お正月にあまりがちなお餅・黒豆・栗きんとん・伊達巻などの食材を美味しくリメイクしたアレンジレシピを厳選して紹介します。
毎年三が日が過ぎようとするタイミングで、お餅やおせちを余らせてしまう方も多いのではないでしょうか。食べ方のレパートリーが少なく、余った食材をどう調理してよいかわからないという声も。そこで今回は、お正月にあまりがちなお餅や黒豆・栗きんとんなどのお正月ならではの食材を美味しくリメイクしたアレンジレシピをご紹介しましょう。新年は美味しく賢く、お正月気分を味わってみてはいかがでしょうか。
【紅茶ぜんざい】
お正月のマストアイテムであるお餅。王道のあんことの組み合わせはそろそろ飽きてきたという方は、香りと風味に華やかさを加える「紅茶」をプラス!あずきとお餅の甘いとろーり感に上品で香り高い紅茶がマッチし、たったひと工夫で和スイーツが洋風スイーツに!おやつにも、朝食にも、夜のデザートにもおすすめです。
<材料>
リプトン イエローラベル:2袋
お湯:100g
ゆであずき(缶詰):80g
丸餅:1個
<作り方>
①ボウルにティーバック2袋を入れてお湯を注ぎ、1分ほどおく。
②1にゆであずきを加える。
③オーブントースターで丸餅を焼く。
④器に2、3をよそう。
【栗きんとんのハニーウーロンチャイ】
栗きんとんの甘くまろやかかな味わいに、トレンドのチャイをプラスした特別なデザートドリンク。栗きんとんの食感と濃厚な烏龍ミルクティーのコクのある味わいが贅沢な一品です。新年のばたばたでほっと一息つきたいときの自分へのご褒美としてもおすすめです。
<材料>
リプトン 烏龍ミルクティー用
特別ブレンド ハニーウーロン:1袋
水:60ml
牛乳:120ml
栗きんとん:80g
<作り方>
①耐熱カップにティーバッグ1袋、水、牛乳を加えて電子レンジ600wで2分加熱する。1分蒸らしてティーバッグを取り出す。
②耐熱カップに栗きんとんを入れ、1を注いでシナモンをふる。混ぜながらいただく。
【伊達巻ラスク&かまぼこチップス】
おせちに欠かせない伊達巻やかまぼこは、お惣菜として使われる機会がほとんどで、スイーツにリメイクするイメージがつかないという方も多いのでは。そんな伊達巻とかまぼこも、スライスして加熱、パウダーを振りかけるだけでやみつきのお菓子に大変身!
<材料>
純国産100%伊達巻 純 (大):1本
純国産100%御蒲鉾 純 (大):1本
抹茶パウダー:小さじ1/4
シナモンパウダー:小さじ1/4
カレーパウダー:小さじ1/4
コンソメパウダー:小さじ1/4
<作り方>
①伊達巻・かまぼこは、それぞれ2~3mmにスライスする。
②クッキングシートを敷いた天板に並べ、180℃に予熱したオーブンで15分焼く。
③湿気がこもらないよう、網にとって粗熱をとる。
④お好みで、伊達巻には抹茶パウダー・シナモンパウダー、かまぼこにはカレーパウダー・コンソメパウダーをふってできあがり。
【黒豆クリームと栗のスイーツサンド】
黒豆クリームと栗のスイーツサンドフルーツやジャムだけでなく、おせちであまりがちな栗や黒豆もクリームと一緒にサンドすれば、お子様もうれしいとっておきのおやつに早変わり。和食が続きやすいのお正月シーズンも、甘いサンドイッチで気分転換してみては。
<材料>
サンドイッチ用食パン:8枚
明治北海道十勝純乳脂:100ml
黒豆甘煮(市販品):80g
栗の甘露煮:4個
<作り方>
①フードプロセッサーに汁気をきった黒豆とクリームを入れ、クリーム状になるまで混ぜる。
②栗は1個を5~6等分に切る。
③パンは4枚に1を1/4量ずつ塗り、2を散らし、残りのパンをのせて挟む。
④ラップに包み、冷蔵庫で15分ほど置いてなじませて、十字に切り分ける。
【餃子の皮で“餅もち”パイ】
年末年始は家族や大切な人が集まって一緒にできる料理を作る頻度の増える季節でもあります。餃子もその代表格。もし買いすぎて少量余ってしまった餃子の皮があれば、同じく余った切り餅を組み合わせてデザートにもぴったりなパイを一緒に作ってみるのはいかがでしょうか。
<材料>
餃子の皮・直径10cmの大判:8枚
切り餅:1個
りんご:40g
くるみ:10g
シナモンパウダー:少々
バナナ・5cm:35g
板チョコレート・4かけ:15g
「パルスイート」:適量
「AJINOMOTO サラダ油」:大さじ1
<作り方>
①りんごは皮をむいて芯を除き、5mm角に切る。くるみは5mm角に切る。餅は8等分に切る。バナナはタテ4等分に切る。チョコレートは1かけを半分に切る。
②耐熱容器に1のりんご、「パルスイート」小さじ1を入れてラップをかけ、電子レンジ(600W)で1分加熱し、1のくるみ、シナモンパウダーを加えて混ぜる。
③餃子の皮1枚を広げて置き、中央に1の餅を1かけ、2を1/4量のせる。餃子の皮を半分に折り、フチに水をつけて留める。同様にあと3つ作る。
④餃子の皮1枚を広げて置き、中央に1の餅を1かけ、1のバナナ・チョコレートを1/4量のせ、「パルスイート」をひとつまみふって、餃子の皮を半分に折り、フチに水をつけて留める。同様にあと3つ作る。
⑤フライパンに油を熱し、3、4を入れて、両面こんがりと焼く。
【黒豆とバナナのホットケーキ】
朝ごはんやおやつにお馴染みのホットケーキも、いつもの工程に余った黒豆を加えれば、和テイストのスイーツに。黒豆だけでなくバナナも加えることで、お子様にもうれしい栄養満点のホットケーキに早変わりします。
<材料>
ケーキのようなホットケーキミックス:1袋(200g)
卵:2個
牛乳:1/2カップ(100ml)
バナナ(熟したもの):1本
黒豆(煮豆):40-60g
黒蜜(お好みで):適量
きな粉(お好みで):適量
<作り方>
①ボウルに卵と牛乳を入れて泡立て器でよく混ぜたら、ケーキのようなホットケーキミックスを加え、さらによく混ぜる。
②バナナは皮をむき、1cmの輪切りにする。
③1の生地に2のバナナと黒豆を加え、ゴムべらなどでさっくりと混ぜ合わせる。
④フライパンを熱し、3の1/4量(1枚分)を丸く流し入れ、弱火で3分ほど焼く。
⑤生地の表面にプツプツと小さな泡がでてきたら、裏返して2~3分焼く。
⑥皿に盛り、お好みで黒蜜ときな粉をかける。
おせちは毎年サステナブルやヴィーガンなど、様々な商品が登場していますが、余ったおせちの消費方法にもバリエーション豊かなリメイクレシピがあります。新年の喜びを最後まで美味しく味わえるお正月にあまりがちな食材のリメイクレシピの参考にしてみてください!