ダメージを負った髪ほど、湿気でうねりやすくなる？！

例年６〜７月にかけて続く梅雨。この時期は、湿気によって髪のくせやうねりが出やすくなります。湿気によるうねりの原因について、株式会社ウテナの研究員に聞きました。梅雨の湿気に負けない髪を作るための対策と、おすすめアイテムをご紹介します。

ダメージを負ってスカスカな髪ほど、水分を吸収してうねる！

【なぜ湿気が多いと髪がうねってしまうの？】
毛髪を覆っているキューティクルは疎水性(水をはじく性質)を維持しています。しかし、毛髪がダメージを受けると、キューティクルが損傷し、はがれて開いた状態になってしまいます。すると、髪は水をはじきにくくなり、毛髪内部に水分が吸収されてしまうようになります。また、ダメージで毛髪内部の結合のバランスが崩れていると、入り込んだ水分は均一ではなく偏って保持されます。水分バランスが乱れることで、水分で膨張する部分と膨張しない部分が発生し、うねりや広がりが発生してしまうのです。

【湿気によるうねりを防ぐにはどうしたらいいの？】
キューティクルをコーティングし、ととのえることで、毛髪内部の水分バランスを保つことが重要です。ダメージを補修し、毛髪をコーティングするヘアミルクやヘアオイルを使用し、ダメージを与えない、ダメージをそのままにしないような日々のトリートメントをお勧めします。

摩擦や乾燥による髪のダメージを防ぐおすすめアイテム

〈ダメージ対策と寝やすさのいいとこどり、最新シルクキャップ〉
シルク100％で寝ている間の摩擦・乾燥ダメージから髪を守ってくれます。毛先だけを包み込むタイプなのでナイトキャップが苦手な方にもオススメ。シルクの枕カバーと併用すれば、髪全体を守ることができます。

〈髪の質感＊変わる！集中ケアトリートメント〉
ホームケアには珍しくウォーターとクリームがセットになった２STEP集中ケアトリートメント。髪質悪化の原因となる、くせ毛の「蓄積ダメージ」をケアすることで扱いやすい髪に。

ダメージケアしながら湿気をブロックするおすすめアイテム

〈湿気ブロック！くせ毛マネジメント処方のアウトバストリートメント〉
うねり・崩れ・ダメージに対応する”くせ毛マネジメント処方”で雨の日もまとまる髪に。ドライヤー前はもちろん、スタイリングの仕上げやコテ・アイロンの前にも使えます。

〈髪表面をコーティングするヘアオイル〉
内部補修のケアも大事ですが、そもそも髪表面をコーティングすることで水分の侵入を防ぐという手も。パサついて広がる髪もオイルでしっと
りまとまります。