東海旅客鉄道株式会社(以下、JR東海)では、「そうだ 京都、行こう。」夏編を展開中です。29年目となる、2022年夏の「そうだ 京都、行こう。」TVCMは、二代目旅人・柄本佑さんによるナレーションで、建仁寺を舞台に「夏の京都」の魅力を伝えています。
今回は4つの「涼」を体感できるコンテンツが登場!
2年半ぶりとなる本CMの舞台は初登場となる「建仁寺」。建仁寺の本坊中庭であるこちらの潮音庭。中央に三尊石 、その東には坐禅石、廻りに紅葉を配した枯淡な四方正面の禅庭です。どの方向から眺めても美しい潮音庭を小書院の部屋影から眺めるという、「京都ならではの涼」の映像とともに「夏の京都」の魅力を伝える内容になっています。
これに合わせ、「京の涼さがし」をテーマに京都ならではの涼を楽しめる各種プロモ―ションも実施中で、<影の涼>・<風の涼>・<水の涼>・<怪の涼>と異なる4つの「涼」を体感できる観光コンテンツが用意されています。
<影の涼>は、建仁寺、天龍寺、常寂光寺、圓光寺といった名庭を有し、影が印象的な寺院の拝観を楽しめるプランをご用意しております。
<風の涼>は、4つの社寺に友禅柄をあしらった風車や風鈴を期間限定で設置し、目や耳で京都の風をより一層感じていただける特別な空間を演出しました。
<水の涼>は、初夏~盛夏の京都を彩る蓮の葉や、青もみじや苔などの「緑」と「水」が生み出す「涼」コンテンツを用意しました。
<怪の涼>は、人気の観光列車「ひえい」に怪談和尚としても有名な三木大雲氏を招き、1日限定の「怪談電車」イベントを実施します。夏の夜に怪談話を聞きながら、心からひんやりしていただきます。
そんな夏の京都の涼を感じられるプレスツアーに参加させていただきましたので、早速レポートしていきたいと思います。
<1日目>建仁寺
まず向かった先は、今年のCMの舞台でもある「建仁寺」。建仁寺は建仁二年(1202年)将軍・源頼家が寺域を寄進し栄西禅師を開山として宋国百丈山を模して建立された京都最古の禅寺です。
建仁寺には、江戸時代初期に活躍された俵屋宗達が描いた国宝「風神雷神図屏風」の高精細複製作品や、
小泉淳作が創建800年を記念して描いた天井図「双龍図」などの多くの文化財が展示されています。
境内には一面の白砂が大海を感じさせる大雄苑。目の前の法堂、そして巨岩が成す石組、白砂を眺めているだけで心が落ち着きます。
名庭として知られ、本CMのメインビジュアルとして採用されているこちらの潮音庭。青葉や杉苔に彩られ四方正面である禅庭を部屋影から”影の涼”を楽しむことができます。しとしとと降る雨は社寺の影からの光のみならず、目や耳でも涼を感じさせてくれました。
禅宗の四大思想を表現した◯△⬜︎乃庭。風通しの良い堂内の様々な庭園を眺めることができます。
そして今回、キャンペーンに連動した京都の涼を楽しめるコンテンツが登場しているんです♩コンテンツをいくつか体験させていただきました。
●「建仁寺」拝観と選べる京の名庭、ひんやりスイーツが楽しめる商品が登場!
こちらのチケットは「CM舞台『建仁寺』拝観と選べる京の名庭、ひんやりスイーツ」が楽しめるチケット。
この日は、天保3年創業、今年創業190周年を迎える京都・宇治のお茶屋「伊藤久右衛門」の抹茶パフェアイスバーをいただきました!以前にご縁があり、お取り寄せをさせていただいたことがあったこちら。やはり現地京都でいただくと美味しさは格別♡この立体感のある映えるアイスバー、可愛いですよね。実際に伊藤久右衛門の店舗でいただくことができるパフェをイメージしてアイスにしました!という商品なのだそうです。
オリジナル京うちわもセットになっていますよ。(「国宝 風神雷神図」柄または「かき氷」柄のどちらか1つをランダムにお渡し)
【対象社寺】天龍寺、柳谷観音 楊谷寺、常寂光寺、法金剛院、正寿院、松尾大社(庭園・神像館※境内は無料)、圓光寺
【対象店舗】伊藤久右衛門(祇園四条店茶房・京都駅前店)、祇園下河原page one、前田珈琲 室町本店、レストラン嵐山、らんでんや、茶匠 清水一芳園 京都本店、一乗寺中谷
【期間】2022年6月25日(土)〜2022年9月30日(金)
※施設により除外日あり
●「建仁寺」、「霊源院」 畳に寝転んで天井の龍を見上げる貸切特別体験
建仁寺法堂の天井いっぱいに描かれた壮大な「双龍図」と、2021年に中国人アーティスト陳漫(チェンマン)氏により奉納された建仁寺の塔頭寺院・霊源院に描かれた圧巻の「墨龍図」を畳に寝転んで見上げることができます。
建仁寺では一般拝観では立ち入ることのできない内陣にリクライニングチェアと畳が用意されているんです。頭上に大きく天井一面に描かれた108畳分にも及ぶ壮大な龍の水墨画は圧巻!!特別な場所、アングル、姿勢で堪能することができましたよ!
