下着ブランド「Angellir(アンジェリール)」では、全国の28歳の女性300人を対象に「28歳女性の実態調査」を実施しました。
「Angellir(アンジェリール)」は、可愛く、機能美のある商品や、美しさを保つためのコンテンツを通して、内面から女性を輝かせるウェルビーイングなライフスタイルを過ごすためのブランド。“28歳”をブランドのコア・ターゲットとし、「ココロもカラダもキュッと上向く」をブランドコンセプトにしています。
28歳は社会に出て数年経ち、金銭的にも余裕ができて、趣味や自分磨きなど、生活を充実させられる年齢。その一方で、恋愛や理想のキャリアプランなど、悩みの尽きない年齢でもあります。「Angellir」では、ブランドのコア・ターゲットである28歳の悩みに寄り添い、よりウェルビーイングなライフスタイルを過ごしてほしいという想いから「28歳女性の生理」に関する調査を実施しました。28歳女性300名のリアルな生理事情について紹介します。
平均月経持続日数(※月経持続日数=月経開始より終了までの日数)
(単数回答)n=300
平均月経持続日数は回答の多い順に「7日程度」29.7%、「5日程度」27.7%、「6日程度」24.0%でした。
排卵日前後/生理前/生理中に感じる不調・症状(複数回答)
排卵日前後に感じる不調・症状は1位が「下腹部痛」34.7%、2位は「イライラ」17.0%、3位は「眠気」15.0%でした。
生理前に感じる不調・症状は1位が「イライラ」49.0%、2位は「下腹部痛」40.7%、3位は「眠気」35.0%でした。生理中に感じる不調・症状は1位が「下腹部痛」66.3%、2位は「腰痛」41.0%、3位は「眠気」38.0%でした。
排卵日前後と生理前は「下腹部痛」「イライラ」「眠気」といった不調・症状を感じている人が多く、生理中に感じる不調・症状は、排卵日前後や生理前と同じく「下腹部痛」「眠気」に加え、「腰痛」の症状を感じている人が多いことが分かりました。
生理前/生理中に「イライラ」する原因や状態についてあてはまるもの(複数回答)n=164(生理前/生理中のいずれかで感じる不調・症状として「イライラ」と回答した方)
生理前・生理中にイライラする原因や状態についてあてはまるものは、1位が「相手の態度や言葉にイライラ」80.5%、2位は「普段は許せる誰かのミスにイライラ」48.8%、3位は「何もなくても常にイライラ」43.3%でした。
生理前・生理中は、周囲の人の言葉や行動に関して、普段は気にならないような些細なことでも、イライラを感じてしまうことが分かりました。
生理前/生理中の「気分の落ち込み」の原因についてあてはまるもの(複数回答)n=123(生理前/生理中のいずれかで感じる不調・症状として「気分の落ち込み」と回答した方)
生理前・生理中の気分の落ち込みの原因についてあてはまるものは、1位が「何もきっかけがなくても気分が落ち込む」63.4%、2位は「自分はダメな人間だと感じること」58.5%、3位は「相手の態度や言葉」41.5%でした。生理前・生理中の気分の落ち込みは、外部環境に刺激されることよりも、自らネガティブに考えてしまうことが要因となることが分かりました。他者に影響される「イライラ」と異なり「気分の落ち込み」は自分との戦いにより、つらさを感じてしまうのかもしれません。
生理で不調・症状を感じている時、下記のことをしたいと思うか・できるか(単数回答)n=300
生理で不調・症状を感じている時「したいと思えるし、できる」ことは、1位が「好きな有名人のライブ・公演を観に行く」45.1%でした。2位は「恋人・パートナーとおうちデート」44.4%、3位は「高級レストランで奢ってもらえる食事」42.2%でした。生理で不調を感じているからこそ好きな人に会って、元気をもらいたい人が多いのかもしれません。
「したいと思えないが、できる」ことは、1位が「仕事」50.2%、2位は「家事」49.8%、3位は「食料や日用品の買い物」44.8%でした。デートや食事などではなく、「仕事」「家事」など普段の生活に密着したことは「したいと思えないが、できる」人が多いことが分かりました。
生理中のつらさを軽減する工夫、お助けアイテム(複数回答)n=300
生理のつらさを軽減する工夫、お助けアイテムは1位が「鎮痛剤」54.9%、2位は「ひざ掛け・ブランケット」18.1%、3位は「使い捨てカイロ」17.7%でした。
