資生堂は、2022年に創立150周年を迎えることを記念し、安藤サクラさん、池田エライザさん、石田ゆり子さん、小松菜奈さん、近藤華さん、長澤まさみさん、広瀬すずさん、前田美波里さんら(※五十音順)豪華キャストが出演する新TVCM「美しさとは、人のしあわせを願うこと。 」篇(60秒、30秒、15秒)を1月23日(日)から全国で放映します。
このCMは「美しさとは、人のしあわせを願うこと。」をキーメッセージとして、美の力を通じて、お客さま一人ひとりの生涯にわたるしあわせに貢献する企業であり続けたいという、創業以来変わらない想いを広く伝えるために制作しました。資生堂が発信してきた最新のメイク、新しい価値観やライフスタイル提案の歴史、当時放映したCMのオマージュや、未来の美のあり方など、最新の映像技術で表現しています。CM楽曲は、ミュージシャン中村佳穂さんがカバーした、1978年の「ベネフィーク グレイシィ」キャンペーンソングでもあり、当時の大ヒット曲「君のひとみは10000ボルト」(作詞:谷村新司 作曲:堀内孝雄)を採用。資生堂が日本初の民間洋風調剤薬局として創業した頃の風景から現代、そして未来に至るまで、各キャストの衣装や演出など、それぞれの時代の、時を超えた美しさを表現した映像にご注目ください。
《新TVCM概要》
タイトル:「美しさとは、人のしあわせを願うこと。」篇 (60秒、30秒、15秒)
出演:安藤サクラ、池田エライザ、石田ゆり子、小松菜奈、近藤華、長澤まさみ、広瀬すず、前田美波里 (※五十音順)
放映開始日:2022年1月23日(日)
CM楽曲:「君のひとみは10000ボルト」(作詞:谷村新司 作曲:堀内孝雄 歌:中村 佳穂)
放映地域:全国
▼「美しさとは、人のしあわせを願うこと。」60秒篇
▼「美しさとは、人のしあわせを願うこと。」30秒篇
▼「美しさとは、人のしあわせを願うこと。」15秒「進む」篇
▼「美しさとは、人のしあわせを願うこと。」15秒「繋ぐ」篇
▼「美しさとは、人のしあわせを願うこと。」15秒「願う」篇
《CM各シーンについて①》
※「美しさとは、人のしあわせを願うこと。」篇(60秒)のシーン順に掲載しています。
<創業当時>
資生堂が日本初の民間洋風調剤薬局として創業した当時の東京・銀座の風景。
<明治時代>
資生堂は創業後、「高品質」「先進性」「本物志向」という理念が徐々に理解され、信頼できる薬局として社名が広く知れわたるようになりました。その当時の銀座を歩く女性の様子を再現しました。ヘアスタイルも、明治初期に既婚女性の髪形として最も代表的だった丸髷を結い、時代を忠実に再現しています。
(出演:石田ゆり子さん)
<1982年>
優しさを感じさせながらも、都会的でスマートな印象づくりを提案したメーキャップシリーズ「ルア」は、新しい時代を軽やかに生きる人々の感性に響くブランドでした。 「い・け・な・いルージュマジック 資生堂 ルア リップカラークリエイター」CMのオマージュである本シーン。メイクは前作を意識しつつ、80年代の特徴でもある「太眉」をポイントに仕上げました。
(出演:安藤サクラさん)
<現代>
新時代の就職活動の象徴ともいえる“リモート面接”に臨む学生の姿。デスクに置かれたPCの横には、表情が明るく見えるようLEDの照明が配されています。ヘアメイクは自分らしさを表現したり、自信を後押ししたり、生活のさまざまなシーンに寄り添います。 今回、就活生時代と、就職後におしゃれを楽しみながら仕事に打ち込む姿で登場する広瀬さん。それぞれの姿でメイクの色使いの変化も注目ポイントです。(出演:広瀬すずさん)
<1934年>
ビューティーコンサルタント(美容部員)の前身である初代「ミス・シセイドウ」は、全国各地をまわり、「近代美容劇」を通して、新しい美容法を芝居形式でわかりやすく紹介しました。終演後にはお客さまのお話をうかがいながら、一人ひとりに合ったアドバイスとともに化粧品を販売しました。
本シーンで小松さんが身を包む衣装は、当時の「ミス・シセイドウ」が実際に着用していた制服を元に製作しており、ヘアスタイルも当時流行していたウエーブスタイルをご本人の髪で再現。この時代では銀幕のスターが憧れの的で、映画の影響を受けたファッションは“シネモード”と呼ばれました。また、細身でウエストを絞ったワンピースやスカートなど、スリム&ロングを意識した女性らしいラインのファッションが流行していました。
《CM各シーンについて②》
※「美しさとは、人のしあわせを願うこと。」篇(60秒)のシーン順に掲載しています。
<現代>
