「ヤサイな仲間たちファーム」とは…
キユーピー株式会社は、埼玉県深谷市が進めている「花園IC拠点整備プロジェクト」の一環として、野菜の魅力を体験できる複合型施設「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」を、2022年5月29日(日)に11:30に開業します。
先日の内覧会では、キユーピー株式会社 執行役員 広報担当 兼 グループ総括 および 深谷テラスプロジェクト担当 森 佳光氏より、『「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」は、2012年に社内公募制度で選出された新規ビジネス案が10年の歳月を経て、「野菜にときめく、好きになる!みんなの笑顔を育むファーム」というコンセプトを具現化する施設としてオープンいたします。深谷市と深谷市周辺の40を超える農家さんとタッグを組み、今まで知らなかった野菜の魅力をはじめ、生産者さんの思いや様々な情報を発信していく施設としてミッションを実現していきたいと思っております。』とご挨拶の後、
本プロジェクトの提案者でいらっしゃる松村氏より、常日頃より「野菜の魅力を知ってもらいたい!もっと野菜を食べて欲しい!」という想いからエントリーを決められた社内公募、採択された後の場所選定についてなど、これまでの10年間の活動についてご説明をいただきました。
そんな松村さんの思いが詰まったファーム内のコンテンツについてご紹介していきたいと思います。
「ヤサイな仲間たちファーム」のコンテンツについて
●いのちと彩りを感じられる「体験農園」
常に30種類以上の野菜が植えられているこちら。年間100種類ほどの野菜の収穫体験ができる予定となっているのだそう。
様々な野菜を作り続けている中村氏は、生産のみならず販売や加工にいたるまで、マルシェの立ち上げなどのご経験も多数ある農業のプロ!「皆さんが食べたことのないような野菜を作り、その魅力をお伝えしていきたい。」とおっしゃっていました。年間100種類以上の野菜に出会えるのもそう遠くはないかもしれません…!
「体験農園」では、ガイドスタッフさんと共に農園内を歩きながら旬を迎えた野菜や様々な生育状況の野菜についてお話しをお聞きしたり、今まで知らなかった野菜の魅力について教えていただけたりするんですよ♩
ガイドツアーの後、体験時のタイミングで最も旬を迎えている野菜を2〜3種類収穫できるんです!この日はカラフルなじゃがいも達の収穫をさせていただきました♩じゃがいも収穫が初めてという参加者も多く、「なかなか抜けない〜」「抜けたけどじゃがいもがついてない〜!」などなど笑いが絶えない収穫体験となりましたよ!(笑)
ガイドスタッフさんより「どのように調理したら無駄なく美味しく食べられるか?」などのアドバイスをいただけたり…と、収穫+αのお土産もいただけるのはこちらならではなのでは?♡
●費用:1人 1,500〜2,000円前後 ※収穫量によって変動
●所要時間:約75分
※野菜を収穫する体験となるため、動きやすく汚れてもよい服装でお越しください。
※収穫した野菜はお持ち帰り専用です。レストランやマルシェでは深谷市や全国から仕入れた野菜を使ったグルメが楽しめます。
●食べ頃や食べ方が分かる・選べる「マルシェ」
深谷市や深谷市近隣農家から仕入れた*新鮮な旬な野菜・果物を50種類以上取り寄せる予定の「マルシェ」。
(*深谷市産の野菜は7割程度、深谷市近隣の農家からも3割程度仕入れています。ただし、気候などにより変動があります。)
ズッキーニ、カラーピーマン、
じゃがいも、各種豆類などの他、
ケール、スイスチャード、フェンネルなど各種ハーブ、エディブルフラワー、
花束のように旬の野菜を束ねてハーブを添えたオリジナル商品「Today's Salad Mix」、
ドレッシングなどの加工品や卵、
野菜を使ったフィナンシェなどを購入することができます。
マルシェ一番の特徴は販売スタッフさんから野菜の「一番おいしい食べ方」と「無駄なく使いきる方法」を教えていただくことができるということ!野菜ソムリエの資格をお持ちのスタッフさんもいらっしゃるとのことで、とっておきの情報を教えていただけそうですよ♩こんな風に売り場にはPOPが掲示されているので、是非チェックしてみてくださいね。
