渋谷区は、ふるさと納税を活用し、渋谷区内を拠点に活動する認定NPO法人の支援事業を開始。今回、「フローレンス」を含む複数のNPO団体を渋谷区のふるさと納税の寄付先に認定しました。
フローレンスは、2004年に設立した日本の子ども、子育て領域の課題解決をする事業と活動をする団体。障害児家庭事業など10以上の事業活動を行う国内最大規模のNPO法人です。
11月1日、フローレンスをはじめとしたNPOの連盟組織と渋谷区の取り組みを発表するイベントが渋谷ストリームホールで開催されました。
渋谷区とNPOで社会の課題の解決に取り組む
イベント第一部では、新公益連盟創設者(認定NPO法人フローレンス会長)駒崎弘樹氏と渋谷区長長谷部健氏が登壇。
ふるさと納税は、本来地域社会の課題解決のために税額控除を利用して寄付ができるという画期的なシステム。
渋谷区は今回、公共性の高い複数のNPO団体を支援先として認定し、12/31までふるさと納税サイトを通じて寄付を受け付けます。
長谷部区長は「NPOの活動が社会にもたらす力に期待するとともに、本事業によってNPOの活動が活発化し、公益の増進や社会課題の解決につながると信じています」と意気込みを語りました。
JOYさん、わたなべ麻衣さん夫妻が語る社会貢献としてのふるさと納税
第二部では、タレントのJOYさんわたなべ麻衣さん夫妻とフローレンス会長の駒崎氏による「日本の子育て」をテーマにしたトークセッションが行われました。
JOYさんはこれまで、主に返礼品目的でふるさと納税をやっていたようですが、「社会貢献活動に使われるなら、意味を持ってふるさと納税できる」と今回の取り組みに共感を示していました。
妻のわたなべ麻衣さんも、「ふるさと納税が人のため、世の中に役に立つ、親子の力になると思うと、お互いに助け合っている気持ちになれて素敵な取り組みだと思う」と語り、実際にこどもを持つお母さんとしてのリアルな意見を聞くことができました。
あなたにもできる!こどもたちの支援
11月は児童虐待防止推進月間 。多くの方に共感してもらい、共に虐待のない社会を目指したいという思いで制定された取り組みの一つです。
JOYさんのいうように、これまで返礼品目的でふるさと納税をしていたという方も多かったかもしれませんが、今年は身近で簡単な寄付が叶う「ふるさと納税」であなたも何かしてみませんか?
あまり知られていませんが、実は1週間に1人虐待で亡くなる子どもが居るのが今の現実です。ふるさと納税で是非とも応援してほしいです。
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