美容医療の⼝コミ・予約アプリ「トリビュー」では、Z世代(16-27歳)、Y世代(28-41歳)、X世代(42-59歳)の男女49,499人を対象に「美容医療に対する意識調査」を実施しました。
昨今、インフルエンサーを中心にSNS上で自身の美容医療体験について情報発信をする人が増えている影響などにより、ソーシャルネイティブのZ世代には美容医療が身近な存在になってきていることが推察されます。一方で、X世代においては美容医療に対するイメージが変化しつつある中で、世代毎に美容医療に対するイメージや目的などにどのような実態があるのか調査しました。
【美容医療とは】
医師免許を持つ者が行う医療行為のことで、エステは対象外となります。美容外科(例:脂肪吸引、豊胸施術)・美容皮膚科(例:医療脱毛、シミ・ほくろ除去、ボトックス・ヒアルロン酸注入)・審美歯科(例:ホワイトニング、歯列矯正)の分野が対象となります。
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ/実施機関:株式会社トリビュー
調査対象 :全国16~59歳男女 (美容医療経験者)
対象⼈数 :事前調査49,499サンプル、本調査2,810サンプル
調査期間 :2021年11⽉2⽇〜11⽉8⽇
美容医療に対するポジティブ・ネガティブイメージ
それぞれに対するイメージを聞いたところ、Z世代はポジティブなイメージがある一方、Y世代・X世代ではまだネガティブなイメージが高いことが分かった。
美容医療に対するイメージ
美容医療に対するイメージ詳細を聞いたところ、「自分をもっと好きになる手段」が全世代で1番多い結果となった。次いで、「可愛く・かっこよくなれる手段」、「美容の一環」が上位に入り、X世代においては「抵抗がない」が4番目に多い結果となった。
美容医療を行いたい理由
美容医療を行いたい理由を聞いたところ、Z世代は「理想の自分に近づきたいから」(57.5%)次いで「コンプレックスを解消したいから」(53.4%)「自分が心地よくなりたいから」(36.4%)に対して、X世代においては「若く見られたいから」(35.5%)が2位にランクインし、アンチエイジング目的で美容医療を行いたいことが分かった。また、Z世代は異性からの褒めだけでなく「同性から褒められたいから」(23.7%)がランクインし、SNSで自身を発信する機会があることにより、性別関係なく他者からの評価を意識していることが読み取れる。
受けたことがある施術
経験施術を聞いたところ、全世代「ハイフ」が1番多く、次いで「フォトフェイシャル」となった。順位は多少異なるが、どの世代も肌管理系の施術が多い結果となった。
美容医療の情報収集方法
美容医療の情報収集経路を聞いたところ、「インターネット(ブラウザでの検索)」が全世代で1番多い結果となった。次いでZ世代は「SNS」(32.3%)が多い一方で、Y世代、X世代においては「SNS」は最下位となった。ソーシャルネイティブのZ世代は情報収集経路としてSNSを活用していることが分かった。
利用している美容医療のアプリ・サービス
利用している美容医療のアプリ・サービスについて聞いたところ、Z世代・Y世代は「トリビュー」が一番利用されている結果となった。一方で、X世代は「キレイパス」が1番となり、口コミやクリニックの評判を見た上で比較検討したいデジタル・ソーシャルネイティブ世代がトリビューを活用していることが読み取れる。
美容医療アプリ・サービスの中で利用したことがある機能
TOP5はクリニックの口コミ確認、体験者の施術の口コミ確認、クリニックの施術メニュー確認、施術情報の確認、クリニックの予約となっており、リアルな口コミを重要視して利用していることがわかる。
【考察】
上記の調査結果から、世代別に美容医療経験者の動向において以下のような実態があると考えられます。
・美容医療へのイメージは、若年層を中心にポジティブなイメージに変わりつつある。
・全世代において美容医療は理想の自分になるためだけではなく、「美容の一環」としても浸透してきている。
今後、若年層を中心に美容医療が身近になっていき、ありたい自分になるための選択肢の一つになっていくものと推測されます。
■トリビューについて
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