9月19日(月・祝)「敬老の日」をきっかけに、 Z世代の若年層が、日頃言えない祖父母への感謝や尊敬の気持ちを、花と歌(短歌)に込めて届ける機会を提供しようと、AIサポートによるメッセンジャーツール【花と歌】特設サイトが限定公開されました。
【花と歌】は、Dentsu Lab Tokyo、Dentsu Craft Tokyo、朝日新聞社メディア研究開発センターがそれぞれの技術とアイデアを活用して開発した短歌生成のためのAIサポートツールで、国産花き需要拡大推進協議会のアイデアをプラスし、若年層と「敬老の日」をターゲットに、9月の旬の花のイラストや花言葉を交え、プロデュースされたものです。さらに、一般社団法人 花いけジャパンプロジェクトが主宰する、渋谷パルコGAKU「花あそ部」とコラボレーションし、「敬老の日」前日の9月18日(日)に、10代の学生を対象とした【花と歌】特別授業を開催。気鋭の歌人・岡野大嗣さんを短歌の講師に迎え、短歌の本質を学びながら、思いを託す花を自らえらび、生けて、“歌を添えた花“を祖父母への贈り物として仕上げます。
古来から人々にとって、心を伝える手段であった【花と歌】という文化に触れながら、「敬老の日」の花贈りを通じて、世代を超えた新しい心のつながりを実感できる体験を提供します。
AIメッセンジャー【花と歌】特設サイト、9月1日(木)公開
特設サイトでは、「思い」を起点にした花えらびと、短歌づくりを提案します。祖父母との思い出と贈りたい花をもとに、短歌AIが作歌をサポート、選んだ花とつくった短歌を組み合わせた「花と歌」を、LINEなどで相手に贈ることができます。また、近隣の花店を探すマップ機能も搭載しています。日頃言えない気持ちや、言葉にならない思いを、花と歌の力を借りて伝えるお手伝いをします。
特設サイトURL: https://hana-to-uta.jp
公開期間: 2022年9月1日(木)~9月30日(金)
「花あそ部」特別授業【花と歌】~花いけと短歌で敬老の日に気持ちを贈ろう
9月18日(日)開催 @渋谷パルコgaku
「敬老の日」に向けて、10代の学生を対象とした、【花と歌】特別授業を開催します。歌人・岡野大嗣さんが「花あそ部」に初登壇します。
■イベント概要
日程: 2022年9月18日(日)
時間: ①11:30〜14:30 ②16:00〜19:00 (各回180分)
会場: GAKU(渋谷PARCO 9階)
対象: 原則10代の方、経験不問
定員: 各回10名程度 (追加募集中)
募集サイト: https://gaku.school/news/hanaasobu20220918/
参加費:無料
※コロナ感染拡大状況により、開催延期の可能性があります
※参加者には、事前に短歌に関するオンライン授業を受けていただきます
※GAKUのポッドキャスト「ガクジン」に岡野大嗣さんが登場されます(公開日:10/26前編・11/2後編)
■当日のプログラム
10代の参加者と共に、おじいちゃんおばあちゃんへ、ふだんは言えない気持ちを伝えるための「花と歌」をつくります。
「歌」のパート
歌人 岡野大嗣さんを講師に迎え、おじいちゃん・おばあちゃんとの思い出や記憶をたどりながら、自分だけの短歌をつくっていきます。AIサポートツール【花と歌】も活用しながら、自分の感じたことを、自分だけの言葉で表現することを目指します。
「花」のパート
おじいちゃん・おばあちゃんとの思い出や記憶、つくった短歌をもとに花をいけます。
“たて書き”で言葉をつむぐ短歌と同じように、花をえらび、立てる、“たて花”というスタイルで、自分だけの思いを表現していきます。出来上がった“たて花”と短歌は、そのままおじいちゃん・おばあちゃんへの贈り物として当日お持ち帰りいただきます。
短歌講師:歌人・岡野大嗣氏 プロフィール
歌人。2014年に第1歌集『サイレンと犀』、19年に第2歌集『たやすみなさい』(ともに書肆侃侃房)を刊行。18年、木下龍也との共著歌集『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』、19年に谷川俊太郎と木下龍也との詩と短歌の連詩による共著『今日は誰にも愛されたかった』、21年に第3歌集『音楽』(ともにナナロク社)を刊行。21年、がん経験者による歌集『黒い雲と白い雲との境目にグレーではない光が見える』(左右社)を監修した。関西の月刊誌「MeetsRegional」で「レッツ短歌!」連載中。 反転フラップ式案内表示機と航空障害灯をこよなく愛する。