コロナ禍の自粛生活により、多くの人が家で過ごす時間が増えました。一見、家にいるだけなら疲労や不調が増えることもないように思えますが、実際はそうでもないようです。
長引くコロナ禍。自粛生活が不調の原因に
長期化するコロナ禍で、注意したい生活習慣としてあげられるのが、日光浴不足、ONOFFのメリハリ低下、夜間の光曝露、運動不足・活動量の低下です。
上記のようなことにより睡眠不足になると、メンタル・身体の両方の面で不調があらわれます。
リモートワーク、長時間のPC作業など、コロナ禍の環境変化で睡眠の質が下がり、こうした痛みはさらに悪化しているようです。
健康な身体を維持するために!快眠ルーティンで十分な睡眠を確保
入眠時の身体の特徴として、筋肉がゆるみ、深くゆったりとした呼吸、末梢血幹が開き、神経活動がリラックスした状態である必要があります。ところがこの際、肩や腰、首などの痛みや不調があると、その状態を目指すのが難しくなります。いわば、睡眠不足と痛みのループが続いてしまうのです。
入眠しやすい状態をつくるためのポイントとして、まず痛みのあるところをケアする必要があります。
肩こり・腰痛などの痛みが強い人は無理せずに痛みを取り除くことが重要。
そのためには湿布薬などが有効です。24時間効き目が継続するタイプや、ニオイの少ない無臭タイプなど、自分に合った湿布を選ぶとより効果的です。
また、首が軽くなると眠りにつきやすくなります。手首を20~30回ブラブラと振るだけでも効果があり、通常のマッサージやストレッチに比べ手軽なのでおすすめです。
枕の高さによって悪化することもある肩こりを解消するために、自分に合った高さをつくることができる、タオル枕を活用することも有効です。
自粛生活の長引く今。メンタルや身体の不調を感じたら、そのままにせず、自分でできることから改善してみてはいかがでしょうか。