ジュエリーを買取してもらう3つの方法
ジュエリーを売るときの方法は、主に3つあります。買取店・出張買取・宅配買取の特徴を解説した上で、メリットとデメリットを紹介します。
①買取店に持ち込む
一番シンプルで手軽なのは、リユースショップなどの買取店に持ち込んで買取してもらう方法です。買取店を利用すれば、その場で値段がついて現金化でき、査定額の詳細も聞けるため安心感があります。価格に納得がいかなければ、面と向かって価格交渉もできるのも良いところ。一点から気軽に持ち込めるのも買取店に持ち込むメリットです。また、不要なものを捨てずに、買取に出すことはサステナブルな行動と言えます。
デメリットとして考えられるのは、少々手間がかかること。特に買取店が近くにない場合、多くの交通費と時間を要します。また営業時間や予約の手配など、店舗ごとのルールを確認しましょう。また、値段のつかない商品の場合は無駄足になることもあります。
②出張買取を利用する
出張買取は自宅など、こちらが指定した場所に買取業者が来て買取をしてくれるので、販売店に持って行く手間が省け、近くに買取店がない人にも便利なシステムです。買取店での査定と同様に、その場で現金化できるのが嬉しいポイント。ただし、査定のために見ず知らずの人を家に呼ぶ点や、来てもらった手前、査定額に納得がいかなくとも買取を断り辛い点、さらに相手に手間をかけるので一点だけの場合呼びづらい点など、いくつかのデメリットがあります。
③宅配買取を利用する
買取してほしい商品を宅配で送る宅配買取。買取店が近くにない場合に便利ですし、送料や査定が無料のことが多く気軽に利用できるのが宅配買取のメリットです。また、面と向かっての査定ではないので、納得いかない場合に断り安いです。さらに現地での査定の待ち時間がないというメリットも。
デメリットは、査定しているところを確認できないため、価格に納得できなくても価格交渉が難しい点です。買取を断ると、送料などの費用が自己負担になる場合が多いです。また、宅配中に起きる紛失や破損事故などのトラブルを回避するため、補償の有無などを確認する必要もあります。
【2021年最新版】高く買取されるジュエリーの種類や素材
高く売れるジュエリーには、宝石に価値があるもの、貴金属として価値があるもの、人気のブランドのジュエリーなどがあります。2021年の最新の買取事情を踏まえた上で、高く売れるジュエリーについて解説します。
ダイヤモンドジュエリー
ダイヤモンドを使ったジュエリーは古くても価値が付きます。特に品質が高いダイヤモンドは輝きが美しく、高価買取の可能性大です。ダイヤモンドの品質を示す、アメリカの国際的なダイヤモンド鑑定機関の定める世界共通の基準GIA(米国宝石学会)の4Cは、重量(カラット)、色(カラー)、透明度(クラリティー)、技術加工(カット)を数値化したもの。4Cのレベルが高ければ、金属部分など土台の素材が劣化していても、溶かして石を取り出し再販できるため、問題なく買取してもらえることもあります。
カラーダイヤモンドやカラーストーン
ノーブランドの場合、希少性の高いカラーダイヤやカラーストーンで品質の良いものは、高額査定の対象になる傾向があります。特に、ピンクダイヤ、パライバトルマリン、ブラックオパール、アレキサンドライトなどは、産出量が減って価格が高くなっています。
金やプラチナなどの貴金属を用いたジュエリー
土台の貴金属が高価なものは高値で売れます。金の場合、金の純度100パーセントのK24が最も高価です。ジュエリーに多いK18は純度75%なので24Kに比べると価格は下がります。プラチナも価値のある貴金属で、高価査定の可能性が高いです。中でも、Pt1000は純度100%のプラチナで特に高価。刻印を確認してみましょう。
人気のブランドジュエリー
人気ブランドの商品は需要も高いので買取額も上がる傾向にあります。ブランド独自の厳しい基準が設けられていることが多く、使われている素材の質も高いことが多いからです。エルメス、カルティエ、ブルガリ、ティファニー、グッチ、ディーオールなどは、どの時代も買取価格が安定しています。2021年最新買取事情としては、ハリーウィンストンやセリーヌなどの人気が高く、買取価格も上昇傾向に。
イヤーカフ
アイテムでいうと、マスク時代に顔まわりを華やかに演出してくれるイヤーカフが高額買取されています。需要は高いのに、まだまだ流通量が少ないのが高額になる要因です。
査定前に要チェック!ジュエリーを高く買取してもらうための準備
ほんのひと手間、ひと工夫で価格が大きく変わることもあるので覚えておいてください。以下の記事では、ジュエリーの高価買取につながる日頃のお手入れと保管のポイントや、査定前に準備しておきたいことを詳しく解説しています。ジュエリーを少しでも高く買取してもらうために、ぜひ参考にしてくださいね!
実際のジュエリー査定・買取体験を取材した記事はこちら。