クラウド型請求管理ソフトを提供する「メイクリープス」では就業時間内における社員の新型コロナワクチンの接種を認め、接種した翌日から5日以内に生じた頭痛・発熱・倦怠感等の副反応が疑われる際に、最大4日間の特別休暇の取得を可能としました。
企業の接種環境整備が今後の課題に
日本国内における新型コロナワクチンの接種は、現在は医療従事者等と高齢者への摂取が進んでいます。その後は基礎疾患を有する方等に接種を進めていく見込みで、5月11日(火)時点で約300万人が接種済み。今後、より多くの方が円滑にワクチンを接種するためには、企業などが積極的にワクチン接種を受けやすい環境を整備することが重要と言われています。
そこで同社では、新型コロナワクチン接種を希望する従業員が安心してワクチン接種ができる環境を整備すると発表しました。
■ 実施内容
新たな特別休暇制度として、「新型コロナワクチン摂取特別休暇」を制定
■ 目的
本休暇は、新型コロナワクチン接種を希望する社員が安心して接種時間を確保し、副反応等に対応できることを目的として導入します。
■ 期間
2021年6月1日〜2022年2月末
※ 政府が定める接種期間に準ずる
■ 対象者
全従業員(試用期間中の者を含む)
■ 制度の詳細
・会社は従業員の申し出により、以下の場合において合計4日間まで特別休暇が取得可能
・本人が、勤務日に新型コロナワクチンを接種する目的で、医療機関等を訪問する場合
・本人が、新型コロナワクチンを摂取した後に生じた副反応により、就業が著しく困難である場合
様々な特別休暇制度も
また、同社では女性従業員が更に活躍しやすい環境を提供することを目的とした「支援休暇(旧制度名称:生理休暇)」や、スキルアップ、ボランティア活動、心身のリフレッシュ等を主たる目的として、最大3ヶ月の休暇の取得を可能とした「サバティカル休暇」も制定しています。
同社のように働きやすい環境を整備し、働く従業員の健康や満足度を向上させる取り組みを行う企業が今後も増えてきそうですね。