IBD患者様に国内62ヵ所のトイレを貸出し。患者様用アメニティや朝食テイクアウトサービスもスタート

ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツは、IBDへの社会理解の向上を目指す『I know IBDプロジェクト』に賛同し、国内62ヵ所のグループホテルで、IBD患者様に共用トイレのお貸出しを行います。さらに、 IBD患者様へ、あると安心な『IBD患者様用アメニティ』と、朝食ビュッフェを安心して楽しんでいただくために『朝食テイクアウトサービス』の提供もスタートします。

IBDとは炎症性腸疾患のことで、主に潰瘍性大腸炎とクローン病を指し、現時点では完治につながる治療法がありません。下痢や腹痛が主な症状であるため、トイレの回数の急増や、細かい食事への気遣いが必要となるほか、行動範囲や、対人関係が制限されることが、患者様の心理的ストレス、生活の質の低下へと繋がり、人生そのものに大きな影響を与える病です。ソラーレホテルズは、IBD患者様が安心して外出していただけるためのサポートの一環として、いつでも必要な時にホテルのトイレを利用できるよう、共用トイレのお貸出しをスタート。また、いざという時にあると安心な「IBD専用アメニティ」の提供も実施します。さらに、ご宿泊のIBD患者様には朝食をお部屋で安心して召し上がってもらおうと、「朝食テイクアウトサービス」も導入します。

【IBD患者様用アメニティ】IBD患者様のご意見を伺いながら、ウェットティッシュなどのアメニティをご用意しました。詳細はスタッフまでお問合せ下さい。
【朝食テイクアウトサービス】テイクアウト容器をご提供します。朝食ビュッフェから食べたいものを選んでいただき、お部屋でゆっくりお召し上がりいただけます。 
※ホテルの軒数は2023年2月現在のもので、今後変動する可能性がございます。
※朝食がビュッフェではないホテルなど、一部のホテルでは『朝食テイクアウトサービス』は除外となります。
※サービスの内容や提供については予告なく変更となる場合があります。

【I know IBDプロジェクトとは】
本プロジェクトの目的は、「見えない壁」ともいえる、社会が気づいていないIBD患者様を取り巻く様々な課題を明らかにし、解消に取り組み、さらにはIBDを正しく認知し理解する人が一人でも多く増えることで、社会全体のIBDについての理解を高めることです。IBD患者様を対象に行った調査では、7割以上の方が「日常生活に何らかの影響がある」と感じています※1。炎症症状による全身の倦怠感や睡眠への影響など、生活上の負担が大きくなることもあり※2-5、その象徴的な例として、半数を超えるIBD患者様が「外出時にトイレの場所を“常に”チェックしている」と答えています※1。このように、患者様の日常生活に影響する「見えない壁」の1つである外出時のトイレへの不安※6解消に取り組むプロジェクトを、「IBDを理解する日」が制定されている2022年5月に開始しました。以来、様々な企業・店舗の協力を得ながら、社会全体でのIBDの理解向上を目指しています。

*5月19日は、日本では「IBDを理解する日」、世界では“World IBD Day”として制定されています。「IBDを理解する日」は、日本国内におけるIBDへの理解を広げることを目的に、2013年にアッヴィ合同会社と患者団体 IBDネットワークが日本記念日協会に登録しました。
※1:株式会社QLife IBDプラス「IBD白書2020」」(https://ibd.qlife.jp/)
※2:A comprehensive review and update on ulcerative colitis,2019 Dec;65(12):100851. doi: 10.1016/j.disamonth.2019.02.004. Epub 2019 Mar 2.
※3:The Facts about Inflammatory Bowel Diseases. Crohn's & Colitis Foundation of America. 2014. Available at:https://www.crohnscolitisfoundation.org/sites/default/files/2019-02/Updated%20IBD%20Factbook.pdf.(2022年4月7日アクセス)
※4:Quality of Life in Inflammatory Bowel Disease: A Systematic Review and Meta-analyses-Part I Inflamm Bowel Dis. 2018 Mar 19;24(4):742-751. doi: 10.1093/ibd/izx100.
※5:Mehta F. Report: economic implications of inflammatory bowel disease and its management. Am J Manag Care. 2016 Mar;22(3 Suppl): s51-60.