現在のビューティーコンサルタント。対面接客だけでなく、オンラインカウンセリングやライブ配信を行うなど、活動は進化しています。「ミス・シセイドウ」から続く「おもてなし」の心はそのままに、デジタルの力を組み合わせ、新しいビューティーエクスペリエンスを提供します。本シーンで登場する小松さんは、上品で落ち着いた雰囲気を意識した、大人っぽい印象のメイクアップに仕上げています。
(出演:小松菜奈さん)
<現代>
ガイドメイクのシーンを再現。2019年、視覚に障がいのある方が自分の手指を顔に当ててガイドラインにし、スキンケアからポイントメイクアップまでを行う「ガイドメイク」という化粧法を開発しました。「自信を、笑顔に。」という想いは、こうした美容サポート活動をはじめた1984年からずっと変わっていません。今回は実際に視力障害をお持ちの工藤星奈さんに出演いただきました。
<現代>
資生堂は創業以来、さまざまな価値観やライフスタイルの提案を通じて、豊かな生き方を提案してきました。性別や年齢、国籍といった属性や考え方の違いをリスペクトし、これからも美の多様性をメイクの力を通して支援してまいります。「多様性を認め合う」一例として、LGBTのカップルが登場。出演は実際にカミングアウトしているNAOさんとMINORさん。
<1928年>
ソーダファウンテンは、銀座のシンボルとして知られるようになり、レストラン「資生堂パーラー」へと発展し、今日まで日本に新しい食文化を広めました。当時流行していたのは、 「モガ(モダンガール)ファッション」。大正ロマン流行後、徐々に洋装が増えだして登場したモガは前髪を切りそろえたショートボブが象徴的で、「資生堂パーラー」へ出掛け、おしゃれをしてソーダを飲むことが流行の最先端でした。
(出演:長澤まさみさん)
<1978年>
「ベネフィーク グレイシィ」CMのオマージュです。ベネフィークとはフランス語で「生まれ持った美しさ」。一人ひとりが持つ個性や美しさを際立たせたいという願いから名づけました。本シーンは、メイク・衣装も前作を厳密に再現しており、細かな刺繍や装飾品など、細部にまでこだわって製作しました。また、ブルーグレーのアイシャドウに艶やかな赤リップを合わせた華やかさの演出に加え、下まぶたの目尻にも細かくアイラインを引き目元をきりっと見せるのも、この時代のメイクの特徴です。
なお、このCMのキャンペーンソングは、本CMと同じ「君のひとみは10000ボルト」。当時はCMにキャンペーンソングを流すという試みが斬新で、他の企業も積極的に採用するようになりました。
(出演:池田エライザさん)
《CM各シーンについて③》
※「美しさとは、人のしあわせを願うこと。 」篇(60秒)のシーン順に掲載しています。
<昭和時代>
資生堂は、1897年に化粧水「オイデルミン」で化粧品業界に進出。医薬品と同レベルの高品質な商品開発を120年以上前から目指していました。そして今、私たちのスキンビューティーへの取り組みは新たなステージへ。これまで培ってきた皮膚科学の知見を活かし、美しく健やかな暮らしを支えてまいります。
<1966年→現代>
前田美波里さんが出演した、1966年の資生堂サマー・キャンペーン広告「太陽に愛されよう」。ヘアスタイルは当時と同様の真っ白なターバンを着用しつつ、メイクはブラックのアイラインとアイラッシュにボリューム感を持たせ、意志の強さと華やかさを表現しました。また、撮影では“オマージュ+バージョンアップ”を意識し、砂浜で寝そべっている姿勢から立ち上がる一連のアクションを取り入れ、生涯にわたって美を進化させ続ける姿勢を表現。前作のオマージュにとどまらず、前田さんが現代でより輝く姿を表現できるよう、風ではためいた時の美しさを意識して製作した衣装も見どころです。
(出演:前田美波里さん)
<1934年>
「ビューティーコンサルタント」の前身となる初代「ミス・シセイドウ」は、誕生した時からお客さま一人ひとりに、化粧品選びから美容法のレッスンまで行いました。美しくありたいと願う人々の気持ちに寄り添う姿勢は現在のビューティーコンサルタントも変わらず、人々の肌に触れ、心に触れながら、その人らしい美を引き出す活動を行っています。(出演:小松菜奈さん)
<未来>
いつ、どこにいても優れた美容体験ができることを、宇宙空間を用いて象徴的に描いたラストシーン。心も身体もトータルケアできる未来のスキンビューティー領域において、私たちはこれからもお客さまとともに、新しい「美」のかたちを追求してまいります。メイクは近未来を感じさせるような三角形のグラフィカルラインをアクセントにしており、衣装はワイヤーを入れて重力を感じさせないように仕上げ、ヘアスタイルも浮遊感を意識したセットになっています。
(出演:近藤 華さん)