マッチングアプリ紹介サービス「Appliv出会い」ではマッチング、マッチングアプリを利用する男女400人を対象に、プロフィール写真に関するアンケート調査を実施しました。
約半数が、1年未満に撮影した顔写真をプロフィールに使用
マッチングアプリを利用する20代〜60代の未婚男女400人に、プロフィール写真の撮影時期について質問したところ、最も多かったのは「半年~1年未満(20%)」でした。「3ヶ月未満(15%)」「3ヶ月〜半年未満(14%)」の回答とあわせ、全体の約半数が1年未満に撮影した顔写真をマッチングアプリのプロフィールに使用していることが分かりました。
1年以上前に撮影した顔写真をプロフィールに使用している人は全体の3割で、「1年~3年未満(16%)」、「3年~5年未満(8%)」、「5年~10年未満(4%)」、最も撮影時期が古い「10年以上前」と回答した人は2%という結果に。
男女・年代別に分けてみると、1年未満の顔写真をプロフィールに使用している人の割合が最も高かったのは20代男性(84%)で、続いて40代女性(69%)、30代男性(60%)の順となりました。
また、3年以上前の顔写真をプロフィールに使用している人の割合が高かったのは、40代男性(32%)、30代男性(26%)、50代以上の男性(23%)で、女性よりも男性の方が撮影時期の古い顔写真をプロフィールに使用している傾向があるようです。
自分で撮影した顔写真をプロフィールに使用する人が6割
次に、プロフィールに使用した顔写真は誰が撮影したものか質問したところ、1位「自分(63%)」、2位「友達(24%)」、3位「家族(6%)」という結果に。6割以上の人が、自分自身で撮影した顔写真をマッチングアプリのプロフィールに使用しているようです。人に頼まなくても、スマートフォンで手軽に撮影できるので、何枚も撮影した中から自分が気に入った写真を選べるからではないでしょうか。家族や友達、会社など自分の身近な人ではなく、プロのカメラマンに撮影してもらったという人も4%いました。その他には、「昔の恋人」という意外な回答も。
男女・年代別で比較してみても、全世代の男女で「自分」と回答した人の割合が最も高く、2番目は「友達」でした。どの世代でも、約8割の人が自分もしくは友達が撮影した写真をプロフィールに使用しているようです。
なお、他人が撮影した写真をプロフィールに使用する割合は男性が約2割に対し、女性は4割となっています。特に30代女性では、1位「自分(47%)」、2位「友達(44%)」とほぼ同数という結果に。これは、女性の方が日常的に友達と写真を撮る機会が多いからではないかと考えられます。
プロフィール写真の条件TOP3は「写りが良い」「自然な表情・笑顔」「自分らしい」
続いて、プロフィール写真に選んだ理由をたずねたところ、1位「写りが良い」、2位「自然な表情・笑顔」、3位「自分らしい」という結果に。マッチングアプリの場合、多くの人にとってプロフィール写真が第一印象になることから、なるべく自然体の自分を見せたいと考える人が多いようです。
一方で、実物より盛れてる写真をプロフィール写真に選ぶと回答した人も。「何度も撮り直した中で一番盛れてる」という努力派や、「これ以上ない”奇跡の1枚”」を持つ人、他人の意見を参考にしようと「友達に選んで貰った」等、ベストな写真の選び方はさまざま。
また、少数ですが、あえて顔が見えにくい写真を選んだという人もいました。その理由としては、「マッチングアプリ上で身バレしたくないので」「街ですれ違っても自分だとわからない程度の角度で撮った」「明るすぎない写真だが自分の雰囲気が伝わるもの」「登録時に必須なので仕方なく」等、顔写真を載せることにやや抵抗がある人もいるようです。
この他にも、自分の趣味が相手に伝わりやすいもの、異性が写り込んでいないもの等、顔以外の部分でも写真選びに工夫していることが分かりました。
約4割がプロフィール写真を加工している
マッチングアプリのプロフィール写真を加工しているか質問したところ、全体の約4割の人が「プロフィール写真を加工している」と回答。自分で撮影した写真を使用する人が多かったように、スマートフォンがあればアプリで手軽に加工できることが影響しているのかもしれません。
男女・世代別でみると、プロフィール写真を加工している割合が最も高かったのは20代女性(58%)という結果に。「加工する」と回答した男性平均が27%に対し、女性平均は45%と倍近く、女性の方がプロフィール写真を加工する人の割合が高いことが分かりました。
加工する人のコメントをみてみると、「相手に詐欺だと思われない程度に盛る」「なるべく自然に見えるように」「あまり加工しすぎない」等、加工はするがやりすぎないよう意識しているとの声が多く見られました。
加工しない人のコメントにも、「実物と違いすぎない程度に盛れてる写真を選ぶ」や「加工はしないが照明にこだわる」といった声があったことから、加工しすぎたプロフィール写真(※)はあまり良い印象を持たれないようです。
プロフィール写真で加工している部分TOP3は「肌」「顔の輪郭」「目」
プロフィール写真を加工していると回答した人に、どの部分を加工したかを質問したところ、「肌(41%)」、「顔の輪郭(22%)」、「目(22%)」の順に多く、その他にも、体型や足の長さなど顔以外の部分を加工したとの回答が約1割いました。
具体的にどう加工したのかを聞いてみると、「肌が綺麗に見えるフィルターをかけた」「左右の目の大きさを整えた」「少し小顔に」「顔色が悪く見えるので明るくした」等、気になる部分をカバーしているようです。
会った時に「写真の方が良い」と言われたことがある人は15%
マッチングアプリで実際に会った相手から言われた印象を聞いてみたところ、「実際の方が写真よりも良い(22%)」、「写真の方が実物よりも良い(15%)」、「どちらも言われたことがある(14%)」という結果に。約半数の人は、特に何も言われたことがないようです。
なお、「写真の方が実物よりも良い」と言われた人のうち77%が、「顔写真を加工している」と回答した人でした。
また、男女・年代別でみてみると、マッチングした相手からプロフィール写真と印象が違うと言われた割合が最も高かったのは20代男性でした。特に何も言われたことがない人の割合が全体平均で45%だったのに対し、20代男性の平均は26%と平均を大きく下回っています。
そのほか、マッチングアプリの顔写真、撮影のコツや注意点を解説した記事はこちら。ぜひ参考にしてみてください!
■調査概要
調査対象:全国のマッチングアプリを利用する20代〜60代の未婚男女
調査期間:2022年2月8日~2022年2月13日
アンケート回収者内訳:
性別
男性:200人
女性:200人
年代別
20~29歳:100人
30~39歳:100人
40~49歳:100人
50~69歳:100人
合計:400人
※本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しているので、合計が100%にならない場合があります。