ヴィンテージバッグとは
まずは、ヴィンテージバッグのとはどのようなバッグのことを指すのかをチェックしていきましょう。似た言葉であるアンティークとの違いも解説します。
ヴィンテージバッグの定義
ヴィンテージという言葉には「年代物」や「良質で希少価値が高い」といった意味があります。もともとはブドウの当たり年に製造された良質のワインに使われる言葉でしたが、「長い年月を経ることで味わいが出て価値が高くなった良質のもの」という意味でファッションやバッグなどにも使われるようになりました。
ヴィンテージバッグは、特に1980年~1990年代頃に製造された希少性の高いハイブランドのバッグを指すことが多く、多くの女性から現在でも人気を集めています。
ヴィンテージとアンティークの違い
ヴィンテージに似た言葉であるアンティークも、ファッション界で多く使われています。同じように感じやすい言葉ですが、実はそれぞれ意味が異なります。
アンティークは、製造から100年以上経過したもの。一方で、ヴィンテージは製造から100年に満たないものを指します。古さを比較すると、アンティークの方が古いと言えるでしょう。
永く愛用できるヴィンテージバッグの選び方
お手頃価格で手に入れられるヴィンテージバッグは女性からの人気が高いアイテム。だからといって「ヴィンテージならどれでもいい!」という訳ではありません。しっかり吟味して、運命の一点を手に入れましょう。
ファッションの心強い相棒になってくれる、ヴィンテージバッグを見つけるためのポイントを紹介していきます。
初めてのヴィンテージバッグはシンプルなデザインを選ぶ
ヴィンテージバッグといえど、現代のトレンドを全く考えずに選んでしまうと、流行遅れな印象だけを与えてしまうかもしれません。そうならないための見極めポイントは「デザイン」です。流行に左右されないクラシカルでシンプルなデザインを選ぶことが長く使えるバッグ選びのポイント。
どんなデザインを選べば良いか分からない場合は、ルイヴィトンのスピーディー、シャネルのマトラッセなど、今でもそのブランドの定番アイテムとして永く愛されているものを選ぶと良いでしょう。
大切なのは、シンプルで色あせないデザインを選ぶこと。しっかりと見極めて自分だけの一点物を見つけてみてください。
ヴィンテージバッグが高く評価されているブランドを選ぶ
ハイブランドの中でも、ヴィンテージバッグが高く評価されているものと、そうでないブランドがあります。
ヴィンテージバッグ初心者なら、ヴィンテージバッグに高い価値が付いているブランドを選ぶと失敗しにくいでしょう。
信頼できるお店で購入する
ヴィンテージバッグの人気が高くなっていることから、ネット販売やオークションサイトなどでもヴィンテージバッグを見かける機会が増えています。
ネットで購入する場合は、バッグの状態などをしっかりとチェックしておきましょう。なかには、廉価版のコピー製品などが出回っている場合もあるので注意が必要です。ハイブランドのアイテムやヴィンテージバッグを購入する際は、プロの鑑定士がいる専門のお店を選ぶのが確実で安心です。
おすすめのヴィンテージバッグ5選
ここからは、大人の女性から人気の高いハイブランドのヴィンテージバッグを紹介していきます。
シャネル(CHANEL)/マトラッセ
910年にココ・シャネルがフランスで創業したブランドです。シャネルのバッグは素材や作りがしっかりしているため、経年変化による変色や色あせに強いのが特徴です。保管状態にもよりますが、30年前のものでも外見や使用感に問題がないものが多い傾向にあります。
ラグジュアリーなチェーンストラップがポイントのマトラッセは、シャネルを代表するバッグの一つ。ヴィンテージのものは、現在のものと比較すると金具のイエロートーンが強めです。キラリと輝く金具が、さり気なくアクセントになってくれるでしょう。
グッチ(GUCCI)/ハンドバッグ
グッチは1921年にグッチオ・グッチが創業したイギリスの老舗ブランド。グッチ一族が手掛けた1980年代までの製品はオールドグッチと呼ばれています。
ダブルGのモノグラムや赤と緑のリボンのようなデザインのシェリーラインの他、クラシカルなハンドバッグも人気が高いです。上質なカーフレザーのバッグは、革の持つ味わい深さとクラス感を楽しめるでしょう。
ショルダーストラップが付いた2WAYタイプのデザインは、気分やコーディネートに合わせて持ち方を変えられるのも嬉しいポイントです。
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