30代・女性)

【4】楽しみながら知識やノウハウが身につく!「自分みがき」におすすめのマンガ5選

「語学」「パソコン・ネット関連」「美容・ダイエット」「資格取得」「筋トレ」にトライしたい方におすすめの、楽しく自分みがきできるマンガをブックライブのベテラン書店員が紹介します。

■英語を習得したい方におすすめ!『悪魔英語 喋れる人だけが知っている禁断の法則』

著者名:ダムるし/青木ゆか
出版社:KADOKAWA
【作品紹介】
喋れる人続出!!ベストセラー『ずるいえいご』の青木ゆか氏による英会話メソッドを完全フィーチャー!史上初の英会話エンターテインメントコミック!
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英語コンプレックスを持ち、外国人客との接客が上手くできずにいる書店員のコウスケ。彼はある日、『DEVIL's ENGLISH』という不思議な本と出会い、悪魔を召喚してしまう。だが、その悪魔は英語しか喋らず、「お前は既に英語を喋れている。4つ捨てるだけでいい」と謎の言葉を告げる。果たしてその「4つ」とは――!?勉強はもう十分。「英語力ない」を「ある」に変える4つのメソッド。

■プログラミングの超ビギナーにおすすめ!『はたらくプログラミング 完全版』

著者名:とりたす/ウェブカツ!!
出版社:KADOKAWA
【作品紹介】
これ1冊でプログラミング言語のイメージがつかめる! プログラミング言語を擬人化し、全部まるごと漫画だから読みやすい!! どこから学んでいいのかも分からない人向けの超ビギナー入門書になっています。
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新しい職場に配属された、新入社員のジャバスクリプト。ステキなwebサービスが作れるようにと張り切るが、配属先には、棟梁のHTMLや美術担当のCSS、仕入れ担当のPHPなどのちょっとクセのある人たちがいて……。様々な困難にぶつかりながらも、仲間とともに成長し立派なプログラミング言語として機能していくJSの物語。

■美容・ダイエットに関心がある方におすすめ!『デブスおばさんが美魔女になりました。』

著者名:後藤ユタカ
出版社:ぶんか社
【作品紹介】
アラフォーのデブオタ漫画家が、20キロの減量&美容施術でエイジレス美人に大変身!「激太り」「引きこもり」「ヒモ男との同棲」と、生きる気力を失っていた漫画家が、美容に目覚めて20キロもの減量に成功。数々の美容術を実践してきた著者が、コアリズム、モムチャンダイエットなどのダイエット法のほか、ボトックス注射、プラセンタ点滴などこれまでに体験し、効果の高かった美容術を厳選してご紹介。

■ビジネス系の資格取得をしたい方におすすめ!『コミック版 できる人の勉強法』

著者名:安河内哲也/星野卓也/岡本圭一郎
出版社:KADOKAWA
【作品紹介】
勉強から遠ざかっていた「のほほんな、新社会人の兄」と、勉強せずに高3を迎えてしまった「快活だけが取り柄の高校生の妹」。兄は、不動産業界に就職して1年以内に宅建の試験を獲らなければならなくなった。妹は親から「浪人させる余裕はない。今年合格しなかったら就職だ」と言われる。そんな2人が、さすらいの家庭教師と出会い、「できる人の勉強法」を体得することになる…!?昇進試験、TOEIC、資格試験、大学受験…など、かならず成果が出る勉強法の極意をコミックで学べ!

■筋トレに関心がある方におすすめ!『ダンベル何キロ持てる?』

著者名:サンドロビッチ・ヤバ子/MAAM
出版社:小学館
【作品紹介】
「ひびき…お前、また太った?」
“食べること”が大好きな女子高生・紗倉ひびきは、友人の一言をきっかけにダイエットを始めようと決意する!!運動を一人では続けられない彼女が入会したのはスポーツジム!!
そのジムで、同級生でお嬢様の奏流院朱美と出会うのだが…!?理想のカラダを手に入れるため、彼女のトレーニングが始まる――!!

【調査概要】
・調査タイトル :“習い事・スキルアップ”に関する意識調査
・調査方法:ブックライブ会員に対してアンケートメールを送付。フォームより回答
・調査対象 :過去半年以内にマンガジャンルの作品を購入したブックライブ会員
・有効回答数:2,392人(10代以上の男女) 男性回答者664人、女性回答者1,728人
・調査時期:2020年12月12日~12月14日
・本調査レポート記事:https://booklive.jp/bkmr/report_2101
※過去の調査レポートアーカイブURL: https://booklive.jp/bkmr/category/report