「最後の商品」がわかるコスメ・化粧品の美容情報メディアLASELAによる調査

美容情報サイト「LASELA」では、20代~40代の女性1,032名を対象に商品購入に関するアンケート調査を実施しました。

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前回調査で、美容の悩みを解決できた商品ジャンルをたずねたところ、商品選びで失敗の経験を持つ人が7割いることがわかりました。今回はさらに掘り下げ、美容の悩みを解決するため商品を購入し、症状が改善されず悪化したなどの肌トラブルに繋がった経験、商品を選ぶうえでの基準、症状が改善した商品を購入したきっかけについての結果を公開します。

■調査概要
調査期間: 2022年4月10日~2022年4月23日
調査方法:自社調査(インターネット調査)
調査対象:全国の20代~40代女性1,032人(20~29歳:397人/30~39歳:420人/40~49歳:215人)

購入した美容商品で肌トラブルを経験したことがある割合は30.6%

美容の悩みを抱えている20代〜40代女性に、購入した商品が原因で肌トラブルに繋がった経験があるかについてたずねたところ、「ある」が30.6%、「ない」が69.4%となりました。3割以上の人が、購入した美容商品によって症状が悪化した経験をしていることになります。

また、「ない」と回答した人のうち、肌トラブルはなかったが、症状の改善には繋がらず商品に期待した効果を実感できなかった経験を持つ人は47.7%と、全体の半数近くを占める結果となりました。

美容商品を購入する際に重要視するポイントが「ある」と回答した割合は92.5%

続いて、美容商品を購入する際に、重要視するポイントがあるかをたずねたところ、「ある」の回答が92.5%と9割を超えました。ほとんどの人が美容商品を選ぶうえで何かしらの判断基準を持っているようです。

美容商品を購入する際に気にするポイントTOP3「成分」「自分の肌質に合う」「使用感」

重要視するポイントがあると回答した960人の女性に、どんな点かを重要視しているのか聞いた結果、最も多かったのは「成分」で32.1%、次に多かったのは「自分の肌質に合うもの(31.9%)」、3番目は「使用感(7.9%)」という結果になりました。

「成分」と回答した人は、「アルコールフリー」や「無添加」、「特定の成分が多く含まれているものを選ぶ」などの声が多くありました。また、「自分の肌質に合うもの」については、「敏感肌に優しいもの」や「乾燥肌向けと勧められているもの」など、肌のタイプ別に販売されている商品の中から自分に適したものを選んでいることが分かりました。

リピート購入3回以上の商品を使い始めたきっかけ1位は「家族・知人のお勧め」

最後に、ニキビの悩みを解決してくれたとして同じ商品を3回以上リピート購入している人に、その商品を購入したきっかけを聞いてみたところ、最も回答が多かったのは「家族・知人のお勧め」で23.3%でした。

「同じ悩みを持つ友達に相談したら教えてくれた」、「職場で肌がきれいな同僚に何を使っているか聞いてみた」「家族が使っていて効果があったと勧められた」等、実際に使って効果を実感している身近な人から紹介された美容商品が、悩みの解決に繋がっているケースが多いようです。次いで多かったのは「口コミ(19.6%)」で、購入検討中の商品について複数のレビューを見比べる、口コミでの評価が高い商品ほど期待を高く持っていることが分かりました。3番目に多かった「専門家のお勧め(14.2%)」については、美容スタッフや皮膚科など、専門家に相談した結果、自分の悩みを解決してくれる良い美容商品に出会えたという声がありました。

専門家監修:ニキビをケアする化粧水の選び方、ニキビケアの化粧水に関するQ&A
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