野菜の保存は育った状況に近いことが良いとされていますよね。見てください、このネギ!スーパーなどでは平積みされているのをよく見かけませんか?こちらはねぎ専用の立てて保存できる什器なのだそう。
直射日光に弱いじゃがいもは、光を避けた什器にて販売されていました。
新鮮な野菜を安定した価格で提供できるのは地元ならではですよね♡旬を感じながら、美味しくいただけるヒントをいただける素敵な場所でしたよ◎
マルシェには、キユーピーオリジナルグッズも販売されています。
●旬の恵みに出会える・幸せになれる「レストラン」
地産地消を提唱し、野菜の持ち味を生かし切る調理法に定評のあるオトワ・クリエーションの音羽 和紀シェフと御子息でいらっしゃる音羽 創シェフが監修するレストラン。
「地場の産物の素材を生かし無駄なく使い切るという調理法を使い、少しの工夫で、美味しく食べられるメニューを提案していきたいと思っています。」(音羽 和紀シェフ)
「時期により異なる旬の野菜を組み合わせ、形にするということに挑戦していきたい。この場所で展開する意味を構築し、様々な形で皆様にお届けできればと思っています。」(音羽 創シェフ)
レストランにはグランドメニューがなく、マルシェにその日に入ってくる新鮮な野菜たちを主役に、都度メニューを考えるという珍しいスタイル。旬の美味しい食材を使った、一期一会のメニューが楽しめそうですよね♩
メニューのラインナップをご紹介していきますね。(一例です)
10種類程度の野菜をボリュームたっぷりに、2種のオリジナルドレッシング(フレンチと柑橘風味)と共に楽しむサラダ。
一皿でお肉と魚介計2種類のオープンサンドが楽しめます。
蜂蜜とクリームでほんのり甘く、やさしい味わいのスクランブルエッグをサンドイッチに仕立てた一品。
こだわりの自家製カレーを旬の野菜、伊達鶏に合わせました。
デコポンのジューシーな果肉とさわやかな酸味、濃厚な甘味が楽しめるタルト。
重厚な味わいのバスクチーズケーキに季節のフルーツを添えて。中はとろけるような食感、外はパリパリ、カラメルの香ばしさを楽しめます。
彩り豊か!地場の新鮮な旬の野菜!素材を生かした美味しい食べ方の提案をしていただけるレストランっていいですよね♡サラダのしゃきしゃき感や、デコポンのみずみずしさ。その時にしか出会えない、美味しい食材をいただけますよ♩
レストランメニューに関しての情報は、Twitter公式アカウント・Instagram公式アカウントで発信していく予定だそうです。
●触って食べて五感で学べる「野菜教室」
不定期開催を予定している野菜教室では、シェフや野菜ソムリエなどの資格を持った講師がお客様に野菜の魅力を様々な方法でお伝えしていくイベント実施を予定しています。
キャンバスに見立てたお皿に、カラフルな野菜をカットして並べて絵を描くワークショップや、
野菜の“ヘタ”など、捨ててしまう部分を使って作ったスタンプで彩るオリジナルのカード作りなども予定しています。
詳細は検討中との事でしたが、大人も楽しめるような野菜の栄養講座も随時企画していく予定だそうです。
見て、触れて、味わって。野菜のプロ達の力が結集した「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」で、野菜の魅力を再確認してみてくださいね♡
【キユーピー株式会社】
「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」
●開業日:2022年5月29日(日) 11:30
●住所:埼玉県深谷市黒田字上反54
●電話:048-580-7550
●敷地面積:約17,600㎡
●営業時間※:<開門・閉門>平日:9:00~19:30/土日祝:9:00~20:30
<マルシェ>平日:11:00~19:00/土日祝:11:00~20:00
<レストラン>平日・土日祝:11:00~18:00(LO 17:30)
※営業時間は状況により変更になる場合があります。
●入園料:なし
●アクセス:秩父鉄道「ふかや花園」駅より徒歩約5分/関越自動車道「花園IC」より車で約4分
●駐車場:深谷テラスパークと共用で138台(無料)