ロンシャンは、1948年パリ創業のラグジュアリーブランドです。大人気の「ル・プリアージュ」をはじめとする実用的でおしゃれなバッグは、多くの人から高い支持を得ています。本記事では、ロンシャンの歴史からバッグの魅力や種類、選び方やお手入れ方法まで解説していきます。

ロンシャン(LONGCHAMP)の歴史とバッグの魅力

もともとはバッグの製造をしていなかったロンシャン。そんなロンシャンのバッグが人気の理由を解説します。

ロンシャンの歴史

ロンシャンの前進は、タバコ屋でした。創始者ジャン・キャスグランは、父親が経営していたタバコ屋を1948年に受け継ぎ、1955年以後になると女性用バッグのニーズに気が付いて、バッグの製造を開始。1970年代にはナイロン製の軽いバッグが誕生し、大人気となりました。それ以後はロンシャンの店頭からタバコ用品の姿が消え、現在のように女性用バッグをメインに扱うようになったのです。1999年には、銀座に日本初の路面店がオープンしました。

ロンシャンバッグの魅力

ロンシャンのバッグの一番の魅力は、実用性の高さです。軽くて使いやすいものが多く揃っていて、通勤・通学、旅行向けの大容量のバッグも多く取り揃えています。どのバッグも上質で、永く使えます。デザインもシンプルモダンなものから遊び心のあるものまで、幅が広いため自分が気に入るものが見つけやすいでしょう。

ロンシャンバッグの種類

ロンシャンバッグには多くのコレクションがありますが、その中でも代表的なモデルや、最新のものを紹介します。

ル・プリアージュ

ル・プリアージュは、ロンシャンの代表的なバッグです。バックパック、ショルダーなど、ル・プリアージュにはさまざまなタイプがあり、特に人気なのがトートバッグ。軽くて折りたたみができるだけではなく、コーディネートに合わせやすいのが人気の理由です。

サイズ、カラーバリエーションも非常に豊富で、ライフスタイルに合わせたものを選びやすいでしょう。ナイロンとレザーを合わせたオーソドックスな「ル・プリアージュ ナイロン」の他、ナイロンコーティングの「ル・プリアージュ ネオ」、レザーを使用した「キュイール」「エリタージュ」、ロゴ入りの「クラブ」や柄デザインの「コレクション」など、デザインや素材によって表情が異なります。

また「ナイロン」と「キュイール」は、自分だけのオリジナルバッグをオーダーメイドでき、世界に一つだけのバッグを手に入れることもできます。レザー素材でも折りたたみ可能なのは、ロンシャンならではです。

ロゾ

ロゾは、1990年代に誕生したモデルです。ダッフルコートから着想を得た、バンブートグルがフロントに付いているのがポイント。きちんと感のあるシルエットと上質なレザー使いが、大人の女性に似合うラグジュアリーなムードを与えてくれます。

ベーシックなトップハンドルバッグやショルダーバッグなど、こちらもバリエーションが豊富です。トレンドのチェーンストラップが付いたデザインのものもあり、お気に入りを見つけやすいでしょう。

メールボックス

2020年の秋冬コレクションで発表されたモデル。フランスのレターボックスをモチーフにした、シルエットとデザインが特徴です。上質なグレインドレザーにメタルの金具がキラリと輝き、エレガントな印象を与えてくれます。ストラップ付きで、ショルダーバッグとしても持てるのが嬉しいポイント。サイズ展開も3種類あり、荷物の量に合わせて選べます。

ル・フローネ

1970年代に生まれた、ブランドの原点とも言えるモデルです。やわらかく滑らかで、自然な風合いのなめしレザーを使っているのが特徴。曲線的なクロスボディバッグやシャープでスマートなジップクロスバッグ、大容量ながらもコンパクトで持ち運びしやすいバックパックが人気となっています。

ロンシャンバッグの選び方

ロンシャンのバッグは種類やバリエーションがとても豊富で、どのバッグを選ぼうか迷ってしまいがち。ここではロンシャンバッグの選び方を紹介しますので、参考にしてみてください。

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