パートナーとのお金事情に関する調査を実施/家計管理のために結婚前にやっておいて良かったこと第1位「夫婦で家計を管理するための口座の開設(12.8%)」

ソニー銀行では、結婚から3年以上経過している全国の30~40代の既婚者(男女)を対象に「パートナーとのお金事情に関する調査」を実施しました。

長い付き合いになる夫婦生活、夫婦円満のために今から話し合ってみるのは大事
※イメージ

夫婦生活においてストレスを感じること第1位は、家事や育児を抑えて「お金・家計(57.2%)」という結果に。半数以上のかたがお金・家計にストレスを感じていることがわかりました。さらに、お金・家計のストレスがないかたのうち約9割が、夫婦仲が良好であると回答し、お金・家計管理の成功と夫婦円満は密接に関係していることがうかがえる結果となりました。

【調査概要】
調査主体:ソニー銀行
対象:結婚から3年以上経過している全国の30~40代の既婚者(男女)
集計期間:2023年2月3日~2023年2月6日
実施方法:WEBアンケート

夫婦生活でストレスを感じるのは、家事・育児よりも「家計管理」!

家族生活においてストレスを感じること第1位は「お金・家計(57.2%)」で、半数以上のかたがストレスを感じていることがわかりました。第2位は「家事(47.8%)」、第3位は「育児(40.7%)」、第4位は「夫婦仲(家族仲)(35.2%)」という結果に。

夫婦仲についてうかがったところ、お金・家計にストレスを感じていないかたのうち、「夫婦仲が良好だと思う」と回答したかたは88.8%と約9割にもおよびます。さらに、お金・家計にストレスを感じていないかたは、感じているかたと比較して夫婦仲が良いと回答した割合が30%ほど高い結果になりました。これらの結果から、お金・家計のストレスの有無は夫婦仲に影響を与えるといえます。

家計管理におけるストレスや揉め事の原因あるある 
夫婦間の話し合いや家計の見える化が揉め事解消の鍵!

夫婦間において家計に関して揉めたことがあると回答したかたは56.8%と半数以上に。

また、家計について夫婦間で揉めたことがあるかたに具体的エピソードを聞いたところ、次のような「話し合いができていない」、「どちらかに管理を任せっきり」、「将来への不安」といったリアルな声が多くあがってきました。

一方、貯蓄ができているかどうかの基準で見ると、貯蓄ができていないかたで揉めたことがあると回答したかたは70.9%にもおよび、貯蓄ができているかたと比べて20%以上もの差があります。揉め事の原因は、「必要な貯蓄ができていない(20.2%)」、「収入に対して支出が多すぎる(19.6%)」が上位となりました。その他、「夫婦のいずれかに家計管理の負担が偏っている」「家計について考え方が配偶者と合わない」なども比較的高い割合を占めています。

一方、結婚前・現在において夫婦間で家計について話し合っていた(いる)かどうかを基準に、夫婦間の揉め事に関する設問の結果を見ると、夫婦間で家計について話し合っていた(いる)かたほど、家計について揉めたことがないと回答していることが明らかになりました。
これらの結果から、結婚前と結婚後ともに夫婦2人でしっかりと話し合い、実態をお互い把握することが重要であるとわかります。そうすることで貯蓄に繋がり、揉め事やストレスの軽減が期待できます。

家計管理成功・夫婦円満のために今すぐにやるべきこと

家計管理に関して結婚前にやっておいて良かったことを聞いたところ、第1位「夫婦で家計を管理するための口座の開設(12.8%)」、第2位「家計に関する夫婦間のルール作り(12.6%)」という結果に。また、貯蓄がうまくできていると考えているかたに、円満に家計管理できているコツを聞いたところ、次のような声があがってきました。

夫婦で使用している家計用口座を持っているというかたは77.2%(1つ+2つ以上)。うち2つ以上と回答したかたが47.0%と約半数という結果に。

まとめ

今回の調査結果から、家計管理の成功と夫婦円満のためには、家計用管理口座を開設し、夫婦間の家計ルールをつくることが重要であると言えます。さらに、口座の使い方としてはその口座にお金を夫婦それぞれ入れていくだけでなく、生活費や食費など項目ごとに負担を分けるのがおすすめです。また、家計用口座開設にはネット銀行の利用もひとつの手段です。ネットで簡単に収入管理ができるうえに、銀行によっては各種優遇やATM手数料無料などのお得なサービスもあるのもポイントです。

長い付き合いになる夫婦生活、夫婦円満のために今から話し合ってみてはいかがでしょうか。