カレーなどスパイスを使った料理は多くの人が大好きですが、みなさんはどのような飲み物と一緒に楽しんでいるでしょうか?意外にもスパイスを使ったエスニック料理には赤ワインがとても合います。カレーといってもインドカレーやキーマカレーと種類も豊富なので今回はメルシャンの赤ワインと合うカレーについてタイプ別にそれぞれご紹介します。
なぜカレーと赤ワインが合うのか?
ワインは、熟成中にブドウの果実や樽から様々な香りが現れますが、 クローブ、シナモン、ナツメグ、白コショウ、黒コショウといったスパイスの香りも多く含まれることから、カレーなどのエスニック料理との相性がとてもよいと言われています。また、カレーのお肉や油を使った主張のあるしっかりした味わいを、赤ワインのタンニンがすっきりさせてくれる、果実味でさらにふくよかにしてくれるのも口の中でバランスのいいマリアージュを生み出すポイントです。
ワインのタイプ別、マリアージュをご紹介
今回、カレーとのマリアージュを提案するワインはメルシャンのワイン。コンビニなどでも購入できるお手頃価格のワインも販売されていて、身近なブランドのワインです。
・「メルシャン・ワインズ ブレンズ パーフェクト・ブレンド レッド」
「メルシャン・ワインズ」は世界のつくり手との「共創」によって生まれる、今までにないワインの楽しさと魅力をお届けしたいと開発されたブランド。「メルシャン・ワインズ ブレンズ パーフェクト・ブレンド」は3月に発売し人気を集めている“ふたつの国のブレンドワイン”で、ふくよかなオーストラリア産ワインと華やかなスペイン産ワイン、原産国の異なる国のワインをブレンドし、日本人の嗜好や食卓に合う味わいに仕上げています。フレッシュなベリーを凝縮したようなフルーティな香り。果実味あふれるなめらかで深みのある味わいと穏やかな渋みの上品でバランスのよいワインです。
このワインにはマサラカレーのようなしっかりした味わいのスパイスカレーやキーマカレーのように肉感があるカレー、まろやか味わいの超濃厚な日本風のカレーに合います。
・おいしい酸化防止剤無添加赤ワイン ふくよか赤
コンビニでも購入できるお手頃ワインのこちら。酸化防止剤を添加せずに丁寧に造ったワインで、果実味のあるふくよかで濃い味わいが特徴です。このワインには辛さの強いスパイシーなカレーがぴったり。カレーのスパイスの香りと辛さをワインの果実味が和らげてくれます。
・フロンテラ カベルネ・ソーヴィニヨン
チリの名門ワイナリー「コンチャ・イ・トロ」が手がけるワイン。砂糖漬けのフルーツやプラムのアロマに、チョコレートのようなニュアンスで、口中はタンニンがバランスよく溶け合います。このワインはしっかりしながらもまろやかなタイプなのでお肉と野菜たっぷりのキーマカレーが合います。
・メスタ オーガニック テンプラニーリョ
赤い果実やローズマリー、リコリスの甘くスパイシーで洗練された香りが特徴の赤ワイン。このワインにはカレーではないですがお肉にチーズ、スパイシーなソースのタコライスがぴったりです。
白ワインにはグリーンカレーが合う
赤ワインではなく、白ワインが飲みたいという人におすすめなのがグリーンカレーとのマリアージュ。ほどよい辛みとまろやかな風味のグリーンカレーには、 ほのかな甘みをもった、みずみずしい味わいの白ワインが合います。
フレッシュな果物や花のアロマにわずかなハチミツのニュアンスの「フロンテラ モスカート」やアプリコットやカスタード・アップルの果実香と ともに、ヴァニラやトースト香が感じられるフレッシュな味わいの「カッシェロ・デル・ディアブロ ヴィオニエ」がおすすめです。
最近ではカレーなどのスパイス料理のテイクアウトの他に、ご自宅で本格的なスパイス料理を作って楽しむようになりました。そんな中、ワインとのマリアージュも一緒に味わってみてはいかがでしょうか。ワンランク上のお家時間が過ごせるかもしれません。