品川インターシティで今年、3年ぶりに本格開催されることとなった品川国際映画祭。
イベント初日11月7日のセレモニーには、スペシャルゲストとして女優の井桁弘恵さん、映画コメンテーターとしても活躍するLiLiCoさんが登場。品川インターシティのイルミネーション点灯式も同時に行われました。
品川国際映画祭が開催されるまで
品川インターシティは1998年に完成し、来年でちょうど25周年。昨今品川も次々と開発されていますが、インターシティは開発の先駆け的な存在でした。主催となる日鉄興和不動産がそのインターシティで映画祭をやろうと考えたのは、品川・インターシティがさらに発展していってほしいという思いを込めて、そして、ここを起点にして新たなカルチャーを発信していきたいという強い思いがあったから。ショートショートフィルムフェスティバル&アジア、そしてシネマキャラバンの協力を得て、2018年、第1回目の品川国際映画祭が開催されました。
「2020年は残念ながらコロナ禍で開催できず、2022年春には実施することができましたがオンラインでの開催ということで、やはりリアルでやりたいという思いがありました。今回こそは是非リアルでやりたいという我々の強い思いのもと、関係者の方々のご協力を得て、今回の開催に至りました。」と語った日鉄興和不動産取締役副社長・三輪正浩氏。
今回は2019年以来、待望のリアル開催となります。
井桁弘恵さん・LiLiCoさんがトークセッションに登場!
トークセッションには、2018年から日鉄興和不動産のイメージキャラクターを務めている井桁弘恵さんと、ショートショートフィルムフェスティバル&アジアのアンバサダーも務めているLiLiCoさんが登場。
井桁さんがはじめに日鉄興和不動産のCMに出演したのはもう5,6年前で、新入社員役だったそう。「(それから時間が経って)成長した続編のCMも是非楽しみにしてほしい」、と語りました。
LiLiCoさんは来年公開の井桁さん主演『喜劇釜石ラーメン物語』が大きくなっていくよう応援していると話し、井桁さんは「(プロレスやジュエリーデザインなど)色々なことに挑戦しているLiLiCoさんのように私もなりたい」と言い、和気藹々とした雰囲気でトークが進みました。
冬の風物詩!イルミネーション点灯式
イベント後半、イルミネーション点灯式では、ゲストの2人と三輪副社長がカチンコを持ち、5秒前のカウントダウンののち映画祭らしく「アクション!」の掛け声とともに点灯。
LED約15万球を使用した品川インターシティならではのインパクトのあるイルミネーションに明かりが灯りました。
イルミネーションは2022年11月7日~2023年2月17日まで、毎日16時30分~24時の間点灯します。
品川国際映画祭・おすすめの上映作品
期間中、会場では日本の美を発信セレクションや人とのつながりを再確認するセレクションなど、バリエーションに富んだ幅広いテーマの計8プログラムを用意。
LiLiCoさんのおすすめ作品は『おじいさんのボート』(2020フランス)。
「この映画のラストシーンで感じたことで、少し違う気持ちで空を眺められると思いますし、少し違う気持ちでおばあちゃんやお母さんのことを想うことができるんじゃないかな。品川はオフィスも多いですし、会社帰りに素敵なショートフィルムを見て明日への原動力になればいいと思います。」と話しています。
人気のビールやフードが楽しめるキッチンカーも
キッチンカーで楽しめるのがイギリス・スコットランド発のクラフトビール「BREWDOG(ブリュードッグ)」。2007年から始まり世界各国で展開されている大人気のビールで、なんとホップを40倍も使って作られています。ラインナップは「HAZY JANE」「ELVIS JUICE」「PUNK IPA」の3種。
「HAZY JANE」はクセやしつこさがなくフルーティーさがありバランスがのよい味わい。若い女性に人気という「ELVIS JUICE」は濃厚な泡が特徴で、飲んだ後の爽快感が味わえる柑橘の口あたり。「PUNK IPA」はほのかなグレープフルーツの香りを感じつつも、インパクトのある芳醇な苦みでビールらしさを感じられます。
ビールのお供に楽しめるのがジビエドック(左/1000円)とケバブサンド(右/600円)。
ケバブといえばトルコのイメージがあるかもしれませんが、実はLiLiCoさんの出身地であるスウェーデンもケバブの国。移民が多いため、スウェーデンのピザといえば“ケバブピザ”というほどケバブだらけだそう。今回日替わりのキッチンカーで提供されているケバブは、LiLiCoさんがスウェーデンにいる時から探し続けていたソースや肉の味と同じだと大絶賛!
「ジビエ×キッチンカー出店」「キッチンカーレンタル」「都心RoofTopBBQ」を展開する飲食イベント事業「DEN Foods」とフィーチャリングした“ジビエドック”は、鹿肉や猪肉を使用したソーセージをパンに挟み、スパイシーなサルサソースやハニーマスタードソーをかけていただきます。臭みはまったく感じず、香ばしく焼かれたジビエソーセージからはコクのある肉のジューシーな旨味が。ほうれん草を練りこんだパンとも相性抜群です。
品川国際映画祭は11月12日まで。