エーザイが薬用ザーネクリームを全国3万人の小学生に配布。子どもの手指を守るハンドケア習慣のきっかけに

全国75の小学校で計30,000名の小学生に薬用ザーネクリーム(医薬部外品、販売名:ザーネクリームE、チューブタイプ48g)を配布し、ハンドケアの大切さを知り習慣化するきっかけと して、1 週間毎日ハンドケアに取り組む「手洗い・消毒後のハンドケア1週間チャレンジ」が実施されました。結果、47%*の小学生 がチャレンジを達成しました。
*アンケートに回答いただいた242名の小学生(保護者の代理回答含む)のうち

実際の配布の様子。(瓜破北小学校・大阪府)

肌荒れに寄り添い続けるブランド「ザーネ」として、子どもたちの手指を守りたい。その思いから小学生を対象にした「手洗い・消毒後のハンドケア1週間チャレンジ」が実施されました。コロナ下において、子どもたちも頻繁に手洗い・消毒をしなければならなくなりました。子どもの皮膚のバリア機能は弱く、手荒れしやすいので、しっかり保湿することが必要ですが、乳幼児期と比べ小学生になると、大人がそばにいてケアできる時間が少なくなってしまいます。そこで、小学生の手指を守るために、全国75校の小学校のご協力を得て、薬用ザーネクリームの配布と「手洗い・消毒後のハンドケア1週間チャレンジ」を実施しました。

今回、「ザーネ」ブランドが目指したのは、「手洗い・消毒・(ハンドケアによる)保湿」をセットとして、小学生の子どもたちにハンドケアの大切さを理解してもらうこと、そして習慣づけのきっかけになることでした。そのためにまず、子どもたち自身が楽しみながら理解できるよう、薬用ザーネクリームを擬人化したキャラクター「ザーネくん」が登場するリーフレットを制作。乾燥などで荒れた状態の手指には、細菌などが付着しやすくなることも説明し、手洗い・消毒後は保湿によって肌を守ることの大切さを伝えるお子さま向けリーフレットを、薬用ザーネクリームとともにお届けしました。

チャレンジを達成した小学生は47%*
「チャレンジシールを貼るのが楽しかった!」「お母さんが塗ってくれて嬉しかった!」

リーフレットの裏面には、ハンドケアができたら1週間毎日「チャレンジシール」を貼ってもらい、多くの小学生に楽しんでハンドケアをしてもらえるような工夫をこらしました。その結果、47%*の小学生がチャレンジを達成できました。達成できたご家庭の保護者からは、「寝る前」や「お風呂上り」など、大人が保湿ケアをするタイミングで一緒に取り組んだという回答や、「子どもが自分からハンドケアをしてくれるようになった」といった回答が得られました。また、子ども自身が自発的にハンドケアに取り組むことができた理由としては、「保湿しないといけないことがマンガからよく分かった」「1週間と期間が決まっていたからやってみようと思えた」など、子どもたちにとって分かりやすくハンドケアの必要性を理解してもらうこと、無理のない期間で取り組むことが、習慣づけへのきっかけになることがわかりました。

チャレンジを達成できた約3割の子どもたちの中からは「チャレンジシールを貼っていくのが楽しかった」「クリーム型のシールがかわいかったから」など、子どもが楽しめる工夫の大切さがうかがえました。
「お母さん(ママ)が塗ってくれて嬉しかった」という回答も見られ、今回のチャレンジが思いがけず、学校に通う年齢になった子どもたちにとって、普段は忙しくしている家族などの大人とスキンシップの機会にもなっていたことがうかがえました。
*アンケートに回答いただいた242名の小学生(保護者の代理回答含む)のうち

小学生の8割以上は何らかの手荒れ悩みを自覚

今回、薬用ザーネクリームをお届けしたご家庭で「子どもの手荒れに関する実態調査」を実施しました(N=242)。その結果、8割以上が手荒れの悩みを自覚していることがわかりました。また、4割を超える小学生が、「手や指先がカサカサしてしまう」、「乾燥して、ささくれたり、皮ふがむけてしまう」と回答し、冬場はひびわれやしもやけに悩んでいる子どももいることがわかりました。保護者の声としても、手洗い・消毒の機会が増えたことや冬の乾燥による子どもの手指の荒れ・カサつきを気にしている声がある一方で、忙しくて子どものハンドケアまで手が回らないといったお悩みもあることがわかりました。

【調査概要】
調査名:小学生の手荒れ・肌荒れに関する実態調査
調査実施時期:2021年10月4日~10月31日
調査方法:インターネット上でのアンケート
調査対象:小学生 242人
※保護者の方が回答する場合、一部質問は保護者の方からお子さまにご意見をお聞きいただきながら回答