生理中に感じる不調・症状で「下腹部痛」「腰痛」「頭痛」の回答があったため、それらの痛みを軽減するために「鎮痛剤」を服用している人が多いのかもしれません。「ひざ掛け・ブランケット」「使い捨てカイロ」「腹巻き」を使用している人も多く、生理中は身体が冷えないよう、お助けアイテムで体を温めていることが分かりました。
PMS(月経前症候群)や生理のつらさを軽減する効果があるとされる「低用量ピル」を服用することに抵抗を感じるか(単数回答)n=300
PMS(月経前症候群)や生理のつらさを軽減する効果があるとされる「低用量ピル」を服用することに抵抗を感じるかは、「感じる」が20.0%、「やや感じる」が40.0%、「あまり感じない」が25.0%、「感じない」が15.0%でした。
抵抗を「感じる」「やや感じる」と回答した人が全体の6割、「あまり感じない」「感じない」と回答した人が全体の4割という結果でした。
PMS(月経前症候群)や生理のつらさを軽減する目的で低用量ピルを服用したことがあるか(単数回答)n=300
PMS(月経前症候群)や生理のつらさを軽減する目的で低用量ピルを服用したことがあるかは、「現在服用している」が12.0%、「過去に服用したことがある」が21.3%、「興味はあるが、服用したことはない」が35.0%、「興味がなく、服用したことはない」が31.7%でした。全体の約3割が服用経験があり、約7割が服用経験がないという結果でした。
低用量ピルを服用して感じた良い効果や影響(単数回答)n=100
低用量ピルを服用して感じた良い効果や影響は、1位が「生理周期が整った」47.0%、2位は「生理痛が軽くなった」41.0%、3位は「経血量が減った」35.0%でした。低用量ピルを服用した人の約5割が生理周期が整い、良い効果を感じていることが分かりました。
生理の周期が整うことにより「仕事や遊びの予定が立てやすくなった」23.0%という良い効果を感じている人も多いことが分かりました。
低用量ピルに興味があるが、服用したことがない理由(複数回答)n=105
低用量ピルに興味があるが、服用したことがない理由は、1位が「吐き気や頭痛などの副作用が心配だから」42.9%、2位は「お金がかかるから」41.0%、3位は「診察・検査・処方のために通院するのが面倒だから」39.0%でした。
現在使用している生理用品と、今後使用したいと思う生理用品(複数回答)n=300
現在使用している生理用品は、1位が「不織布ナプキン」87.7%、2位は「タンポン」17.7%、3位は「オーガニック紙ナプキン」8.7%でした。
今後使用したいと思う生理用品は、1位が「不織布ナプキン」80.7%、2位は「タンポン」16.3%、3位は「オーガニック紙ナプキン」14.0%でした。現在使用している生理用品と今後使用したいと思う生理用品は、どちらも「不織布ナプキン」が8割を越えており、圧倒的1位でした。
「オーガニック紙ナプキン」や「吸水型サニタリーショーツ」は、現在使用していると回答した人よりも今後使用したいと回答した人が、約4~5ポイントほど増えていることが分かりました。生理中の肌にもやさしいイメージがある「オーガニック紙ナプキン」への関心が高まっているのかもしれません。
「吸水型サニタリーショーツ」はナプキンいらずで普段のショーツと同じように履くだけで経血の漏れを防ぎます。洗濯をして繰り返し使用できるためゴミも出ず、地球環境に優しいという観点から、今後さらに注目を集めていくかもしれません。
10代や20代前半の頃と比べ、現在は生理とうまく付き合えているか(単数回答)n=300
10代や20代前半の頃と比べ、現在は生理とうまく付き合えているかは、「そう思う」が23.7%、「ややそう思う」が38.7%、「変わらない」が30%、「あまりそう思わない」が6.3%、「そう思わない」が1.3%でした。
「そう思う」「ややそう思う」が合計で約6割、「変わらない」が3割、「あまりそう思わない」「そう思わない」が合計で1割弱でした。28歳女性の約6割が生理としっかりと向き合って、うまく付き合えていることが分かりました。
<調査概要>
調査エリア:全国
調査対象者: 28歳の女性
サンプル数:300サンプル
調査期間:2021年8月16日
調査手法:インターネット調査