ダイエットや健康管理に役立つ体重計。最近では、さまざまな項目を測定してくれたり、スマホと連動して記録をつけてくれたりなど、多機能な体組成計が増えています。そこで本記事では、自分にぴったりの体重計の選び方を解説するとともに、おすすめの商品についてもご紹介します。

MOKUJI
1 体重計と体組成計の違い
1.1 体重計
1.2 体組成計
2 体組成計の選び方のコツ
2.1 使用目的で選ぶ
2.2 測定方法を確認する
2.3 使いやすさ・機能を確認する
3 体組成計のおすすめ機能!スマホ連携
3.1 スマホ連携機能とは
3.2 スマホ連携のメリット
3.3 iPhone用アプリ「ヘルスケア」との連動
4 おすすめの体組成計9選
4.1 TANITA(タニタ)|インナースキャンデュアル RD-913
4.2 TANITA(タニタ)|体組成計BC-765
4.3 オムロン|カラダスキャン HBF-228T
4.4 Panasonic(パナソニック)|体重・体組成計EW-FA24
4.5 TANITA(タニタ)|体組成計インナースキャン50 BC-316
4.6 ドリテック|体重体組成計 BS-910
4.7 オムロン|カラダスキャン HBF-256T
4.8 オムロン|カラダスキャン HBF-701
4.9 ドリテック|体組成計 レイズ
5 測定項目別チェックポイント
5.1 体脂肪率
5.2 基礎代謝量
5.3 内臓脂肪
5.4 筋肉量
5.5 BMI測定
5.6 推定骨量
5.7 体年齢
6 自分に合った体組成計を探そう

体重計と体組成計の違い

自分の体の状態を知るのに大変便利な体重計と体組成計は、それぞれ機能面に違いがあります。購入する前にそれぞれの特性を把握しておきましょう。ここでは、体重計と体組成の違いについて解説します。

体重計

体重計の役割は、体重を測ることだけです。機能が限られている分、比較的低価格で購入できます。アナログタイプとデジタルタイプの2種類があり、アナログタイプは電池要らずで壊れくいのが特徴です。

体組成計

体重だけでなく、体脂肪率・基礎代謝量・内臓脂肪・筋肉量・BMI測定・推定骨量・体年齢など、さまざまな項目を測定できるのが体組成計です。

それぞれの数値の進捗をチェックできるので、ダイエットや筋トレの心強いサポート役にもなります。

体組成計の選び方のコツ

数ある商品の中から自分にぴったりの体組成計を見つけるためには、計測目的に合った機能が搭載されているかどうか、に着目するのがポイントです。ここでは、体組成計選びのコツについて解説します。

使用目的で選ぶ

使用する目的によって、計測すべき項目は異なります。まずは、健康維持・トレーニング・ダイエットなど、使用目的が何かを考えてみましょう。

  • 健康維持目的:内臓脂肪のレベルや肥満度(BMI)・基礎代謝量・体年齢を把握できる物が良いです。オーソドックスな体組成計であれば、5,000円程度で購入できます。
  • トレーニング目的:体の部位ごとに筋肉量を測定できる本格的な物がおすすめです。 測定した数値をもとに筋トレのメニューを考えられます。また、スマホと連動できる機能が付いていれば、こまめな進捗確認が楽になるでしょう。
  • ダイエット目的:基本的な測定項目に加えて、骨量・骨格筋の割合などが測定できる物がおすすめ。50グラム単位で細かく測れる物であれば、わずかな変化も見逃しません。

測定方法を確認する

体脂肪を測定する際は、微弱電流を体内に流します。微弱電流を流す測定点はメーカーや機種によって異なり、足だけの物もあれば、両手タイプや、片手タイプなどさまざまです。より正確な測定を行うためには、計測点の多い物を選ぶと良いでしょう。

なかでも計測点が多いのは、両手両足測定タイプです。ただし、置き場所の問題もありますから、本体の大きさ・収納場所などを事前にチェックすることをおすすめします。

使いやすさ・機能を確認する

体重計の使いやすさのポイントとなるのが電源スイッチの位置です。上面に電源スイッチが付いていると、使うたびにかがんでスイッチを入れなければなりません。

この面倒を避けるなら、フットスイッチ式の物が便利です。同じように、個人キーなども足で操作できるとより便利でしょう。

1つの体組成計を家族で使用する場合は、登録人数も要確認。家族の人数より登録人数が少ないと、誰かが毎回入力し直す必要があります。ただし、正確に測定できるのはほとんどが17歳以上なので、小さな子どもは登録人数に含めなくてOKです。

また、機能としておすすめなのがスマホ連動です。使用目的に応じて、スマホ連携機能が搭載されている体組成計を選んでみてください。

体組成計のおすすめ機能!スマホ連携

測定結果を簡単にチェック・管理したい人は、スマホ連携機能が付いた体組成計がぴったりです。ここでは、スマホ連携機能の概要とメリットを紹介します。

スマホ連携機能とは

スマホ連携機能とは、体組成計とスマホをBluetoothやWi-Fiで通信させる機能のこと。使用前に、スマホに専用のアプリをインストール。連携が済んだら、体組成計のデータがスマホに転送されます。

スマホ連携のメリット

一番のメリットは、スマホで測定結果を見たり管理したりできることでしょう。なかには測定結果をグラフ化してくれる物もあり、体の変化を把握しやすくなります。データを自動で転送する機能が付いた物が多く、わざわざ自分で記録する必要がないのも魅力。

転送されたデータをもとに、ダイエットや筋トレのメニューを考えられるので、体型維持にも役立つでしょう。

iPhone用アプリ「ヘルスケア」との連動

iPhone4S以降のiPhoneには「ヘルスケア」というアプリが搭載されています。体組成計の中には、専用アプリとこの「ヘルスケア」を連動させられる物も。これを使えば複数のアプリのデータを一括で確認できるので大変便利です。

おすすめの体組成計9選

続きはこちら