いつ夏のボーナスが支給されるのか、把握することはお金の計画を立てる上で重要です。公務員か民間企業かによっても、夏のボーナスの支給日と金額は異なります。使い道としては貯金する人が多いようですが、自分へのご褒美アイテムを選ぶのもおすすめ。この記事ではボーナスの使い道や平均額、夏におすすめのご褒美アイテムリストを紹介します。

夏のボーナスはいつ支給される?平均支給額も紹介

夏のボーナスはいつ頃支給され、支給額の平均はどのくらいなのでしょうか。ここでは公務員と民間企業それぞれの夏のボーナスの支給日と、平均的な支給額を見てみましょう。

夏のボーナスの支給日は6月中旬~7月上旬にかけて

公務員、民間企業それぞれの夏季賞与の支給日は、

・公務員…6月30日
※国家公務員の場合。地方公務員は条例により異なるが、国家公務員の支給日に準じることが多い
・民間企業…6月中旬〜7月上旬くらい

となっています。国家公務員は法律で6月30日(基準日に在職する職員が対象)と決まっています。

一方、民間企業は支給日にかなり差がありますが、特に多いのは7月上旬〜10日前後です。はっきり日にちが決められていなかったり、中小企業になると業績によって支給されなかったりする可能性もあるので、実際に支給されるまでは落ち着かないかもしれません。

夏のボーナスの平均支給額は公務員の場合「約65万円」

国家公務員(管理職を除く一般行政職)の2020年冬期ボーナス(期末手当、勤勉手当)の平均支給額は65万3,600円(平均34.6歳)でした。
これは、人事院勧告に基づくものです。人事院勧告とは、日本の行政機関である人事院が国家公務員の給与水準を、民間企業従業員の給与水準と均衡させるため勧告を行うことを指します。

夏のボーナス平均支給額は民間企業だと「基本給の1〜2ヵ月分」

民間企業の賞与平均支給額は76万1,786円というデータが出ています(※1)。これをみると「民間企業の方が多くもらっている」という印象がありますが、実際には大企業と中小企業でかなりの差があります。

民間企業は業種や企業規模によっても支給額の差が大きいです。より実際の支給額に近い数値として、ボーナス支給有りの人の平均値は35万円、中央値は30万円というデータがあり、年齢と比較して支給額も上がっていく傾向にあります。(※2)
大まかに計算すると、民間企業のボーナスは基本給の1~2ヵ月分を支給される場合が多いようです。

(※1)日本経済新聞社がまとめた「2020年冬のボーナス調査」による
(※2)まねーぶ調べ「2020年冬ボーナス調査」による

気になる夏のボーナスの使い道を調査!

まとまった金額が手に入るボーナス。使い道はもちろん自由ですが、貯金や旅行、買い物に使う人が多く見られます。参考までに、周りの人が夏のボーナスをどう使っているか見てみましょう。

貯金

やはり「とりあえず貯金」に回す人は多いです。人生いつ大きな出費がやってくるかわからないもの。特に20代後半になると結婚式が立て続けに入ってくることもあるので、ご祝儀貧乏になる人もいるでしょう。
思わぬ出費を想定して、ボーナスが手元に入ったらまず何割かは貯蓄に回しておきたいところです。

旅行

まとまった資金が必要になる旅行はボーナスの使い道として上位です。海外旅行や温泉旅行など、ボーナスがあるからこそできるちょっとリッチな使い方ですね。
一般的にはボーナスの後は夏休みや冬休みの時期とかぶるため、旅行代金も割高になります。ボーナスの一部を旅行資金として貯蓄し、閑散期の安い時期に旅行へ行くのがおすすめです。

ローン返済

住宅ローンや自動車ローンがある人は、ボーナス払いを併用している場合も多いでしょう。また学生時代に奨学金を借りていて、奨学金の前倒し返済に当てる人もいます。これも貯金と同じように、堅実な使い方かもしれません。

買い物

ボーナスはいろいろな使い道がありますが、多いのはやはり「買い物」。欲しいものを一括で購入して、「ボーナスをもらった」という気分になるのも爽快です。日頃仕事を頑張っているからこそもらえるボーナスなので、自分に何か1つご褒美を買って、次のボーナスまでのモチベーションをアップさせるのも良いでしょう。

夏のボーナスで買いたい♡ご褒美アイテムリスト4選

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