結婚相談所のプロポーズ・入籍事情を調査

日本一*の成婚数を誇る結婚相談所ネットワーク『⽇本結婚相談所連盟』は、結婚相談所で成婚された424人にアンケート調査を実施しました。

まず、プロポーズをされた時のことをうかがうと、女性の8割以上が「気づいていた」「もしかしたらと思った」と回答。「気付いていた」人の理由としては、「相談所からそれとなく聞いていた」(27.4%)「態度で察した」(25.6%)に回答が集まりました。相談所ではプロポーズ成功に向けて、二人の結婚に対する温度感の確認や女性の希望を橋渡しするなどのサポートを行っているため、『察する』女性も多かったと考えられます。プロポーズの内容についてもうかがったところ、下記の回答がありました。

●高層階のレストランの個室で指輪と薔薇と一緒にプロポーズ(20代・女性)
●ディズニーランドのシンデレラ城の下でしてもらった(20代・女性)
●夜に山の頂上まで登り、夜景を見ながら「結婚してください」と言った(20代・男性)
●遊園地の観覧車で結婚のお願いをした(20代・男性)
●レインボーブリッジの真ん中で(30代・男性)
●誕生日プレゼントとして渡されたオルゴールに、プロポーズの言葉が英語で刻まれていた(30代・女性)

非日常を感じるエピソードが多く見受けられ、男性の準備の様子などから察した女性も多いのかもしれません。

次に、プロポーズ後についてうかがったところ、男女ともに「ますます好きになった」が半数を占める結果に。プロポーズという一大イベントを経て、パートナーへの想いが高まる方が多いようです。一方で、「少し不安になった」という気持ちの変化を感じている方が男性は12.3%、女性は20.8%に。いわゆる『マリッジブルー』は一定数起こり得るものと認識すると、いざという時に動揺せずに対処できるかもしれません。

続いて、入籍日は何で選んだのかうかがったところ、「縁起のいい日」(39.4%)「覚えやすい日」(24.1%)に回答が集まりました。理由は以下です。(一部抜粋)

【縁起の良い日】
・いい夫婦の日が大安だったため(30代・女性)
・親がお日柄をとても気にするため(20代・女性)
・占いで良い日をおしえてもらったので(30代・女性)
・8月10日で、「ハートの日」 あるいは「鳩の日」=平和 を連想させるため(30代・男性)
【覚えやすい日】
・忘れてしまったら寂しいので(30代・女性)
・パートナーが記念日を忘れやすいから(30代・女性)
・出会ってから節目のイベントがぞろ目だったから(20代・男性)
【こだわりなし】
・いつ入籍してもその日が特別になるから(20代・女性)
・新居に引っ越すタイミングを重視したため(30代・男性)
・都合の合う1番早い日程(20代・女性)
【その他】
・お見合いの日。最愛のパートナーと出会った運命の日だから。この日から始まったので(40代・女性)
・これから2人で力を合わせて過ごしていくという意味で、2人の誕生日を足した日にした(30代・女性)

毎年パートナーと過ごしたい記念日について、約8割の男女が「結婚記念日」「誕生日」を挙げました。「特にない」と答えた方は1割未満に留まることから、記念日はパートナーとの特別な日と考える方が多いとうかがえます。

最後に、独身時代と結婚してからの幸福度を100点満点で数値化してもらったところ、独身時代は平均70.6点に対し、結婚してからは平均88.9点と大きく上回る結果となりました。

結婚は二人にとって大切なイベントの一つです。ターニングポイントにもなるからこそ、嬉しい気持ちの中に不安が混じったり、日取りを大事に考えたりする方が多いようです。これから、大事な人へのプロポーズを控えている方、結婚を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

調査方法:インターネット調査
調査対象:日本結婚相談所連盟で成婚された424人(男性214人、女性210人)
調査期間:2021年11月15(月)~11月24日(水)
※小数点第二位を四捨五入していますので、合計が100%にならない場合がございます。
※複数回答における割合につては、回答者数に対する割合を表示しているため構成比合計が100%を超えております。