MOKUJI
1 犬・猫の暑さ対策の前にチェックすべきこと
1.1 チェック①犬・猫は体温調節が難しい
1.2 チェック②犬・猫が熱中症になりやすい状況
1.3 チェック③犬・猫が熱中症になった場合の症状
2 自宅でできる犬・猫の暑さ対策
2.1 エアコンや除湿器で温度・湿度管理を行う
2.2 カーテン・ブラインドを閉める
2.3 水をたっぷり準備する
2.4 暑さ対策グッズを使う
3 犬・猫におすすめの暑さ対策グッズ
3.1 【犬猫兼用】インピア/ペット用ひんやりマット
3.2 【犬猫兼用】PETKIT/スマート・ペットハウス・コージー
3.3 【猫専用】マルカン/ひんやりクール猫鍋 CT-417
4 犬・猫の夏バテ対策におすすめの食材
4.1 ビタミンB1とナイアシンが豊富な豚肉
4.2 クエン酸・抗酸化ビタミンを含むトマト
4.3 水分が多いキュウリやスイカなど
5 犬・猫の暑さ対策万全で暑い季節をむかえよう
犬・猫の暑さ対策の前にチェックすべきこと
犬や猫は、人間と比べて暑さに弱いとされています。ここでは、犬や猫が熱中症になりやすい理由や状況について解説します。
チェック①犬・猫は体温調節が難しい
人の皮膚には、体温調節をするための汗腺が多くありますが、被毛に覆われている犬や猫の場合は、足の肉球や鼻などごく一部にしか汗腺がありません。そのため、体温調節が難しいとされています。なかでも、舌を出して体温調節を行う犬に比べ、基本的に鼻呼吸をしている猫は特に苦手とされています。犬や猫それぞれの特徴を理解して、暑さ対策をしましょう。
チェック②犬・猫が熱中症になりやすい状況
散歩などで外出する機会が多い犬は、熱中症になりやすいとされています。真夏の日中は気温が高く、アスファルトも高温になるため、熱中症対策が必須です。興奮しすぎて動き回っていると、余計に体力を消耗したり、水分不足になったりしやすく、熱中症につながる恐れもあります。熱のこもった地面と体の距離が近くなってしまうのも、体温が上がりやすい原因の1つでしょう。
しかし、犬や猫を室内飼いしている場合でも、安心とは言えません。夏場の室内温度は高くなりやすいため、犬や猫の熱中症は、室内での留守番中に起こるケースは多いのです。また、ペットと車で移動する時にも注意が必要。暑い日に車内にペットを放置するのは避けてくださいね。
チェック③犬・猫が熱中症になった場合の症状
動物は言葉を発しないため、体調不良のサインが分かりづらいですよね。犬や猫に以下の症状が見られた場合は、熱中症になっている可能性があるので注意しましょう。
<熱中症が疑われる症状>
- 体に熱がこもっている
- 呼吸が乱れている
- いつも以上によだれが出ている
- 食欲がない
- ぐったりとしていて元気がない
- 痙攣している
- 意識がはっきりとしていない
以上のような症状に気づいたら、すぐにかかりつけの動物病院で診察してもらうことをおすすめします。
自宅でできる犬・猫の暑さ対策
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