【開催場所】建仁寺、霊源院
【期間】2022年7月16日(土)〜18日(月・祝)、22日(金)〜24日(日)、8月27日(土)、28日(日)、9月23日(金・祝)〜25日(日)
●「建仁寺」で風神雷神図ミニ屏風づくりと文化財解説
多数の文化財を目にすることができるまるで美術館のようなお寺「建仁寺」で、和尚により数々の襖絵や屏風を特別にご案内いただけます。織物で作られた「風神雷神図屏風」(通常非公開)を一般拝観では入れない特別室に展示いただいたものもご案内いただき、その目の前で、風神雷神図ミニ屏風づくり体験ができます。
※ミニ屏風はお持ち帰りできます。
「本物の屏風づくりと工程は一緒です。」という本格的なミニ屏風キット。
早速組み立てていきたいと思います。
「風神雷神図」が A4サイズになって自宅に飾ることができるんです。本坊からお庭を眺めながら屏風づくりを行うことが貴重ですよね!切り出しから組み立てまで約30分ほどかかりましたが、工作自体が久しぶりすぎて夢中になってしまいました!庭園を眺めるのと同様、無心になれる時間を過ごすことができました。大人も子供も一緒に楽しめる、日本文化を存分に味わえる特別な体験ができますよ。
【開催場所】建仁寺
【期間】2022年7月31日(日)、8月21日(日)
●「建仁寺」潮音庭の見方がわかる!建仁寺産の呈茶つき解説
「潮音庭」「◯△⬜︎乃庭」「大雄苑」を庭園デザイナー烏賀陽百合(うがやゆり)さんの解説とともに鑑賞。
お庭鑑賞後には、開山の栄西禅師が中国から持ち帰ったとされるお茶を源流とする建仁寺産のお茶をいただけます。
宇治茶の「祇園辻利」、和菓子で人気の「鍵善良房」に企画協力いただいたのだそうです。お庭の見方やその楽しみ方を知り、お茶と縁の深い特別な場所でいただくその特別感を味わえます。
建仁寺が初めての方にも、何度も足を運ばれている方にも魅力的なコンテンツが揃っていますよ。
【開催期間】2022年9月19日(月)、9月25日(日)
【開催時間】1部‥10:00開始12:00頃終了予定、2部‥13:30開始15:30頃終了予定
【建仁寺】
●住所:京都府京都市東山区大和大路四条下ル小松町584
●拝観時間:10:00〜17:00(受付終了:16:30)
●拝観料金:境内無料、方丈・法堂600円
<1日目>こま井亭
夕食は、木屋町三条にある創業100年以上のすきやき専門店「こま井亭へ」。
京都といえば、夏は風を感じながら川床で食事をいただくスタイルが有名ですよね。こま井亭にも川床席があるのですが、この日はあいにくの雨だったので室内でいただくことになりました。少し雨が弱くなったタイミングで外に出てみたのですが、鴨川のその空気感や水の音にとても癒されました。
牛脂で焼き付け、白粗目(ザラメ)と濃口醤油のみで仕上げたこちらはまさに京都スタイル!
雌特有のやわらかさの旨味にこだわった近江牛、ザラメと醤油と相まっていい香りが立ちあがっていました。
あらかじめ溶いておいた卵に通しいただきます。霜降り肉の甘みを更にまろやかにしてくれる卵。口の中でとろけるような食感を楽しむことができます。
九条ネギや玉ねぎ、白滝や焼き豆腐なども加え、野菜の旨味や水分と共にすきやきを楽しみました♡
【こま井亭】
●住所:京都府京都市中京区木屋町三条上る大阪町532
●営業時間:17:00〜22:00
●定休日:毎週月・日曜日
※祝日の場合は営業
<1日目>THE GATE HOTEL KYOTO TAKASEGAWA by HULIC
今回の宿泊先は「ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC」。
最近よく目にするようになった“リノベーション物件”。こちらのホテルはなんと元京都市立誠小学校の校舎だったということで、エントランスには今もその名残があるんです。
今回宿泊した“Main”には、京都らしさを近代的なデザインで表現された、洗練された客室は6タイプからセレクト可能。
宿泊者限定の「Lounge&Patio」ではフリードリンクやスナックを楽しむことができるラウンジもあります。
最上階8F「Anchor Kyoto」には東山を一望できる開放的なオールディダイニングが。
明日の朝はそちらで朝食をいただきます♩
【THE GATE HOTEL KYOTO TAKASEGAWA by HULIC】
●住所:京都府京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310-2
2日目に続きます。
【東海旅客鉄道株式会社(JR東海)】
「そうだ 京都、行こう。」〜京の涼さがし〜
●期間:2022年6月25日(土)〜9月30日(金)