マッチングアプリ「Omiai(オミアイ)」は、まじめな出会いや恋愛に関わる全ての人に向け、独自に行う市場調査や有識者への取材やデータを基に恋愛をひも解く「Omiai Report」をオウンドメディア「コイパスby Omiai」内にて連載しています。今回は、『男と女の恋愛経済学』と題して、前編ではデートに使う金額を調査、「20代は割り勘傾向」など支払い感覚の差が明らかになりました。後編では、「付き合うまでのデート数や費用」、「おごる・おごられる?の支払い感覚」など、気になるおサイフ事情を調査しました。
付き合うまでの1回あたりのデート代、20代女性は意外と1万円支払い、40代男性は8,000円しか支払っていない!
付き合うまでに、いったいどれだけのお金を使っているのか、 デートした回数と1回当たりのデート費から、年代別のコスパを分析しました(グラフ⑩)。20代女性は、付き合うまでにデートを6回も重ね、しかも1 回当たり10,000円も使っているという驚きの結果が判明しました。逆に、デート費もかけずに、すぐ付き合ってしまうというデータが出たのは40代男性。平均2.8回で付き合っているのは、コスパに長けた成功率とでも言うべきなのでしょうか。付き合うまでのデートの回数は、男女ともに3回が多いですが、それよりも多いのが「なし」という結果(グラフ⑪)。デートをせずに付き合った人が、3割もいることが判明しました。
40代男性は「交際は対等でありたい」と思っている
「おごる」「おごられる」の支払い配分に関しては、男女の意見は真逆の結果に。「デート費用の支払い配分についてで、そう答えた理由」(グラフ⑫)を見ると、40代男性は、「男性が多く支出するべき」という声が26%と多いものの、意外にも「交際は対等でありたい」が45%とダントツでした。女性の場合は、20代は「交際は対等でありたい」が48%で最多なのに対して、40 代では「恋人として大切にされているように感じる」が32%、「恋人には経済力があることを期待している」が28%と、男性へ期待や依存する声が増加。年齢と経験を積むことによって、男性への金銭的期待も高まっていくようです。
『男と女の恋愛経済学-前編-』で紹介した「デート費用についての、あなたの期待」でも、男女でくっきり差が出ていました。男性は「おごりたい」「多めに出したい」と考えている人が世代平均62.2%と多数なのに対し、女性はその逆で、「おごってもらいたい」「多めに出してほしい」が世代平均55.9%と高く、「おごりたい」「多めに出したい」と考える人は世代平均3.2%とごくわずかでした。
調査概要
調査名称:恋人との交際にかかる費用についての調査
調査期間:2022 年 8月2日~ 2022 年 8月9日
調査対象:都市部(東京、大阪、愛知、福岡)に居住する15~ 59歳の男女
調査数 :464名
調査方法:Webアンケート
■「Omiai Report」について*
これまでの出会いや恋愛にまつわる情報は、人の「感情」に起因する部分が大きいことから、実際の取材やデータなど、エビデンスを確立しているものが少なく、また、ある一定のターゲットやジャンルにセグメントされていることから、あらゆる世代、ジェンダーに発信するものは少ないように見受けられました。そのため「Omiai」は、こういった情報環境をより良いものにすべく、取材やデータ等のエビデンスに基づいた、より信頼性の高い情報を全世代の皆様に向け、提供してまいります。